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変人技術士の備忘録(別称:すいりき板改)

技術士の日々の思いつきを列記。
すいりき板は、出身研究室の掲示板(現在閉鎖)
専門用語を不定期掲載

年功序列と流動性

2020-06-21 14:49:17 | 散文

年功序列や流動性について、時折考えることがある。

思いついた事を整理しておく。

 年功序列を基本としている組織の一番の利点は、おそらく組織の秩序を保ちやすい事だと思われる。年功序列だと、クーデターや下剋上のような事が起きにくいので、上層部になれば楽になる。欠点は、実際の能力と本来要求される能力の差が大きくなる事だろう。この差は、上層部になれば、なるほど大きくなりやすい。この差、言い換えれば上層部の能力不足を組織運営の手法や仕組みで解消しようとする。ただし、これには限界がある。

 一方、年功序列でなく流動性の高い、言い換えれば実力本位の組織にすると、本来要求される能力のある人間にその職務を担わせる事が通常である。そうすると、その性質上、実際の能力と本来要求される能力の差は小さくなる。実力本位の組織の欠点は、能力を常に問われるわけで、構成員の入れ替わりが激しい。多分、クーデターや下剋上のような事が起きやすい。そういった観点では、組織の秩序を維持する事が難しい。実力本地の組織では、上層部が常に能力がある事を示す必要がある。

 個人的な感覚では、血縁や地縁を大事にすると年功序列になりやすく、理念を大事にすると実力本位になりやすいように思う。日本社会は血縁や地縁を大事にしているので年功序列になりやすく、米国だと理念を大事にしているので実力本位の社会になりやすいように思う。


Zeto to one(ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか)

2019-06-02 21:22:56 | 散文

 図書館で借りて読んだ“ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか”の感想を以下に記す。仕事の関係で読んだ本である。起業家として名高いピーター・ティールが書いているため、起業の指南書とも捉えられる内容となっている。書名の通り、ゼロからワン(何か)を生み出すための方法について書かれている。べき乗則を理解したうえで、未来を変えられる事に集中することが肝要と感じた。未来は分からないので、無から有を作り出す方法を完全に予測することは難しいように思う。完全に予測できないが、色々な方法論があり、その点は参考になる。改善に終始すると、世の中を変革する事は出来ないため、世の中を変革するような内容を考える必要があるという主張は理解できる。本書で書かれているこういった心構えや考え方、方法論が大事だと感じた。第11章等で、販売や営業の重要性を力説している点は、企業経営に長年携わっている著者ならではの文章であり、その通りだと感じた。最後に書かれている“ゼロから1を生み出すための第一歩は、自分の頭で考えることだ”は、至極当然である。

本書で書かれている考えで特に印象に残った記述は以下の通り。

スタートアップの原則。1.小さな違いを追いかけるより大胆に賭けた方がいい。2.出来の悪い計画でも、ないよりはいい。3.競争の激しい市場では収益が消失する。4.販売はプロダクトと同じくらい大切だ。

ベンチャーのリターンは、正規分布でなくべき乗則に従う(P.119)。我々の住む世界は、正規分布でなくべき乗則に従う(P.117)。べき乗則の例としては、ほんの数社の価値の価値が、ほかのすべての企業の価値をはるかに超える(P.117)。そのため、その数社に投資すべき。

どんなビジネスも答えを出すべき七つの質問(P.204)。1.エンジニアリング:段階的な改善ではなく、ブレークスルーとなる技術を開発できるだろうか?2.タイミング:このビジネスを始めるのに、今が適切なタイミングか?3.独占:大きなシェアがとれるような小さな市場から始めているか?4.人材:正しいチーム作りができているか?5.販売:プロダクトを作るだけでなく、それを届ける方法があるか?6.永続性:この先十年、二十年と生き残れるポジショニングができているか?7.隠された真実:他社が気づいていない、独自のチャンスを見つけているか?確かにこの質問に5つ以上は答えられないと、ビジネスで大きな成功を収める事は難しいと思う。

つまりゼロから1を生み出すことだ。そのための第一歩は、自分の頭で考えることだ。


Emperor Yang of Sui Sui (邦題:隋の煬帝)

2018-11-03 15:23:21 | 散文
 図書館から借りて読んだ“宮崎市定全集7”の感想を以下に記す。元々は、隋の煬帝を読みたいと思っていたが、近くの図書館においてあった本が“宮崎市定全集7”だったので、借りて読んだ。中国の中でも、民族の移動が重なり、稀にみる大混乱時代の南北朝時代の後を受けた隋について読みたいというのが当初の感想である。全集の中には、“隋の煬帝”のような一般向けの話だけでなく、“晋武帝の戸調式について”のような専門誌に投稿されている論文のような文章も入っている。全集7は六朝の副題の通り、六朝に関係する内容が集まっている。北周の跡を受けた隋が中国を統一できた要因は、南朝や北斉と異なり、武川鎮軍閥の自己保存という目標があった(P.260)という説明は印象的である。
 隋の煬帝に関して言うと、通説では暴君の代名詞となっているが、史実を紐解くと、通説程はひどくはないと書かれている。奢侈や高句麗への出兵は確かであるが、隋の高祖を殺害したといった内容は、煬帝を陥れるための作り話のようである。
人間である以上、昔も今も、考え方はそれほど変わらないので、歴史を学べば、現今の人の考えがある程度分かるという点が、個人的にはあると思っている。これは、著者の宮崎市定も別の著作で書いているところであり、現在の状況と照らし合わせて書かれている記述が散見されることからも伺える。
 隋代史雑考で、煬帝個人の力では打ち勝つことの出来ない大勢を見失って、歴史を個人に還元することの危険性を述べている点は印象的である。個々人の業績の集まった結果が歴史を作ったとも言え、特定の個人にその結果を帰属させることは確かに誤った考えに陥るように思う。
 煬帝に限った話ではないが、評判は、過度に増幅されて伝わる傾向があるようである。それからすると、いい評判も悪い評判も7割程度に減らして解釈した方がいいように思う。
 為政者や権力者や行う過度の贅沢は、結局は無力な人民が負担することになるという表現は、本書以外の宮崎市定博士の著作にも度々見える。他の歴史の本にも度々見えており、普遍的な内容だと思われる。

Secret of strength of Toyota(トヨタの強さの秘密)

2018-06-23 18:42:42 | 散文
 図書館で借りて読んだ“トヨタの強さの秘密 日本人の知らない日本最大のグローバル企業”についての感想を以下に記す。著者は酒井崇男で、前著の“「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論”を受けた内容となっている。主題は、トヨタが強いのは、TPS(トヨタ生産方式、Toyota Production System)ではなく、TPD(トヨタ流製品開発、Toyota Product Development)というものである。お客さんの需要に適した製品開発を、いかにトヨタが進めているかについて、述べられている。能力の優れた人間を主査(チーフエンジニア)として、製品開発を行わせるということが書かれている。主査に必要となる能力は広範かつ高度なため、実際には、能力のある社員を選抜し、経験を積ませながら、主査として製品開発をさせているようである。製品の出来は、結局は製品開発にかかわる人(主査)に決まってくるという表現も出ている。
 トヨタに対する否定的な意見を見かけることもあるが、日本の最大の企業として、長年にわたり、売上と利益という結果を出している組織の強みが感じられる本であった。製品開発に関わる技術者として、心に留めておきたい表現が多かった。
 P.246の表現を心に留めておけば、技術者としてよい仕事ができると思う。時折、意識するようにしたい。“結局TPDに関わる人の「ハタラキ」とは、最終的に価値のある設計情報やプロセス創造につながるアウトプットをどの程度作ることができているか、ということである。”設計情報とプロセス創造をアウトプットと位置付けることが大事であると言い換えられるように考えている。

World history 6(邦題:世界の歴史6 宋と元)

2018-03-31 20:39:32 | 散文
 図書館で借りて読んだ“世界の歴史6 宋と元”を読んだ。責任編集者の宮崎市定の見識の深さがわかる本である。北宋は、歴代の中国王朝の中でも、国土は狭いものの経済文化が高度に発展することがよく分かった。宋代の文化が、これまでの先進地域である西アジアを追い越している点は興味深い。経済の発展と軍隊の弱さ、宋の文民統制や外交の稚拙さは、現代の日本にも何やら共通点が多いようにも思う。

Schedule change(予定変更)

2017-03-20 18:32:02 | 散文
保有するクレジットカードの種類の予定を変えるつもりである。
山陽電車のIC定期をSMART ICOCAにして、PiTaPaを解約しようと思っていた。
どうやら、山陽電車のIC定期をSMART ICOCAにするのは出来ない模様。
ICOCAを山陽電車の定期にするのは、あまり利点がないように思うので、
PiTaPaの解約はやめておこう。

Target(目標)

2016-12-31 20:20:16 | 散文
最近掲げている目標を6つ列記しておく。

1.最近、7つの習慣の原版である英語の本を読んでいる。
あまり進んでいない。
まじめにやっても、2017年3月に読み終えるのが最良になりそうだ。

2.論文の作成
週に一回気が向いたときにしている状況になっている。
対外的な文章は、実は初めてなので、結構手こずっている。
何時になるかが不明。この調子でいくと、2017年3月投稿になりそうだ。

3.数値流体力学
思ったよりも進んでいない。これも何時になることやら。
まともに進められるのは、2017年4月以降になるかもしれない。

4.Compressor design and performanceを読む
地味に進めているが、いつ終わるかは不明。

5.クレジットカードの集約
これも地味にしている。
解約と申込みがすぐに出来ないので、
2017年7月くらいに終わりそうである。

6.意志力の向上
これも地味に進めている。
最近ジュースを飲む頻度を下げられたのは成果といえる。
選択した瞬間を振り返るようにしているものの、効果が出ているかは不明である。
ネットサーフィンの時間を計測するようにしたほうがいいように思う。

Rennovation2 刷新2

2016-12-15 20:35:12 | 散文
2014年12月にも書いていたクレジットカードの話し。

自分のカードは今3枚保有している。

2014年12月では書いていた内容とは少し変える予定。
最終的には、
クレジットカードは下記二種にする予定。
以前:Extreme Card、STACIA。
現在の目標:REX, Amazon Mastercard。

現在は、Extreme Card、STACIA、Benessecardの3種類なので、
現在の目標のカードはいずれも持っていない。

2017年8月頃に達成できる見通し。