だいじょうぶだいじょうぶ

今日一番嬉しかったこと、頑張った事、たくさんの感謝を込めて

突然に・・・

2012年04月29日 | たいせつな人
 たり  たり

ゴールデンウィークの日曜日、やっと朝の片づけが終わろうとしていた頃、
友人からの電話です。
いつもの調子で・・・ 「あのね・・・」
それは、「彼女の夫」そして、私にとって「無二の親友」の訃報でした。




彼の病気 を知ったのは、4年前の今頃でした。
何気なく明るく話す電話の向こうで、彼は、どんなに大きな不安を胸に秘めていたのでしょう・・・

いつも、いつも、前向きに病気に立ち向かっていました。
奥さんはじめ、娘さんたちの献身的な看護を受け、
いつも、穏やかな笑顔を見せてくれました。

昨年のお正月頃から、気管切開のため声を失い、
胃漏手術を受け、口から物を取ることが出来なくなりました。
そんな闘病生活の中でも、
家族に甘え、そして、家族はそれを優しく受け入れ、
明るい笑い声の響く毎日・・・
本人の希望通り、最後まで自宅での闘病生活でした。

今朝、痰が詰まった事を知らせるアラームが鳴ったので、
いつものように、取ってあげようとベッドに行ったら、
「もう・・・ 」

この病気には、「突然死」が、多々訪れる・・・
知識としては、知っていました。
でも、4日前に会った時には、
顔色も良く、ご機嫌さんで、
「一緒に還暦のお祝いしようね・・・」って言ったら、
まぶたをパチパチとさせて・・・ それが、彼の最後の意志の伝達の方法でした・・・
うっすら、笑顔を見せてくれました。
私が、帰る時には、かすかに手を振ってくれたと・・・
私には、そう感じました。

だいぶ暖かくなって、ちょっと、元気になってくれると良いなぁ・・・
初夏には、初めての「孫ちゃんも」生まれるし・・・
9月には、還暦のお誕生日・・・

頑張っていてくれたら、この難病といわれる病気も、
きっと原因が解明される・・・
何か、治療方が研究されるはず・・・
そう信じて、そう願ってきました。

夕べ、眠るときまでご機嫌で、
いつもより、ずっと加減が良さそうで・・・
そんな様子だったそうです。

身近な誰もが、どこかで覚悟はしていたと云うものの、
あまりにも、突然・・・

彼は、仕事はもちろん、ボランティア活動に精力的に取り組んでいました。
「60歳になったら仕事をやめて、
   ボラ協の理事長になって、ボランティア活動に専念する」
それが、若い頃からの彼の口癖でした。

沢山の友人を持ち、
大勢の人に愛され、
ちょっと我が儘で、
明るくて、面倒見が良くて、
いつも前向きだった・・・

若い頃から、
誰よりも身近で、
青臭い、政治や歴史や宗教や文化や・・・
いろんな話をして、
一緒に大人になってきた
大切な大切な、友達・・・

さよならを云うには、あまりにも・・・

久しぶり・・・ !!

2012年04月26日 | 趣味・習い事の話:いろいろ

  

年度替りの慌ただしい日々も、何とか大きな山を越え、

何となく疲れが溜まってしまったのか、はたまた不規則な気候のせいか、

体調のすっきりしない今日・・・  思い切って、ちょっとだけ小休止・・・ 

 

今年、還暦を迎えるにあたって、遣り残した事に再チャレンジ・・・!! と、云うことで、

母が「還暦記念」に買ってくれたこの「ミシン」・・・ 

全然、触る時間がないままに二月が過ぎてしまいました。

 

でも、今日、やっと初体験できました。

 

30数年振りの作品・・・ ポーチです・・・ 

 

 本当に久しぶりなので、三角屋さんの「キッド」で、お試ししてみました。

一針一針・・・ まるで手で縫うように、ゆっくりとミシンの針を進め、

昔やっていた事を思い出しながら、そんな時間を楽しみながら、

それでも、2時間以上時間をかけて・・・ 出来上がりました・・・ 

 

横から見ると、こんな感じ・・・

決して、上出来とは言えませんが、

昔、自分の着る  服は自分で縫っていました・・・ そんな、念願へと一歩近づきました。

 

オマケ・・・ これは、おそらく20年以上前に、学校用の教材屋さんを経営している友人がくれた裁縫箱です。

 小学生用の物・・・  

ずっと、実家の押入れに入れたままになっていましたが、

母のお引越しのための大掃除をしていて、見つけました。

 

一段目・・・ 鋏や針山、メジャーや尺、ボビンやボビンケース、指抜きやチャコペンシルまで入っています・・・  

 

二段目・・・ 刺繍糸や運針用布、引っ張り器まで入っています。

私たちが小学生の頃使って居たものとは全く違って  お洒落な感じです・・・

って事は、今の子供たちは、どんな「裁縫箱」を、使っているんでしょうね・・・

 

ちなみに、これは私の長年愛用してきた裁縫箱です。

長年といってっも、針を持つ事なんて、本当に   トキドキ・・・

でも、これからは、出番が多くなると良いなぁ・・・