
宮ノ下駅の紫陽花です。
このような紫陽花が線路の両脇にあって、紫陽花の壁を作ってます。
青だけじゃなく、白や赤紫、ピンクなど様々ですよ。
一夜明けて、ホテルの朝ご飯は美味しい。
メインダイニングでアメリカンブレックファーストです。
フレッシュオレンジジュース、焼きたてのクロワッサン、チーズオムレツ、ソーセージ、ヨーグルト(蜂蜜つき)をオーダー。
バイキングに比べると品数も少ないのにお腹いっぱい!
優雅な雰囲気でゆっくり食べるからかな~?
初めてフィンガーボール使いました(笑)(←温泉が入っているのか匂いがして温かった)
追加料金を出せばサラダやシェフお薦めの蟹オムレツも食べれます。
朝食後は庭の散歩をしました。

前日蛍を見た日本庭園です。
朝の散歩ができるゆったりさっていいなぁ・・・。
今日の観光はポーラ美術館から。美術館自体が素晴らしい建築美です。アプローチも中のガラスの屋根による明るさも良い


ちょうど今は「開館3周年記念展 ポーラ美術館の印象派 モネ、ルノワール、セザンヌと仲間たち」をやってます。8月28日まで無休ですよ。さすが私立美術館です。
展示されたモネの作品数はかなりのもので、収蔵作品の全てではないですが、「睡蓮」や「睡蓮の池」などの有名なものも出てます。
薄紅の色合いがなんとも言えない「国会議事堂 ばら色のシンフォニー」や日傘をさした奥さんを描いた「散歩」など、どれも優しい色彩が美しい・・・。
セザンヌの絵は今迄イマイチ好きでもなかったのですが、「ラム酒の瓶のある静物」という静物画に感動しました。
どうってことのない静物画なのに、どうしてかすごく感動するんです。うまく言えない自分がもどかしいです・・・。
ルノワールの人物画では、ばら色に頬を染めた女性の絵の優しく生き生きとした表情に感動!
ゴッホの3枚の作品は全てありました。正直なところ「草むら」はよくわかりません・・・。
(あれって、素晴らしいんですか?解説を読んでもイマイチ心に響きません。)
印象派展は展示内容も展示数もすごくて、時間が過ぎるのが早かったです。
常設展示のユトリロや平山郁夫作品も迫力でした!
ポーラ美術館では箱根ハイランドホテルのレストラン「アレイ」の食事が頂けます。
お昼ごはんはこちらの地鶏のコンフィと旬野菜のスープです。
朝ごはんをガッツリ食べたおかげで、お腹があまり空いてないけど地鶏のコンフィが食べたかったので、メインとスープオンリーと言う有りえないオーダー(笑)
店員さんの戸惑いなんか知った事ではないですが、やはりどちらもすごく美味しかった!
地鶏の皮がパリパリで香ばしい

箱根湿生花園にも行きました。
ここは母が行きたがった所で、正直あんまり私は興味なかったのですが、なかなか面白かったです。
広大な敷地で、様々な花が楽しめました。
中でもユリが綺麗でした~。
種類がいろいろあったけどよくわかりません(笑)
鷺草が好きなのですが、まだ早かったようで、一輪だけ見れました。
名前のとおりに真っ白で鳥のような優美な花です。
次は箱根ラリック美術館へ。
ここはガラス工芸で有名なルネ・ラリックの作品を集めた美術館で、小さな香水瓶から、ステンドグラス、カーマスコット、門の装飾にいたるまで幅広い作品がありました。
カーマスコットに関しては、愛知県のトヨタ博物館のほうが多いですが、同じ作品も見れます。
マスコットといってもジャガーのような感じではなく、かなり大きいです。
ラリックの作品は昆虫や花、動物などをモチーフにしたロマンチックなデザインで、細部にいたるまでの細密な装飾はため息ものです。
パリの邸宅の一室を移築再現した「ベル・エポックの部屋」は椅子やテーブルからシャンデリア、天井の模様カーテンなど、口を開けて立ち尽くすくらいでした。
外の池と庭がモネの睡蓮の庭を模しているのは不思議(笑)
こうして箱根を観光したわけですが、観光地として発展したためか、美術館や乗り物の費用がものすごく高いのが難点でした。
もちろんそれだけ払ってもいいくらいのクオリティーです。
公立の美術館なんかよりよっぽど内容はいいし、整備されていますが、いかんせん高い。
割引を駆使してもけっこうかかりましたよ

今回はホテル代がそんなに掛かってないですけどね。
帰りの小田原からの新幹線でこだましかなくて、新大阪まで面白いくらい時間がかかりました。
しかも新大阪で終点だったので、新神戸に行くのに乗換えなんですが、ホームが違うのに3分しかなくてダッシュでした。
階段のアップダウンに死にそうでした(母が)。
疲れたけど、いい旅行でした~
