久しぶりに図書館に行きました。
薬がなくなったので病院に行くついでに、試験も近づいてますので勉強しようかと・・・。
わたくし、基本的にはルールを守る「良い子」なんだなと思いましたよ。
専門書の階での机は指定席で、カウンターで受け付けてもらってからでないと使えないんです。(これは皆守ってました)
で、自習は禁止です。
図書の閲覧と、それを基にした作業(学習)のみに使用で、持参資料での勉強だと追い出されるらしい。
そんなん書いてたって受験勉強してる人もいるんやけどね。
見回りになんか来ないんやけどね。
でも「良い子」なので、自分の勉強道具出せない(笑)←小心者とも言う。
そんな感じで予定にはないけど読んだ本。
1.「MUSEUM DESIGN」これは著者名控えるの忘れた上、ネットでは探しきれなかった・・・。
黒川紀章さんが手がけたオランダのファン・ゴッホ美術館の2号館(別館?)が紹介されてた。
去年鹿児島に行った時に泊まったホテルもこの方の設計でした。吹き抜けの中に小さなガラス張りの教会が綺麗でした。
いつも行っている新神戸オリエンタル劇場やシアタードラマシティの舞台裏が、どのくらいの広さで、どうなってるかも知れて面白かった。
東京には面白そうな演劇スペースがたくさんあって羨ましい・・・。
東京駅に「東京ステーションギャラリー」があるのは知りませんでした。
東京駅自体が辰野金吾という日本の近代建築の有名な方が設計されてるので、ここも同じくこの方の作品です。ちなみにステーションホテルも同様です。
美術館は建物自体が美しく芸術的でないと見る気がしないよね~。
かといって税金の無駄遣いは・・・ね?
建築デザインの中でも階段に焦点を当てた本。
階段と言うものの持つ宗教的意味合いも解説されていて興味深い。
たくさんの作品のなかでも、エバ・ジリクナという方のデザインが好きだな~。
この本のほとんどがガラス(あるいはアクリル板)と金属の組み合わせで、返って木を使ったものは2点くらい。
ジリクナさんのものもガラスと金属を使用した螺旋階段だけど、細部を繋いだところや、手すりのフォルムが優美です

ガラス板のダイアモンドパターンも綺麗。
全6巻の1~3を見ました。
これは前から欲しいけど買えない、買っても置き場所が無い本でした。
ゆっくり見れて良かった。
明治編(1・2巻)の洋館は、建物全体が洋館ではなく、一部のみだったり、イメージだけで作ったような和洋折衷が多いです。
正直なところ悪趣味。
当時の外国の方はどう思ってたのか・・・。
ジョサイア・コンドルのような専門の外国人建築家に頼んだり、留学したり大学で学んだりして知識を深めた日本人建築家が出てくるようになると「洋館」になってます。
施工主と建築家の関係や、施工主の経歴・社会での位置づけなども同時に知れて、写真も綺麗なので楽しい本です。
え~と何しに図書館行ったんだっけ?

ちなみに私の受ける試験は「建築士」や「インテリアコーディネーター」ではありませんよ(笑)