goo blog サービス終了のお知らせ 

TAKE IT EASY

☆のんびり、ごろごろ日常日記☆
※愚痴満載blogになりつつあります(泣)

「緑陰の雨 灼けた月」

2005-10-12 22:32:36 | 
4061821482緑陰の雨 灼けた月―薬屋探偵妖綺談
高里 椎奈
講談社 2000-09

by G-Tools


先日からの続き5巻。
学校の怪談と、犯人が探偵側というある意味アリガチだけど事件が1つじゃないからイイか・・・というお話。
あと、本当の朴念仁は誰かという感じか。


どうでもいいけど、学校の怪談話は全国的にオリジナリティがないと思う。
ハナコさんはいったい何人いたんだ?
銅像が走って何になるのか。

それはともかく、学校に関する事件では有り得ない事が多すぎだった。
病気の妹を学校に隠しとくのも、そのための地下室も、『友達』として連れて来た生徒を最終的にどうするかも、全部ムリでしょ?
いくらなんでも学校ってそこまで無防備か?
誰かは使われてない部屋とか空間には入ってみたくなるものでしょ?(少なくとも私はそうだ)

「曖昧な絆」は、友達関係って大概そんな感じかと・・・。
他人には「友達」と言うよりも「>」の力関係が付いたように見えても、本人たちにはそうじゃないこともあるのかなぁ。
「友達」ってカテゴリーは難しいね~
まさに曖昧。
境界線なんてないもの。



第1章の題名「悪巧みは木の上で」と同タイトル名の漫画が結構好きでした。
あれも不思議話だったか・・・。


「金糸雀が啼く夜」

2005-10-10 13:58:33 | 
4061821318金糸雀(カナリア)が啼く夜―薬屋探偵妖綺談
高里 椎奈
講談社 2000-05

by G-Tools


先日の本の続編4巻です。
大雑把すぎる纏めだと、泥棒で探偵で妖怪昔話。
誰かに「頼られたい、認められたい、傍にいたい、嫌われたくない、変わらずこのままで」そんな思いが登場人物につまった話だと思う。
そういう精神を強くも弱くもする気持ちは誰にでもあって、でも他人との関わりの中で上手くいかないことが多い。そこからどうするかは本人次第というところでしょうか・・・。
見透かされたようで苦しくもなりますね(苦笑


カバーの折り返し、「著者のことば」

---『永遠』『不変』『完全』とはどんなものか、知っていますか?一見難しくて奥が深くて途方もない夢の様ですが、実は誰もが知っていて、なろうと思えば誰もがなれるのです。全ては自分の心一つ。でもなりたいとは思わない。だって退屈でしょう?けれど、これも私の心一つ・・・・・・。
あなたの金糸雀は啼きますか?

作者の伝えたい事が集約されていたのだと思う。
『永遠』『不変』『完全』、どれも実現してもらっては困る。
それでもほんの少し、求めてしまう時がある。
弱さなのか、「人」らしさなのか・・・。
金糸雀はまだ啼かない、啼けないかな。


「悪魔と詐欺師」

2005-10-08 20:46:56 | 
4061821059悪魔と詐欺師―薬屋探偵妖綺談
高里 椎奈
講談社 1999-12

by G-Tools


シリーズ第1巻はかなり前に買ったのに、今迄続きを買ってなかった上に、2巻は読んでないよっていう物の第3巻。
シリーズ物の順番を飛ばすなどは私からすれば有り得ないのですが、読まずに実家に送ってしまったものはしょうがないので。

事件が重なって起きて、最後に大きなのが来る話(大雑把過ぎ)
記憶にある限り第1巻は探偵小説っぽくはなかったはず。
今回はファンタジーと言うよりは探偵小説っぽいテイストでした。
どうやら謎掛けは完全に解いて見せてくれるタイプの作家さんではナイご様子。
それもまた良い感じになってるラストですね。
「こうなんだよ」って全部見せてくれるのも好きですが、ちょっとくらい考えるのも良いですね。
とかいいながら、まだ理解できてないんですが(笑)

以前なら必死で「答え」を考えていたんですが、最近はそのままにしておく事も多くなりました。
「おとな」になったのか?
だとしたら悲しいことです・・・。


主役3人(ヒトじゃないけど)の「リベザル」をずっと「リザベル」だと思い込んで読んでました。
登場人物の同じ間違いがなければ、きっといつまでも勘違いしたままです(笑)
リザベルじゃ女の子だよ・・・。

お料理本

2005-10-01 00:03:37 | 
パリのお惣菜屋さんのレシピ―見ているとおなかがすいてくるおいしいメニュー上野 万梨子 レスパース 4579204611

古本屋で見つけた一冊です。
殆ど写真だけで購入を決めた(笑)
題名のとおり見ているとお腹がすいてくるんですが、はっきり言ってどこで手に入れるんだかわからない食材もあります。
今は欲しければ大概の食材はお取りよせができると思いますが、食材をお取りよせしてまで料理を好き好んでしたいと思いません。

デザート類とスーパーで買える食材でできる物を、そのうち作ろうと思います。
あくまでそのうちです。
作らないまま、写真集扱いになるかもしれません(笑)


「王妃の館」

2005-09-05 22:49:22 | 
408747707X王妃の館〈上〉
浅田 次郎
集英社 2004-06

by G-Tools


なんとなく買ってみて、久しぶりにすごい勢いで読めた本でした。
経営が危ない旅行会社とパリの老舗のホテルが共謀して、ホテルの部屋を2重売りしてツアーの客を集めるお話。
高級な[光]と安価な[影]のツアー団体の二つが一つの部屋を使い、はちあわせしないように誘導していく。
でもどちらのツアーの参加者も、ツアコンもワケありで簡単にはいかない。
太陽王ルイ14世の絡んだ「王妃の館」の歴史と混ぜながら進む話が意外と読みやすい感じです。

ルイ14世とホテルの話が実話なのかどうかはわかりませんが、実話だったら絶対王政のシステムへの印象が変わるなぁと思います。
絶対王政の時代の王様ってもっと自由なのかと思ってたのですが、国を守るために自分を決まり事で縛って、そうすることで周りを従わせるというのはしんどいだろうな。
料理人の話も重要なポイントなので、食事と言うものの人生における重要性も考えさせられましたよ。
[光][影]ツアーの人たちの誰一人として、共感できる人がいないのがなんとも言えなかった(笑)
結末もありえなさ過ぎて、綺麗に終わられるよりは良かったかな~(コレで綺麗に終わってるってことなのかもだけど)
暇つぶしにはいいお話でした。

「リセット」

2005-08-10 19:27:48 | 
4101373280リセット
北村 薫
新潮社 2003-06

by G-Tools


北村薫氏の<時と人の三部作>の一つです。
同じく三部作の一つ『スキップ』をキャラメルボックスの舞台で見て、原作を読んだのがきっかけで買いました。
『スキップ』はファンタジー的な要素を持っているのに痛すぎるほどのリアリティに溢れてました。50代ぐらいの人が読むともっと感じるでしょうけど。
この『リセット』もそうでした。
第二次世界大戦直前から話が始まり、現在で終わる。
ちょうど終戦記念日が近い事もあって、戦争についてのドラマやドキュメンタリーが流れている今読むとよりリアリティが増した気がしました。
それでも経験したことのない世界であることに変わりはないし、経験せずにすんでいることは幸せです。本や映画の中であるだけの物であって欲しいことです。現実はそうではないですけど・・・。
ノンフィクションではないけれど、戦争の色々な痛みを知ることが出来る話だと思います。


時を越えて巡り会う。生まれ変わっても思い出す。
詩と歌と本が結ぶ思い。
こんな風に深く思い合える人と出会えたらと思う。
そして同じように一生に何度もは見れない流星群を一緒に見る二人のように、同じ風景や奇跡を共感できたら・・・。


「ボクの音楽武者修行」

2005-07-23 15:16:52 | 
4101228019ボクの音楽武者修行
小澤 征爾新潮社 2000

by G-Tools


世界的指揮者である小澤征爾さんが24歳で渡欧し、指揮者として確立し、2年後に日本に戻るまでの日記のようなエッセイのような本。

26歳の時に書かれたものだからなのか、率直で若々しさが漲る文章だと思う。
当時の様子を読むと、日本の中でのことにしても、ヨーロッパやアメリカにしても今とは全く違うわけで、あの当時に情熱だけで1人世界へ出て行けるというのはすごい事だと思う。
これがノンフィクションだというのが驚きだ。
もちろんそれだけの努力や苦労もあるけれど、2年という短い期間での指揮者としての確立は難しいはずだから・・・。

素晴らしい人たちの作り出す音楽を目の前で聞く事ができ、そしてその人に師事することができることの喜びが溢れている。
そして、絶えず力になり続けてくれる家族と、国内外の友人たちへの感謝も。

たぶん、音楽にかける情熱は今でもこの本を書いた頃とかわらないんじゃないかな。
今なら目の前でこの人が作り上げる音を聞ける。
「いつか」と先延ばしにしていると後悔するだろうね。
見たい物、感じたい物はできるだけその時に・・・。
先を急ぐわけではないけど、この本を読んでいてそう思った。

図書館

2005-07-16 19:51:16 | 
久しぶりに図書館に行きました。
薬がなくなったので病院に行くついでに、試験も近づいてますので勉強しようかと・・・。

わたくし、基本的にはルールを守る「良い子」なんだなと思いましたよ。
専門書の階での机は指定席で、カウンターで受け付けてもらってからでないと使えないんです。(これは皆守ってました)
で、自習は禁止です。
図書の閲覧と、それを基にした作業(学習)のみに使用で、持参資料での勉強だと追い出されるらしい。
そんなん書いてたって受験勉強してる人もいるんやけどね。
見回りになんか来ないんやけどね。
でも「良い子」なので、自分の勉強道具出せない(笑)←小心者とも言う。

そんな感じで予定にはないけど読んだ本。

1.「MUSEUM DESIGN」これは著者名控えるの忘れた上、ネットでは探しきれなかった・・・。
黒川紀章さんが手がけたオランダのファン・ゴッホ美術館の2号館(別館?)が紹介されてた。
去年鹿児島に行った時に泊まったホテルもこの方の設計でした。吹き抜けの中に小さなガラス張りの教会が綺麗でした。

430604338X2.演劇のための空間SD編集部鹿島出版会 1995-08by G-Tools


いつも行っている新神戸オリエンタル劇場やシアタードラマシティの舞台裏が、どのくらいの広さで、どうなってるかも知れて面白かった。
東京には面白そうな演劇スペースがたくさんあって羨ましい・・・。


43950045203.美術館建築案内―建築デザインを読む奥平 耕造彰国社 1997-02by G-Tools


東京駅に「東京ステーションギャラリー」があるのは知りませんでした。
東京駅自体が辰野金吾という日本の近代建築の有名な方が設計されてるので、ここも同じくこの方の作品です。ちなみにステーションホテルも同様です。
美術館は建物自体が美しく芸術的でないと見る気がしないよね~。
かといって税金の無駄遣いは・・・ね?

48828225554.現代建築家による階段のデザインキャサリン スレッサー Catherine Slessor 乙須 敏紀産調出版 2001-05by G-Tools


建築デザインの中でも階段に焦点を当てた本。
階段と言うものの持つ宗教的意味合いも解説されていて興味深い。
たくさんの作品のなかでも、エバ・ジリクナという方のデザインが好きだな~。
この本のほとんどがガラス(あるいはアクリル板)と金属の組み合わせで、返って木を使ったものは2点くらい。
ジリクナさんのものもガラスと金属を使用した螺旋階段だけど、細部を繋いだところや、手すりのフォルムが優美です
ガラス板のダイアモンドパターンも綺麗。

40626148125.歴史遺産 日本の洋館〈第1巻〉明治篇(1)藤森 照信講談社 2002-10by G-Tools


全6巻の1~3を見ました。
これは前から欲しいけど買えない、買っても置き場所が無い本でした。
ゆっくり見れて良かった。
明治編(1・2巻)の洋館は、建物全体が洋館ではなく、一部のみだったり、イメージだけで作ったような和洋折衷が多いです。
正直なところ悪趣味。
当時の外国の方はどう思ってたのか・・・。
ジョサイア・コンドルのような専門の外国人建築家に頼んだり、留学したり大学で学んだりして知識を深めた日本人建築家が出てくるようになると「洋館」になってます。
施工主と建築家の関係や、施工主の経歴・社会での位置づけなども同時に知れて、写真も綺麗なので楽しい本です。



え~と何しに図書館行ったんだっけ?
ちなみに私の受ける試験は「建築士」や「インテリアコーディネーター」ではありませんよ(笑)



「博士の愛した数式」

2005-07-04 20:32:32 | 
410401303X博士の愛した数式
小川 洋子
新潮社 2003-08-28

by G-Tools


今迄読んだ事のない部類の本でした。
事故の後遺症で記憶が80分しかもたない数学者と、家政婦さんとその子供のふれあいを描いた話です。
事故の前の時間から80分しか記憶できない。これは80分で全てがリセットされるということ。
何をしても、誰と会っても最大で80分後には消去される。
それでも3人は親愛の関係を築いていく。

歴史上の数学者と阪神の選手名しか出なくて、主な人物でも名前はない。
それでも全く不都合はなくて、だからこそ子供のニックネームである「√」が映える。
素数や聞いた事のない数式がたくさん出てきますが、正直理解できませんでした・・・
美しい数字ってなんだろう・・・。
理数系が苦手なのでわけ解りませんが、「博士」たちが数学を美しく、楽しいものだと思っているのが伝わってきます
じわ~っと暖かくなりました。
曖昧なままに最後まで明かされなかった未亡人と博士の関係も、そうだからこそ良い話で終わってると思います。

ミステリーでもエッセイでもないのは久しぶりですが、いい本でした

「君の夢 僕の思考」

2005-06-21 19:45:57 | 
4569664040君の夢僕の思考―You will dream while I think森 博嗣PHP研究所 2005-06売り上げランキング : 3,648Amazonで詳しく見る by G-Tools


森博嗣さんの小説からの一節の抜粋と写真・コメントで構成されてます。
使われた一節はご本人が選んで拾ったものではありませんが、写真はご本人の撮られたものです。

森さんの作品は多く読んでいる方だと思う。
この本に抜粋されたものの元は「臨機応答・変問自在」以外は読んでいる。
「臨機応答・変問自在」も本屋でぱらっとくらいは読んだ。
どういうシチュエーションで、誰が発した言葉か、または誰の思考かはほとんど覚えてる。
こんなにたくさんのものを抜き出しているのにね。
それだけ心に残っているんだろう。
心に突き刺さっているって言ってもいいかも。
自分の中に確かに存在しているのに、纏まらないで言葉にならない思考が表されたような気がした。
もちろん全てがそうではない。
いくら尊敬しているといってもいい人の言葉でも受け入れられない、少しも共感できないことはある。
当たり前だけどね。
ま、それも時が経って、いろんな人のいろんな考えの海につかれば、変わるかもしれない不確定な思考だけど・・・。
今の自分の思考をより強く表すもの、考えさせるものが彼の作品だと思う。


* * * 『自分 The I 』(『有限と微小のパン』より)* * *

意識と思考。
それだけだ。
つまり、それだけが、個人であり、人間。
それだけが、自分。
それだけが、一人。


『話し言葉で読める「方丈記」』

2005-06-03 21:22:23 | 
4569664059話し言葉で読める「方丈記」
長尾 剛

PHP研究所 2005-06
売り上げランキング : 88,065

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



内容は題名そのまんまです。
3大随筆の一つ「方丈記」を現代語訳で読めると言うもの。
単に現代語訳してあるのではなく、元の文にはないその時代の背景だとかを織り交ぜてあるので、鎌倉時代初期の京の様子などがわかりやすい。

古典を「難しい」と決め付けて敬遠する人へと向けた本のようですが、まず古典を難しいものと捉える人は古典に興味がないのと大して変わらないと思う。
だから手にとるのは古典が好きなひとであって「敬遠してる」人ではないかと(笑)
私は古典が好きで、特にこの「方丈記」が好き。
高校生の頃までは前文を暗唱していた(今は半分くらい)。
このなんとも言えない「無常観」がいい。
川の流れを見ると冒頭の「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」からの一文を思い出す。

今思えば中学生が心惹かれる一文ではないと思う・・・
いろいろあったけど、世の無常にまで達観ですか(笑)
「平家物語」の前文も、「徒然草」も好き。
うわ~渋すぎ!(笑)
漢文も好きでしたね。杜甫の「春望」が特に。

感想ですが、正直、だいたいの「方丈記」の内容を知るにはいい本ですが、原文のリズムなどがわからなくなってます。
原文にあった言葉のリズムの滑らかさが好きな人には合わないかな。
一度コレを読んでから、原文を読んだら楽しく読めるかもです
「方丈記」の話は随筆なので内容は難しくないので面白いです。



本当は小林恭二さんの「電話男」(電車じゃないよ)か、一之瀬泰造さんの「地雷を踏んだらサヨウナラ」を買うつもりだったのにね。立ち読みしちゃった。
森さんの「君の夢 僕の思考」はまた来週にでも・・・。

買っちゃった・・・。

2005-05-27 23:30:44 | 
ネットで漫画を大人買いですよ・・・。
20冊ばかし・・・。
いいかげん自分でもどうかと思うんですよ。
下手にお金持たせるのは良くない子です(何歳だよ)。
本棚に入りません。
どうしよう・・・。
今本棚に有るものを売ろうかとか考えます。

英語の本を買うつもりだったんですけど、どこでどうなって漫画買っちゃってんの?
どこかのブログで見たんだと思うんですが、教科書で学ぶ英語とか言うのだったと思う。
なんか面白そうだったんで。
建築巡りの本も欲しかった。路地裏を散策する感じでワクワク感がたまりません!
なのに、
漫画買っちゃってんの・・・アレ?

そういや、試験のための参考書もそろそろ買って勉強しなきゃ
趣味の本ばっか買ってる場合じゃないんですよ。
年とともに試験勉強って苦手になるなぁ。
集中力が足りないのかな?(それ以前の問題かと・・・)


「黒蜘蛛島」

2005-05-15 22:53:04 | 
今日の読書
433407541X黒蜘蛛島
田中 芳樹

光文社 2003-11-01
売り上げランキング : 19,311

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



カナダを舞台に最強美人女王様の涼子様と下僕の泉田君が悪を踏み潰す話。(だと思う)
シリーズとしては3作目か4作目?
出版社が違う所からも出てると順番がわからなくなる・・・。
2003年の秋出版だから結構前なのに、何故読んでなかったのか不明。
実家にあったので持ち出した一冊。

小難しい事を考えないでサラッと読める、暇つぶしにはもってこいの本。
(注)褒めてます、これでも。
国民の税金の行方が多いに気になりますよ。
現実にいろんな意味不明なことに使われてるんで、こういうのもあるのかもねって思える。
で、涼子さんのお部屋は自費ですか?公費ですか?

虫が嫌いな自分には最後の方はきつかった・・・。
巨大蜘蛛が出っぱなし。
想像したら鳥肌が。
そういや、銃弾でも大丈夫な蜘蛛がサーベル1本でって無理が無いですか?
それにベリッと剥がれて蜘蛛に戻るんやったら、人面の状態関係あんの?傷つけられて怒ってたけど・・・。
同じように剥がれてしまったら、どうやって人間になるの?
どうやって人の姿乗っ取るの?

突っ込みだらけですが、考えちゃいけません。
それがこのシリーズだから(笑)



ココ最近の読書傾向が固まってる感じ。

1.主人公は美人で精神・攻撃力ともに強い女の人。
2.パートナーは美形の男の人(やや尻に敷かれてる)。

ま、強い女の人が憧れってことか?


「のだめカンタービレ」#12

2005-05-13 20:03:06 | 
4063405443のだめカンタービレ #12 (12)
二ノ宮 知子

講談社 2005-05-13
売り上げランキング : 440

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



笑えるクラシック漫画の12巻です。
出たばっかりなので、ネタばれない程度に・・・。
今回は「真一君、変態の森にようこそ」、「黒木君、現実を知る」な感じ(笑)
相変わらず笑えました。

えと、武満徹さんって有名なんですか?
初めて名前も聞いたこともない人の曲出てきた・・・。
すごい派手なタイトルの曲だ。
レンタルできるかなぁ。

あ~、オーケストラを生で見たい。
目先のことにとらわれすぎて毎回手ごろなのを逃してます・・・。
¥5000くらいで知ってる曲を聞きたい←ド素人だからわかんない。


そういればGWに、実家に帰ったついでに兄のマーラーのCDをもらってこようとしたら(承諾なし。)、消えてた。
帰省の目的の一つだったので、かなり残念(笑)


「ミステリなふたり」

2005-05-12 19:33:52 | 
今日の読書
4344406168ミステリなふたり
太田 忠司

幻冬舎 2005-03
売り上げランキング : 132,393

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


刑事の妻、イラストレーターの夫の二人が主人公のミステリーの短編集。
妻が捜査の煮詰まった殺人事件の話を夫にして、夫が解決の糸口を妻に教えて、解決する。
仕事の場では強面の奥さん。
8歳年下の家事が趣味の旦那さん。
夫はよく妻に押し倒されてる。
そんな話。

テンポが良くて、あっという間に読めた一冊です。
キャラが立ってると読みやすいですね~。
「職場では恐いけど、旦那さんには甘えん坊な奥様」・・・男の人に多いんじゃないの?ってキャラですね(偏見ですか?)
「家事全般をやってくれて、優しく、美形で、仕事も順調で、子供っぽくもない旦那様」・・・いるか~こんな人!(ノ-"-)ノ~┻┻
いたら結婚して欲しいけど(笑)

最後の短編はオチとトリックが解ってしまったので「あーやっぱりね~」とも思いましたが、10編あって全然解けないのも悔しいので、まぁいいか(笑)

太田さんの本は実家にたくさんあるんですが、手をつけてませんでした。
理由は簡単、「表紙が好みじゃないから」それだけです。
普段、ジャケに拘りはないんですけどね。
シリーズ物の表紙の子供向けアニメ絵な感じがどうも・・・
漫画じゃないんだし、カバーすればイイだけの話やけど、食指が動かない(変な言い回し)
今回ちゃんと読んでみて、文章の運びとかは好みだったので読まず嫌いは良くないなぁと思いました。