WF-1000XM5について随分前に購入したものですが、半年以上使ってみてこれは良い出来だなと感じましたのであらためて紹介しておきます。完全ワイヤレスイヤホンと呼ばれるものらしく、そうスマホやパソコンとの接続をケーブルで繋ぐのではなく、Bluetoothを利用して音を出します。またノイズキャンセリング機能が強化されたらしく魅力的で、購入せずにはいられませんでした。これの前は確かとXM2かいうSONY製を使っておりました。
◆外観
ケースがもっこりとしていてなんだか可愛らしい黒いかまぼこのように見えます。このケースは充電用途としてとても重要なのでなくさないほうがよいです。本体については以前より大きくなっていて、ただし耳から外れにくい機構に改善されたため安心です。防水機能はありませんが防滴適応なんだそうです。だからお風呂とかでは使用不可で、雨にぬれる程度なら使用可能なんでしょう。今回も色は黒を選択しています。白とか嫌じゃないですか。汚れが目立ちそうだしね。
◆通信安定性について
これはBluetoothのバージョンアップによって(V.5.1かな)途切れることが少なくなりました。以前使用していたSONY製のX700?はV.3.0くらいだったので、携帯電話の通信規格と干渉してぶつぶつ途切れたり、左右非対称の出力だったりと非常に不愉快でしたが、今どきは干渉しない通信となっており、左右の通信も対照を保っています。ここは重要なポイントです。
◆電池の持ちは?
これは自信をもって、「良い」といえます。公式ではノイズキャンセリング機能をONの状態でも8時間は持つそうなので、通勤に片道1時間程度しか使わないから全く問題ありません。僕にとってワイアレスイヤフォンは、らじるらじる専用機器となりつつあって、通勤のともとして活躍しています。ケースへの充電はUSB-Cなので安心です。
◆音質は?
さて…僕が音質なんて分かるはずもなく、偶にハープシコードやピアノ楽曲をYouTubeで聴くだけなので正直言って判断しかねます。ただしよく言われるのはプラグ式のコードのあるイヤーフォンの方が音質に優れていて、嘘かほんとか知らないけれど、その道のプロはプラグ式を使ってるとのことです。確かに知り合いのピアニストはプラグ式使ってましたけど、本当のところはどうなんでしょうね。
他にもハイレゾ音源対応で360度なんとかとかマルチポイント対応とか書いてありますが、使っていません。通話もできるんですが、通勤時間帯に電話がかかってくること殆ど無いので、以前のXM2とこれであわせて3回程度経験はありますが…ラジオの邪魔されるのが嫌なので、すぐにかけ直すからと返事してラジオを聞き続けていた気がします。当然かけ直しはしませんでした。
◆ノイズキャンセル機能はどう?
これですね。これがあるから僕はいつでもSONY製の完全ワイヤレスイヤホンを使っているのです。この機能についてSONYさんは以前から積極的にバージョンアップを重ねて来たようで、本当に雑音(ノイズ)が消えます。以前はあまり消えませんでしたが、1000XM5になってから劇的に効くようになりました。まああまり多用はしませんが、電車に乗っていまだとKindle読みながらぼんやりラジオに聞き入る際にこの機能は最高に役立ちます。逆に多用すると他人に迷惑かけることがありますのでご注意を。特に現在新宿駅地下街工事中で人の流れがおかしくなっていますから、他人の足音・注意音、警告など聞き逃す可能性があるわけです。
左側のイヤフォンを1回タップするだけで、ノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替えができます。
◆まとめ
半年前の製品なのでいまさらどうこう書いたところでなんの影響もないのですが、WF-1000XM5は最高によろしい。今までの完全ワイヤレスイヤホンにありがちだった弱点が消えています。同時に雑音も消えますので最高の心持ちになったりします。SONY製品が好きだったり、耳からうどん垂らすのがいやな方にはどうぞとおすすめしたい一品です。
2024/09/08 15:19 湯沢町 Pad6