8月25日に属している研究会の複言語・複文化ワークショップが終了しました。
第6回目になる今回のワークショップでは、
複言語・複文化を生きてきた子どもと親のこれまでの体験ストーリーを聞き、
複数の言語・文化環境で生きる人間が持っている能力や、
複数性をリソースとして目指す能力について考えました。
私は今回は語り手のファシリテーターとして
参加しました。
研究会で「語る意義・聞く意義」のワークショップをすると耳にした時、
私が一番に話を聞きたいと思った方がいらっしゃいます。
私と同じく子どもを海外で長年育てている母親のFさんです。
その方のSNSなどで目にしていたお子さんのお話が以前から心に残っていて
今回のワークショップにピッタリではないかと思いお願いしました。
Fさんとはワークショップ当日までに3度インタビューを行い、
メールなどでもやりとりを重ねてきました。
最初は「何も語ることなんてない」と仰っていましたが、
国の移動を繰り返しながらの子育て、
国や学校を移動するごとに起こる出来事、
それに対峙する家族の姿勢など、
そこには「普通の子たち」が複言語・複文化環境で育つことから起こる物語がたくさんありました。
いつもお子さん一人一人に寄り添い全力でサポートしているFさんの姿。
同じような環境で子どもを育てる母親として、
子どもに共感する態度や
時に厳しくしながらも絶対的安全地帯である姿など
見習いたいことがたくさんありました。
「故郷って何?」「故郷がない」と言うお子さんたちに
「親のいるところが故郷、あなたたちの故郷は、移動する故郷よ。」
そう答えていると仰った、この一言もとても印象に残っています。
私も、そうでありたいです。
第6回目になる今回のワークショップでは、
複言語・複文化を生きてきた子どもと親のこれまでの体験ストーリーを聞き、
複数の言語・文化環境で生きる人間が持っている能力や、
複数性をリソースとして目指す能力について考えました。
私は今回は語り手のファシリテーターとして
参加しました。
研究会で「語る意義・聞く意義」のワークショップをすると耳にした時、
私が一番に話を聞きたいと思った方がいらっしゃいます。
私と同じく子どもを海外で長年育てている母親のFさんです。
その方のSNSなどで目にしていたお子さんのお話が以前から心に残っていて
今回のワークショップにピッタリではないかと思いお願いしました。
Fさんとはワークショップ当日までに3度インタビューを行い、
メールなどでもやりとりを重ねてきました。
最初は「何も語ることなんてない」と仰っていましたが、
国の移動を繰り返しながらの子育て、
国や学校を移動するごとに起こる出来事、
それに対峙する家族の姿勢など、
そこには「普通の子たち」が複言語・複文化環境で育つことから起こる物語がたくさんありました。
いつもお子さん一人一人に寄り添い全力でサポートしているFさんの姿。
同じような環境で子どもを育てる母親として、
子どもに共感する態度や
時に厳しくしながらも絶対的安全地帯である姿など
見習いたいことがたくさんありました。
「故郷って何?」「故郷がない」と言うお子さんたちに
「親のいるところが故郷、あなたたちの故郷は、移動する故郷よ。」
そう答えていると仰った、この一言もとても印象に残っています。
私も、そうでありたいです。
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