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「こちら、庶民派グルマンズ!!」

将棋にお酒、飲食&労倦。庶民派グルマンズリーダーがお送りする飲食中心の徒然ブログ。

渋谷 讃岐うどん じゃぶかま にウドン以外も食べてみる!

2006-09-21 | 外食(麺類)
渋谷の讃岐うどんの店「じゃぶかま」に行ってみた。実のところ、この店はOPEN次の日に偶然入ったら美味しかったので、それいらいボチボチ利用させてもらっている。

基本的には「讃岐うどん」の店なのだが、どうしてどうして、お酒も美味しいヤツを揃えていて管理もしっかりしているし、夜になると毎日直送の魚の料理が出てきて、ちょっとした居酒屋風になるのだ!

で、実の所私はいぜんこの店で「マゴチ」を食べ逃してしまった。てっきり、定期的に入荷していると思ったので、またの機会に食べようと思ったのだが、この「マゴチ」と言うのはなかなか良いものが入るときが少ないんだそうだ。

「マゴチ」はどうやら中国で言う「薬魚」で、中国、明代の書物にコチは「五臓を補う薬魚」とされ、栄養満点なんだそうです。

年中取れる魚見たいですがどうやら旬は夏のようです。東京よりも関西で食べられることが多いらしく瀬戸内のコチはまーまー有名です。でも、その割りに私たぶんいままで食べたことがない・・・身は弾力があって「夏のフグ」ともいわれるぐらい、刺身で美味しい魚だそうです。名の由来は、公家や神官が正装時に持つ「笏(こつ)」に形が似ているからだそうで、コツがなまってコチになったと言う説と、骨が結構ある魚だから、そのコツがなまってコチになったと言う説。笏とは、聖徳太子が手に持っているあの板のことだそうです。http://www2.biglobe.ne.jp/~t-iwata/horyuzi.htm

http://www.shunmaga.jp/zukan/gyokairui/kochi/kochi.htm

と、まあ、そんなこんなで、我々が「コチ」を食べないわけにはいかないでしょー!

そんなある日、連絡が入って「コチ」が入荷した!との事。残念ながら刺身に出来るぐらいの大きさのマゴチではなくてメゴチ。正確にいうと、いわゆる「薬魚」とされているのとは種類が違うのですが、とりあえず何はさせておき、食べに行ったわけです!!

と、言うことで写真1枚目が「メゴチのテンプラ」です。

早速食べる。

ミゾベー「バクリ!!」

・・・

・・・

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!」

いやー、これは美味いですよ!!この量で680円なので、決して安い部類に入るものではありませんが、もはやこの料理は割烹料理屋で食べるような高級な味です。衣はサックリで、中はジューシーで、魚の旨味がタップリ!!

思わず「----ッ!!」

と、しばし無言になりそうな味です。

本当に美味しいものを食べたときって、しばし沈黙しませんか?

とにかく、美味しいです。

で、お酒も注文したのですが、ここのお酒はしっかり管理されていて美味い!!私は日本酒が大好きです!でも、酒飲みなので、日本酒を通常の寝酒に使っていると、いいお金になるし、日本酒は結構次の日に残ることも多いし、栓を開けたら飲みきらないと、次の日には味がかなり落ちています。

お酒をグビグビプハーとやりながら、調子に乗って少し奮発・・・メバルの煮付けなんて頼んでしまいました。

うーん、なつかしい!!子供時代には結構釣りに行ったりしたなー。メバルやチヌ、アイナメ、キス・・うーん、そんな釣った魚を母ちゃんが煮付けにしてくれたなー・・あれは美味かった。なんか久々に釣りに行きたくなってしまう・・

と、言うことでこのメバルの煮付け!!1500円だ。結構するがボリュームもあって、また、この香りがなんともいえない食欲を掻き立てる・・

早速食べる。

バクリ!!

・・・

・・・

ミゾベー「くー!!・・美味い!!」

もはや、この煮つけの味付けは絶品だ!!それとも、最近私がこういう料理を食べてないから、こういう「煮付け」みたいなのが美味しく感じられるのか・・それとも歳を取ったからか?

しかしながら、この煮つけのホコホコ&シットリした感じに、ちょっと濃い目の味付けが絶妙だ。これも完全に割烹料理屋クラスの味。普通の割烹料理・・って書いてあって、そういう店で一人1万円ぐらいで、食べる時に出てくるメニューの一つであっても十分通用するレベルだ。考えれば、ここの魚料理は「その日に取れた魚」を直送で送ってきてもらっているので、どんな魚でも料理出来なければいけない・・たぶん、ここの料理長只者ではない。

ちなみに、写真3枚目は、いわゆる「鯛の中の鯛」・・美味しんぼとかに出てきたりしますが、この骨が鯛に見えるんですね。実は鯛だけにあるものではなくて、メバルにもあります。この「鯛の中の鯛」・・・まあ、「メバルの中のメバル?」を、財布の中に入れておくとお金が貯まるそうです。

しめは、ざるうどん。うどん本来の味わいを重視するなら、ざるが一番だ!増量してもお金一緒なので、増量で注文。バクバク平らげてしまった。

映画UDONも始まった事だし、かなりこの店は、メディアで紹介されだしてきている。なにせ、私が行った時に、テレビ撮影とかしていた事が2回もあった。きっと、有名店になると思っています。シメにうどんを食べることで結構お腹がいっぱいになるので、こんな魚料理を頼んで、お酒を飲んでも4000円ぐらいでしたー!ぜひとも、うどん&魚好きは行って見て下さいー!!



讃岐うどん じゃぶかま 渋谷店に行く!

2006-08-26 | 外食(麺類)
今日もじゃぶかまに行ってきた。なんというか、ここの店はいい店だと思う。うどんを食べるだけの飲食店としても利用できれば、お酒を飲む居酒屋的な店としても利用できる。

だが、本日行ってみると、「瀬戸内直送の魚」と言う日替わりのメニューがあった。

これは、面白い!何回も店に行ってるために、店長が覚えてくれたのか話しかけてくれた。どうやら、毎日瀬戸内海の魚を送ってもらう事になったらしい。これで面白いのが、「漁師さんと直接やりとりして、その日取れた魚を直送してもらっている」らしいのだ。

つまり、市場から魚を指定して送ってもらっているのではなくて、あくまでもその日に取れた魚を送ってもらっている。

漁師さんは取れた魚を送ればいい。店側は取れたものは買い取るので、その分割安で・・と、言う話だ。こういう契約方法は、安くするためのノウハウのひとつみたいなものだ。たとえば、何か商品があるとしよう。「1年間継続して、これだけ買うことを約束するから、今の金額よりも20%引いてくれ」とか、言う感じだ。売る側としては、やはり「安定して売れる」と言うのは魅力で、だったら20%ぐらい引こうか・・と、いう事も考えれる。

この漁師さんだって、この魚は買う。この魚は買わない・・って、なると、取る魚を選ばなければいけないし、それなら、値段をあまり安くしたくはないだろう。取れたものを買い取る!と、言う前提があるからこそ、漁師は安心して漁に出れる。

だけど、ちょっと考えてもらいたい。つまり、「どんな魚が取れても買う」という事は「どんな魚でも料理できなければいけない」ということだ。

これは、ちょっとやそっとのクラスの料理人では無理だと思う。そもそも、うどん屋だから、うどんの技術はすごいかも知れないけど、魚料理出来るの?と、思ってた。

でもって、アナゴを注文。

早速食べる。

ミゾベー「では、アナゴらせていただきます!」 パチリ ←割り箸を折りました。

アナゴを、

パクリ!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

こいつは美味いぞ!!

アナゴがプリッとしていて、タレの香ばしさとあいまって、絶品の美味しさだ。いわゆる、関西系のアナゴの味だ。関東は一度蒸してから焼くので、フンワリやわらかい。http://www.greenfoods.co.jp/dictionary/03-01miwakekata.html逆に関西系のアナゴの料理方法は、蒸さずに焼くので、プリッとした食感になる。これはもう、好みの差だ。私はどちらも美味いと思う。でも、寿司のアナゴは関東系の方がいいかなー。

とにかく650円だったかな・・それぐらいの値段で、この味は絶品だと思う。

次に、ニシ貝だ。知らない人も多いかも知れないが、正式名称はアカニシ貝。サザエをも少しホロ苦くしたような味で、日本酒好きにはたまらない一品だ。私は、リンク先の一番小さいサイズのようなものを想像していた。実は、私の弟はかなり海が好きで、素もぐりで、コブシ大ぐらいのサザエを取ってきたりする。その弟がニシ貝も取ってくるのだが、やはり、サイズは小さかった。なかなか大きいのは取れないのだ。http://www.kakiyamakaisan.com/kikaku/nisikai.html

ところが、注文して出てきたニシ貝は、リンク先の1番大きいぐらいのサイズだった。こいつはすごい。これで、600円だ。これは、安いですよ!!味も最高!!ホロ苦い味わいと、独特の甘み・・なんというか、コリコリと噛み締めれば噛み締めるほど、甘みがジワーと出てくる。これなんか、割烹料理屋で980円でも、十分通用する味わいだ。

そして、3枚目の写真が「あなご飯」だ・・だったかな・・とにかく、アナゴとトロロが乗っている。380円だ。写真では大きそうに見えるが、実際は茶碗サイズだ。そして、これも、美味かった!!いやあー、絶品だ。トロロのトロトロした食感とアナゴの香ばしさが、ぜんぜん喧嘩をしない。これは美味い!

と、思っていたら、店長が来て「このアナゴ飯は、昼に出していたんですが、かなり人気になりまして、作るのに手間がかかりすぎるので、ランチタイムからは泣く泣く削除したんです。」と、話に来てくれた。

んでもって、少々店長と会話。いろいろ店の話を聞いたが、とても、情熱的に語ってくれた。うどんに対するこだわりから、魚の直送・・美味しいものを少しでも低価格で食べてもらいたい・・と、言う情熱に満ちている・・こんな方の店が続いてほしいなーと思った。

だけど、多くの場合は、こんな情熱を持ってやっている店が、結局辞めるハメになってしまい、効率と便利さをかね合わせたチェーンが残ったりする・・最近のチェーンは味も上等なので、すごいと思うのだが、私としては、このように情熱を持って店がチェーンにつぶされるのはちょっとショボーンとしてしまう。

取れた魚を買い取る。と、言う契約の元、毎日魚を直送してくれる。しかし、それが売れなければ、在庫で残る・・毎日、毎日、それが増えていけば・・と、考えると、安く仕入れるのも結局、その代償としてリスクを背負うことになるのだ。

まあ、そんな事をチョット考えながらも、さいごのシメの「ざる」を頼んだ。何回もここのざるを食べているが、やはり美味い。これが580円だから、立ち食いのうどんとかで、380円払うなら、200円多くてもこっちを食べたいような気もする。そもそも、腹持ちが違うので、なんか立ち食いうどんを2杯食べたようなドッカリ感があるし・・

結構うどんで腹も満たされるので、居酒屋的利用でも、最後のシメでうどんを頼めば結構安価に食べれると思う。

いや、いい店だと思います。ぜひ食べに行ってください。


渋谷 讃岐うどん じゃふかまに食べに行く 

2006-08-13 | 外食(麺類)
渋谷センター街の讃岐うどん屋じゃぶかまにまた行ってきました。http://r.gnavi.co.jp/b091100/
ここのうどんは美味しいと思う。いわゆる讃岐うどんだ。かなりモチモチ&ドッカリしている。東京でよく食べるうどんは、どちらかというと、麺をずーっと救い上げると途中で「ぷつん」と切れてしまう。でも、讃岐うどんはそんなことはありません。どこまでも持ち上げることが出来る凄い麺です。

なんか、東京麺通団http://www.mentsu-dan.com/index.html#profileとか言う方々が凝りに凝った麺を提供しているらしい。そして、プロデュースは、あの食にうるさいと評判の勝谷誠彦氏だ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E8%B0%B7%E8%AA%A0%E5%BD%A6まあ、彼の文体等に賛否もあるが、それは、今回飲食とは直接関係はないと思うので、触れないでおこう。

さっそく店に入るが、この入り口から見えるオープンキッチンが素晴らしい。ようするに、厨房が客側から見ることが出来るのだ。で、中を見ると、大きな釜で、グラグラと麺を茹でている・・そして、別のところでは麺を平たく伸ばして切っている・・こういうのを見ているだけでも「美味しそう!」と、思ってしまう。

だが、このオープンキッチンと言うのは、これからの流れにならなければいけない飲食店の形態とは思うのだが、実は危険が一杯だ。お客の側から厨房が見えてしまう・・と、言うのは、かなり気を使わないといけない。あまり汚い服で調理するわけにもいかないし、ちょっと、落ちたものをヒョイと拾うことなんかモチロン出来ない。かなりシビアになってしまうのだ。

だが、私は「これが本当の姿」だと思う。私が昔バイトしていた飲食店は、それは、もーひどいものだった。落ちたものは拾って、水で流すことはするけど、また皿に盛る。その他、多々すげー事があったのだが、ここで書くと皆驚愕してしまうので書かない事にする。まあ、こんなんでも参考にしてくれ。http://www.interq.or.jp/black/popo/kokuhatu.html

なので、私は思うのだ!

自分が食べたくないものを他人に出すと言うのは、絶対におかしいのです!

私は昔バイトしていた居酒屋のまかないが怖くて、怖くて仕方ありませんでした。

話がそれました。まあ、いいでしょう。とにかく、このオープンキッチンというのは、私はこれからの飲食店では必須ではないかと思うのです。自分がこれから食べる料理を作っているところが見れるというのは大事ですよ。本当に切にそう思います。

でもって、入店・・店は、落ち着いていてしかもオシャレだ。早速座る。そして、「ざる」「かけ」を増量でもらう。1玉増量は金額据え置きなのも嬉しいところだ。あとはテンプラだ。

早速、来る。

ミゾベー「では、二日酔い治らさせていただきます!!」 ←ムッハー!! 吐く息があたたかい・・

まずは、ざるを


・・・・

・・・・

ズズッズ

・・・


ミゾベー「う、美味い!!」

麺は相変わらず美味い!モチモチ&シコシコしている・・しかし、今日凄いと思ったのが、なんかつゆが前ほど「しょうゆ」っぽくないのだ。以前、私はこのブログで「つゆが関東風で、広島出身の私からすると、しょうしょうしょっぱかった」って書いた。だが、今日はどうだろう?確かに、関東風のつゆ・・??いや、これならば、関西風のつゆでも、十分通用するんじゃーないのか?って、いうかつゆの味を変えたのかな??私が最初にこの店に入って食べたのが、OPEN1日目なので、さすがに1ヶ月近く経つにつれて、つゆの味を変えていったのか・・?

しかしながら、私としては以前よりも美味しく感じる!!、いやあ、ここの人はもしかして結構やり手なのかも知れない。讃岐うどんなら、やはりつゆは西にあわすべきか?もしくは、関東と関西のつゆをうまくバランスして、どちらの方でも納得する味を追及しているのかな?

そして、写真3枚目が「かけ」だ。いわゆる、かけうどんだ。これも、普通に美味しかった。お酒を飲んだ後とかは、この「かけ」のつゆが、なんとも言えずに美味い事だろう。だが、ここの素晴らしさである「麺」の良さをダイレクトに味わいたいのなら、やはり「ざる」だろう。モチモチした、あの特徴的な食感は「ざる」でこそ発揮される。

店も綺麗でおしゃれ。オープンキッチン。うんどんだけをたべれば、かなりリーズナブル。店員の愛想もいい。

うん、この店は、1年2年と続いてくれるだろう!と、思う・・・頑張って欲しい。たぶん、また食べに行きます!



刀削麺荘 神田小川町店で、ジャージャー麺をガツガツ食べる!

2006-08-11 | 外食(麺類)
刀削麺荘 神田小川町店でジャージャー麺を食べてきました。約一年前に来たときは坦々麺を頼んだので、今回は別のものです。http://r.gnavi.co.jp/g314401/
そういえば、中国の料理は五味を加えるそうですね。辛い料理があったとしましょう。しかし、その辛さの中にも「甘さ」を加える事で奥行きを出すことが可能らしいのです。いやー、中国4千年とは凄いですよね。新しい食べ方を考える!!って、凄いことだと思うんですよ。中華おこげ・とか、http://www.ctrading.co.jp/okoge.html・・この発想が素晴らしいですよね!!

しかも、そのあくなき探究心だけではありません。食を医として捉えるのが中国の特徴のような気がします。「食は命なり、食まちがうと病発す。病発しても食正しければ病治す」とは、いわゆる「医食同源」ですね!!

まったくもって、言えると思います。

ただ、医食同源と言っても、それが「苦痛」になれば、それば一概に「病治す」とは言えないような気もするのです。食は「楽しさ」と「美味しさ」が根底にあって、それでいて初めて「病治す」とつながるのではないでしょうか?

皆で席を囲み、楽しい話をしながら、美味しい食事で舌鼓を打つ。笑いがあって、料理への感動があって、それでいて体に良い料理!!

まさしく、究極の料理です。

私の目指すものが見つかりましたよ・・


と、言う事で、1年前この店で坦々麺を食べたときに思ったのが、中に入っているパクチー(香菜)が、とてもアクセントになっていて美味しかったことです。パクチーは、多分、五味の中では「苦味」になると思うのですが、普通にこの苦味を取っていると、多分「苦痛」だと思うんですよね・・しかーし、坦々麺の中に入ったパクチーは、この坦々麺を複雑な味わいにしてくれます。

日本人はパクチーが苦手な人が多いので、店によっては、メニューに「パクチーが苦手な方はおっしゃってください」と、書いてあるが、出来れば頑張って食べて見てください。たっぷりのスープと一緒に口に含めば、そんなに違和感なく食べることが出来ると思うのです。パクチーは、消化を助けて食中毒や二日酔いに良いともいいます。http://www.thai-square.com/shokuzai/yasai.htm

つまり、中国の凄いところの一つが、このように体に良い料理をなるべく美味しく食べれるようにしよう!と、色々考えている所ではないでしょうか?まあ、もちろん、他の国でもそのようなのはたくさんありますが、中国の方がその傾向が強いように思います。

と、言う事で刀削麺荘に行きました。

今回は、ジャージャー麺を注文。

早速来る。

ミゾベー「では、二日酔い、治らさせていただきます!」 グワッ ←襲い掛かるようにジャージャー麺に向かいました。

んで、ミンチ肉の部分を、混ぜ混ぜして、

・・・・

食べる!!

パクリ!!

・・・

・・・

ミゾベー「うん、美味い!!」 

いやあー、美味いよ。普通に美味い。肉の旨味というか、脂身と言うか、それがスープの辛味&ほのかな酸味と調和して、得もいえぬ複雑さをかもし出している。そして、写真の上に載っているのがパクチーだが、ジャージャー麺に入っているパクチーは、どちらかというと、肉の重たさをやわらげてくれるようなアクセントになっている。

麺は刀削麺なのだが、この麺がモチモチした食感で美味い。私はこういう歯ごたえの麺も好きだ。よく、下手なラーメン屋よりも刀削麺の方が美味い。と、言う話を聞くが、私もそれに賛成だ。もちろん、好みの差はあると思うが、こと、麺をスープで食べる料理と言う観点で考えると、下手なラーメン屋よりも、この店や、刀削麺の大陸http://r.gnavi.co.jp/g944600/の方が美味いような気がする・・・(ただ、日本人には辛すぎると感じるメニューもあるとは思う。私は辛いの好きなので問題はないが)

刀削麺は、作るのが結構難しくて、何年も修行がいるそうです。しかし、その麺を削りながら大きな鍋に入れていく様は見ているだけでも楽しいですね!!

今度から、中国系の料理もなるべく頭に入れるようにすれば、私の勉強していることにはGOODかも知れませんね!!

ってな事を考えながらバクバクと平らげてやりましたー!!



じゃぶかま 渋谷店 うどんを食べに行く!

2006-08-01 | 外食(麺類)
渋谷の大向会館と言う所に今までちょこちょこ行ってたのだが、その側にうどん屋が出来ていた。とある脳神経関係の勉強会の時に頑Gさんと通りかかったら、なんとOPEN1日前との事でした・・中では、人が忙しく動き回っているのに、OPENしてないと言う事は、オペレーションの確認でもしていたんでしょうね。

この店は、通りかかった時に見つけた店で、別に、ネットや雑誌で下調べしたわけじゃーない。だけど、私の、なんというか、ピピッ!!と、来るものがあったのだ。そういえば、皆さんは、飲食店に入るときに、下調べして行く方ですか?しないほうですか?私は実は結構下調べする派なんですね。本、ネット、とかで色々調べて、チェックを入れます。この辺は性格でしょうね。

以前、大学生の時の友達は、私とはまったく反対で、車で遠出する時にも、一切、地図も持たないし、宿も決めてない・・そんな感じで、夏休みとかに友達3人で九州まで旅行していました。これは、私にすると、考えられない事です。私なんか、チキンハートなので、絶対行くところも、宿も、何が見たいか、何が食べたいかを決めてから旅立ちます。そうしないと、不安で仕方ありません。まー、この、旅行の段取りを決めている時も「楽しさ」の内とも思っておりますけどね・・。だけど、その友達が言ってたのが「道に迷うのも、その場で宿を決めるのも、旅行の楽しさのうち」と、言ってました。

なるほど、考え方は違いますが、それぞれにポリシーはあるみたいです。

ちなみに、チキンハートな人は、デートの段取りを一回、下調べして歩くそうですが、そういえば経験あるなー・・

待ち合わせ場所は分かりやすく、何か食べるのであれば、一回自分だけでその店に食べに行って見る。で、例えば映画とかなら、面白かったかどうかを事前に見に行った友達から聞いておく・・とか、歩いて何分ぐらいの距離か実際に歩く・・さらに、例えばその飲食店からは、ムードが良いスポットも、そうじゃない場所も覚えておいて、その場の雰囲気で、「よし!」って感じなら、ムーディーな場所に、そうじゃない雰囲気なら、普通の場所で一息ついて終わりにする・・等と、その時の感じで、誘う場所を2つ用意しておくという。涙ぐましい影の努力があるわけです・・・

もう、どうでもよくなってしまいましたがね・・・

おっと、話がそれました。戻しましょう。

と、言う事で、普段なら90%ぐらいは、ネットや本で調べた店に行っている私ですが、ここだけは、なんかピピッ!と来たので、入ってみたかったわけです。

でもって、今日行ってくる事が出来ました!

「じゃぶかま 渋谷店」は、本場の讃岐うどんを、毎日空輸しているんだそーな。そして、伸ばしと切りと茹でを、こちらでしているのかな?http://r.gnavi.co.jp/b091100/ とにかく、うどんは、本当に「水」が大切だ。どんなに頑張っても、東京の水では、四国の味には敵わないと思う。

早速入る。でもって、うどんを注文。やはり、一番麺の味わいを評価できる「かけうどん」にしてみた。ただ、オープン当初と言う事で10%サービスでやっている。だったらと言う事で、桜海老と貝柱のテンプラも頼んでみた。

なんか、テレビが入っているのか、横で、カメラ持った人とか、打ち合わせしているような人が結構いた。店員さんも「どうも、すみません」と、言ってくれたが、やはり、少々気になってしまった。

で、なんというか、水が来ない・・座って5分ぐらい、フフフン♪と、メニューを見ていたので、あまり気にはならなかったが、かなり遅れてから水を出された・・うーん、ちょっと、まだ慣れてないのかなー・・ただ、メニューが豊富で、特にお酒好きな私としては、焼酎も日本酒も、その他のお酒も豊富に用意してあるのを見て楽しんでたので、水がなくても別にどーってことはなかった。だが、早く欲しい人もいると思うので、忘れないようにはして欲しい。

そして、うどんが来る!!

ムムッ!

見るからに美味そうだ。

で、早速食べる。

ミゾベー「では、逝かせていただきます!!」 パチリ ←割箸を割る音。

まずは、通っぽく、麺だけを少し、モグモグ。本当に美味い蕎麦やうどんは、それだけで食べても独特の美味さがあると私は思う。

そして、今度はつゆにつけて

・・・・

パクリ

・・・・

モグモグ

・・・・

ミゾベー「うん、美味い!!」

こいつは、本当に讃岐うどんだ。まあ、空輸しているんだから当たり前と言えば当たり前だが、非常に歯ごたえと弾力があって、それでいて、ツルツルシコシコと言う、得も言えぬ弾力感が最高だ!!

ちょっと、うどんの麺というだけで言うと、私が今まで来たうどん屋の中では、一番かも知れない・・まあ、うどん屋の食べ歩きというのはあまりしていないので、評価としては貧弱なものかも知れないが、少なくとも、今まで食べたどのうどんよりも麺がいい。

いわゆる、麺が「固い」というのと「シコシコしている」は別物だ。似て非なるものである。

素晴らしいと思う。だが、つゆに関しては、私は広島出身・・関西のつゆ派なのだ。やはり、ここは関東なので、しょうゆの風味があるつゆだ。ここは、完全に好みなのだが、ちょっと、しょっぱ過ぎるかなーと思った。なんというか、カドがたっている感じのツユで、まー、ツユって寝かせて熟成させて味をまろやかにするから、OPEN当初だとまだこんなものなのかな?とか思った。

まあ、つゆに関しての関西、関東は完全に好みだと思う。

そして、桜海老と貝柱のテンプラは、普通にサクサクして美味しかった。だが、ちょっと、塩分が強いような気がした。なんというか、私は、父親が熊本出身と言う事あって、食卓はかなり味が濃かった。友達が泊まりに来ても、やはり、塩分が多い食事だった。と、後で教えてくれる。熊本でも親父の出身の水上村は30年ぐらい前は、本当に交通が不便で塩漬けの魚しか食べた事がなかったわけだ。地図で見ると九州のどこからでも海が遠い。まあ、そんな食卓の味付けで育ってきた私でも、このテンプラは少々しょっぱかった・・それとも、居酒屋とかがお酒の売り上げを上げる為にわざと、料理をしょっぱくする方法か・・

まあ、この懲り方の店がそんなことをするはずはないだろう。

しかしながら、全体的に言って「うまい!!」と思う。

だが、最後会計をする時に、店員がレジを打ち間違えて、1350円とか出してくるのには少々ビビってしまった。私が、エッ!って言うと、なんか打ちなおして、それでも1350円・・もしかして、私がメニューの値段を見て間違えたか?って、思って、ミゾベー「すみません、メニュー見せてもらえますか」と、聞いたら、店員「あ、こちらでした」とか、言って、訂正。900円になった。

OPEN当初だから、たぶん、不慣れな点がまだまだあるんだと思う。でも、居酒屋スタイルで色々注文した人だったら、間違えて払ってしまいそうだ。

うどんは、美味い!!

ぜひとも、うどん好きの人は近くを通った際は、試して見てください!!