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「こちら、庶民派グルマンズ!!」

将棋にお酒、飲食&労倦。庶民派グルマンズリーダーがお送りする飲食中心の徒然ブログ。

福山帰郷日記 その14 廻鮮寿司「しまなみ」に来て見たよ!!

2008-04-02 | 外食(寿司)
本日は廻鮮寿司「しまなみ」のいう所に友達と一緒に来てみました。http://www.af-group.jp/

ここは、結構皆が「オススメ!!」と、言うので来て見たんですね。福山では、「すし丸」が好きだった私。確かに美味しいと思っていたのですが、最近、東京でも、探せば低価格で美味しい寿司があるので、別の所に行きたかったんですね。この廻鮮寿司「しまなみ」は、果たしてどんなものなんでしょうか・・

と、いう事で入る。

ガラッ

店員「いらっしゃいませー!!

おおー!!かなり広い店内で、活気もあります。寿司を運ぶレーンが上下2レーンあるのが面白いですね。早速、食べる。

写真1枚目の左上から、炙りサーモン、小エビ、鯛です。

まずは、炙りサーモンから、

ミゾベー「では、いかさせて、いただきます!!」 パチリ←割り箸を割る音

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、ぅ、美味いぞー!!

アッチャー!!オチャー!!ゲンマイチャー!!こりゃー、美味い!!なんとうか、炙りサーモンの炙りを、マヨネーズの上からやっているんですよね。マヨネーズの焦げた香ばしさもGOODなんですが、それよりも、普通にネタとシャリが美味い。

いわゆる、「お寿司しています」です。

寿司って、最近思うのですが、バランスなんですよね!!ネタとシャリが美味い事口の中で混ざり合う・・あれこそが、にぎり寿司だと思うわけです。変にネタだけ大きいと、口の中で、ネタの割合が大きくなって、「刺身御飯」的な食感になってしまいます。

「花寿司の幸」4巻にもエピソードがありますが、ネタとシャリのバランスと、口の中でほぐれた触感を考えると、ネタはかなり薄めでもOKみたいです。実際、先日自分で試してみたら、確かに美味しかったです。今度、友達を家に呼んで寿司を振舞う時は、正月明けのときよりかは1段階美味い寿司になっていると思います。http://www.futabasha.co.jp/?isbn=4-575-83251-0

と、まあ、バランスは大事なのですが、ここの寿司は、十分GOODなバランスのような気がします。

小エビも、ほんのりとした甘さと、塩加減がなんとも言えません。

そして、鯛。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、ぅ、美味いぞー!!

ありゃー!!これも、普通に美味いです。なんというか、基本的にネタが美味い。臭みもなく、旨みも十分です。有る程度寝かしているのでしょうか?十分に旨みが感じられます。

そして、最近は、握りを観察しているのですが、寿司を倒して見ると、

ミゾベー「むむっ

これは、もしやして、寿司ロボットではないでしょうか・・写真3枚目・・この握りの形は人間では、まず不可能なぐらい、綺麗な船底型です。

そう思って、厨房の中を見ると、やっぱり、オヒツ型寿司ロボットでした。たぶん、そう思ったのが、握るスピード。名人でも無い限り、あんなに握りは早くないと思います。そして、下記リンク先。http://www.tbs.co.jp/radio/stand-by/attack/20021220.htmlこの寿司ロボットは、オヒツ型なんですね。しかも、手をオヒツに入れるような感じで取るので、「いかにも寿司ロボット」って、感じじゃなくて、自然なんだそうです。よく考えてある・・・

で、この寿司ロボットで握った、シャリなんですが・・

ミゾベー「美味い!!

なんてことでしょう。ぶっちゃけ、下手な人よりも上手なぐらいです。そういえば、この寿司ロボットはかなりいい機種。いわゆる職人が握った「空気を含んだシャリ」に近づけるために、かなり試行錯誤したそうなのです。

この「フンワリ感」は驚きです。これを、知らない人がロボットだと見抜けるでしょうか??私でさえ、横からシャリを見るまでは、人が握ったと思っていました。

いや、そら恐ろしい、寿司ロボット。こんな時代になりましたか・・

なんというか、寿司漫画に「音やん」と言うのがあるのですが、その中で、こんな会話のシーンが出てきます。

ある寿司職人Aさんと、Bさんの会話・・・

Aさん「我々は、必死になって、握りの練習をしたもんじゃ・・」

Bさん「それが、こんな時代になるなんて、想像も出来なかったのー・・」

彼ら2人が見ているのは、大型回転寿司屋。レーンの上に寿司が回っていて、寿司ロボットが握る。こんな未来になるのを、誰が想像できたでしょう。中学卒業してから、直ぐに寿司の世界に入り、修行して、やっと開店した寿司屋が、大型チェーンに潰されていく。

AさんとBさんは、競合する大型回転寿司屋を見ながら、そんな会話をしていたのでした。

・・・

確かに彼らが15,16歳の時に、30年後、レーンの上を寿司が回る店が全国的に出来る!なんて、想像した人はいないでしょう。そんでもって、老舗の寿司屋の方が撤退しているのですから、なんのために、来る日も来る日も握りの練習をしたかわかりません。

凄い世の中になったものです。

でも、これを、返して考えればどうでしょう。我々は、今必死で、鍼の練習をしています。だけど、これがもし、30年後は、鍼打ちマシーンなんかが主流になってたら・・・こんな未来になるなんて想像も出来なかったよな・・なんて、言っているかも知れません。(ちなみに、アメリカでは、鍼打ち用のマシーンがすでに出てきているそうです。衛生面を考えれば、鍼をまったく触らなくても良いので、本当に数十年後はそんな未来もあるかも知れませんね)(そうそう、しかも、鍼管を使うのだって、今でこそ日本では主流ですが、これだって、もともとは、鍼が上手でなかった人の発明によるもの。その人こそ、杉山和一さんと言って、江戸時代前期に活躍した人なのですが、鍼管を使う方法だって、最初は、他の人達から「あれは鍼の技術として邪道だ!」なんて、言われたと思いますよ。それが今、日本で主流と言われるまでになったんだから、これから数十年後、機械で鍼を打つような時代がもし来たとしても、おかしくないと思いませんか?)

話がそれました。

とにかく、この「オヒツ型寿司ロボット」の技術には驚かされました。これなら、職人を雇わなくてもよいので、かなり経営的には楽でしょうね・・

写真4枚目は、左上から、生タコ、ビントロ、鰻です。

生タコは、吸い付くような感覚と、淡い味わいが、素晴らしく、ビントロも、脂がエグくなくて、GOOD。鰻も、中々です。

そして、1皿280円の有頭エビ。

ミゾベー「バクリリリー!!

ミゾベー「う・う・う・ま・い・ぞー!!」出ました、「う」3つ。

このエビが2匹で、この値段ですか!!オドロキです。プリプリしていて、ミソも濃厚。素晴らしいです。前回渋谷のマークシティで食べた有頭エビには、一歩及びませんが、この値段でこれなんですから、凄いものです。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/171b4ca8e623e7f797b1069d30c40bfe

そして、接客も丁寧!!皆清潔感ある髪型で、こっちに注文を取りに来る時は、座っている自分よりも低い中腰の姿勢を取るんですね。一部の居酒屋で採用されているオーダーの取り方ですが、これは気分がいいものです。やられてみて、初めてわかるのですが、目線を下にすると、なんか、自分の方が偉く感じてしまいます。

そんなこんなで、バクバクと平らげてしまいましたー!!

値段は、全部で約1800円。

すし丸と、値段もあまり変わりなくて、味は明らかにこちらが上のように思います。渋谷マークシティーにある美登利寿司に肉薄するぐらいのレベルだと思います。凄い事です。

そんなこんなで、食べていると、

友達「ちょっとー、さっきから、美味い、美味い、で、私の話、全然聞いてないでしょー

ミゾベー「いや、すまん。しかし、これは、東京でも高レベルに入るぐらいの回転寿司屋だと思うよ。

と、いう事で、友達の話を聞く事になりましたーー・・続く。



渋谷 渋谷区民会館近くの、鯛めしの「宇和島」に行ってきたよ!

2008-03-06 | 外食(寿司)
さあ、本日は、渋谷区民会館近くの、鯛めしの「宇和島」です。ここに来たかった理由の一つは、ランチが低価格で素晴らしく美味しい!と、言うネットの書き込みと、もう一つは、夜の宴会について。

実は、3月に宴会の幹事をやる事になっているのですが、主賓の話を聞いたら、「静かなところで、魚でも食べながら話がしたい」と、言うリクエスト。

で、こういうのを考えるときって、色々考慮しなければいけませんよね。まずは、「場所」!!・・例えば10人程度集まるのであれば、なるべく中間地点で会いたいものです。(でも、メインは主賓が近い事)そして、金額。これが、とんでもない金額では、参加する方々も負担になってしまいます。

しかしながら、「静かに食べる事が出来る」・・って、言うと相応にして「高い」もんですよね。先日の美登利寿司だって、もし、あのグレードの寿司を、静かな個室で食べるのであれば、あの値段は不可能でしょう。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/171b4ca8e623e7f797b1069d30c40bfe

だから、「静かに食べる事が出来る」と言うのと「価格」は、基本相反するものだと思うんですよ。

「静かに食べる事が出来る」「値段もそこそこ」「味もよい」「場所も集まりやすく、わかりやすい」

と、こうなると、やっぱり、なるべく中間地点の店を選ばなければいけなくなるのは仕方ない事なのかも知れません・・・

ただ、自分にも飲食好きの意地があるので、ちょっと、値段はお高めだけど、その分、自分が自信を持って薦める事が出来る「味」の店にしたいと思っていました。

そんなこんなで、実は2週間ぐらい前から、ネットで検索してみたりして、店を絞り込んでいました。

で、この「宇和島」は、10人程度の和室の個室があるのと、魚料理が得意。そして、場所も渋谷で、皆が集まりやすい。と、かなり希望に合う店だったので、とりあえず、ランチに来てみることにしました。

11時25分に店に到着。で、オープンの30分に入ります。

店員「いらっしゃいませー!

愛想のいい挨拶です。

そこで、私は、

ミゾベー「宴会につかえる個室等を、チラッと見せてもらってもよろしいでしょうか?

と、聞いてみました。

店員「いいですよー、3Fへどうぞー!

と、快く了承してくれました。

まだ、開いたばかりで客が私一人だったので、良かったです。さすがに、混みあっていると私も、見せてもらうのを遠慮してしまいます。

そんなこんなで3F。

写真一番下になりますが、12名の宴会が出来るスペースになっています。そのほか、6名、4名、と、個室があって、後は人気の囲炉裏部屋というのもあります。雰囲気が凄くいいと思います。http://www.uwazima.co.jp/shibuya.htmlただ、個室は場所によっては、廊下で区切られていなくて、障子一枚だけなので、もし、隣のお客さん達が結構お話をすると、こちらにも漏れてきそうです。完全に、個室!!って、言うのは、さすがに難しそうですね。

で、ウワサの鯛めしを注文しました。1000円です。注文の時に、夜の宴会の予約についてとか聞きましたが、非常に丁寧に答えてくれました。ナチュラルな笑顔と落ち着いた印象で、接客も気持ち良く感じました。

そして、待つ。

キョロキョロしていると、棟方志向の絵が飾ってありました。結構好きな人なので、なんか嬉しいです。http://www.lantecweb.net/shikokan/

きました。 約6分。

ある程度、作っておいて、刺身をきればいいので、そこまで時間がかかる料理ではありません。ランチ向きですよね!!そうそう、ここの鯛めしと言うのは、いわゆる鯛の炊き込みご飯ではないんです。ある意味、鯛の海鮮丼って感じ。湯引きした鯛と、卵、ネギ、ノリ等を、一緒にマゼマゼして食べるんだそうです。

ミゾベー「では、いかさせていただきます!!」 パチリ←割り箸を割る音

まずは、一応、鯛だけで、

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、ぅ、美味いぞー!!

うん、こりゃー美味い!!鯛が新鮮!!口に入れると弾力があって、それを、ムチムチ噛んでいると、旨みがジワーと広がってきます!!魚で言えば、私は渋谷の第3福ちゃんが好きなんですが、あそこでは、鯛はあまりメニューにないんですよね・・私の行く時間帯が悪いのか、それとも、座敷に上がればあるのかはわかりませんが、鯛は第3福ちゃんで食べた事がありません。出来れば、比べてみたいとも思います。でも、第3福ちゃんの方は、基本、刺身!!あまり手をかけない分、安いので、湯引きした鯛なんかはたぶん、出していないと思います。

で、次に店員さんにいわれたように丼にして・・

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、ぅ、美味いぞー!!

いやあー、こりゃー、美味いやんか!!私、好きな味アルよ!!なんというか、丼に卵を、いれるから、結構ごちゃ混ぜ感が全面に出ると思ったのですが、そんな事はありませんでした。卵が、完全に生卵ではなくて、温泉卵みたいに、ドロリとした感じなんですよ。だから、卵御飯に鯛を乗せました!って料理ではありません。

そして、ダシが美味い!!

なんと言えば、いいのかわかりませんが、丁寧な旨みがあって、奥深さが感じられます。

丼でも、色々ありますが、漁師風にガツガツ活きたくなる「美味い!」って、言うタイプと、こういう、料理している「美味しい!」って、言うタイプがありますよね。この宇和島の鯛めしは、非常に「料理している」丼だと感じました。

そして、写真4枚目・・これは、なんというのでしょうか?なんか、ツミレみたいなのを、揚げてツユにつけてあります。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

あっりゃー!!これも、美味いやん。なんというか、こちらも「料理」しています。サックリした衣が、微妙にダシに漬かっていて、シットリとしたサクサク感があります。そして、中から、旨みが出てきます。作り置きで長い事経つと、温かさはなくなるし、表面のサックリ感もなくなります。こういう料理を食べると、非常に嬉しくなってしまいますね。私がバイトやっていた時の店なんて、チンして出すだけでしたから・・・

ま、店ごとのコンセプトもあるので、いいでしょう。

そんなこんなで、バクバク食べてしまいましたー!!

1000円と言えば、渋谷で言えば決して高くないランチです。それで、この味は、素晴らしいと思いました。十分リピートしたいレベルです。今日は、バッと食べて帰りましたが、普段は、12時過ぎたら、あっという間に満席になるそうなので、相席になる確率が高いようです。

夜は本格的な店になるので、静かに食べたいのなら夜ですね!店員の方いわく、サラリーマンの方々がメインなので、金曜日に混んで、土曜日は空くそうです。

ううーん、宴会はこの店で決まりかなー・・と、思いましたー!!



渋谷 インフォスタワーの近く、和泉鮨 すし兵衛に、また行ってみたよ!!

2008-01-22 | 外食(寿司)
渋谷 インフォスタワーの近く「和泉鮨 すし兵衛」に行ってみました。ここは3回目。夜は、ちょっと私しごときでは、手が出せない値段なんですが、ランチは1000円程度でやっています。この近辺で言えば、ランチ1000円はそんなに珍しくないので、昼に寿司と言う選択肢も出てくるんですね!!

で、前回は「ちらし寿司」前々回は「ランチにぎり」・・・

http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/f1d158a5aa578ad07c7f76130b9988b9

http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/76000962985b898ef7a6db2482c9e8f5

今回は「ランチ握り、大盛り」を注文しました。1050円です。

200円アップで、2カン増えるそうです。普通のランチ握りでは、少々腹8分目の私にとっては、大盛りがあるのはうれしい事と、2カンで200円と言う事は、1カン100円のUPと言うリーズナブルさです。

んでもって、店に入る。

ガラッ

店員「いらっしゃいませー!

ちょっと敷居が高そうにみえてしまう店ですが、雰囲気のいい女将さんの挨拶が気分よく出迎えてくれます。店に入って回りをみると、もうほとんど満席!!やっぱり、皆美味いものは知っているんですね・・食べ歩きをしていて、最近つねづね思うのが、基本的に人がいる店と言うのは2つあると思うんです。1つが、超人通りが多い所。たとえ一見さんと言えど、後から後からくるので、必ず人が多い。もう一つは、値段と味のバランスが取れている店。美味しいけど高い店には、一部の人しか行く事が出来ません。美味しいけど低価格。それに見合った商品とサービスを提供している所には、人が集まります。この「和泉鮨 すし兵衛」も、決して人通りが激しい!!と、まではいかない所にありますが、ランチタイムはひっきりなしに人が来ている印象です。(でも、その分夜は、入っている時もあれば、入ってない時もあるみたいですが)

でもって、注文。ランチ握り大盛り。椀物付いて1050円。

来ました。約3分30秒!!

うん、早い!!ここのランチ握りは早いです。なにせ、ひっきりなしに人が来るので、とにかく握っていて間違いはない・・客側としても、ほとんど握りたての寿司をスピーディーに食べる事が出来ます!!

うれしいですね。

そういえば、以前、ある本で、激安店ほど、使い回しをしてない事が多い。って、言うのを見ました。スーパーはほぼ暗黙の了解で、食材が売れなかったら別の商品にしています。例えば、イワシ。イワシを鮮魚として売って売れなければ、フライ用の切り身になって、リパック。(再パッケージですね)んでもって、それでも売れなければ、磨り潰して、つみれ団子としてリパック。それでも、売れないと、惣菜の弁当のオカズの一品になります。

そう考えないと、いろいろな品目が入っている弁当が350円とか、そんな価格おかしいと思いませんか?私が昔利用していたスーパーは350円弁当が「売り」でしたが、結構品数もボリュームもありました。それが、350円と言う、切り身3切れと変わらないぐらいの値段で買えるわけです。労力を考えると、どう考えてもおかしいですよね。

と、そんな風に思っていたのですが、どうやら、激安店というのは、必ずしも惣菜が「リパックの成れの果て」ではないそうです。つまり、鮮魚、切り身、色々な物が安ければ安いほど、売れるわけで、弁当を作るだけの一定量が確保出来ないんだそうです・・

だから、必ずしも激安店が、そうかと言うと、そうではないらしいですね。まあ、じゃあ、惣菜はどうしてるの?って、聞かれると、聞いた話があるのですが、長くなるので辞めましょう。

とにかく、上記のように、よく回転していると、全てが良く回転するわけです。食材が残らずに売れれば、リパックもなくなりますし、毎日仕入れた新鮮なものを提供出来るようになります。でも、逆に悪く回転すると、全てが徐々に悪循環。これは、会社でも飲食店でも同じです。売れれば儲かるし、つねに鮮度の良いものを提供できる。客もたくさん来てくれる。そうなると、おのずと店内、会社内の雰囲気もよくなるので、人間関係も良くなります。でも、悪く行くと、食材を使いまわしたり、少々古くても提供するようになったり、店を早く閉めるようにしたり・・そうすると、ドンドンお客さんはこなくなる。そうすると、ますますロス食材が溜まる。人が来ないと、あせりや不安も出て、店内、会社内の雰囲気も悪くなり、ケンカもおきやすくなるのです。これを、「飲食店滅亡スパイラル」と個人的に呼んでいます。

まあ、いいでしょう。

では、

ミゾベー「いかさせて、いただきます!!」 パチリ←割り箸を割る音

まずは、やはりマグロ!です!写真2枚目を見てくださいよ!!今日も、なまめかしい赤色が、私を魅了します。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!」 お見事「う」3です!!

見事です!!スジ感を感じさせない赤身が、口の中でシャリと交わり、ナチュラルに口の中に放たれます。酸味的な「サーッ」って、感じの爽快な味が、赤身ならでは!!まったく、これが魚の味なんですから、凄いものです。

そして、ホタテ。これは、大盛りになって加わったネタです。

ミゾベー「バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!」「う」2です。

思った以上にネタがしっかりしていて、鮮度の良さを伺えます。味わいはクリーミー。おまけに私はホタテが大好き!!うれしいですね。ランチなので、江戸前の仕事はしていない見たいではあります。煮ホタテも美味いんですが、さすがに手の込んだものをやると、この金額は難しいのでしょうね。

次、ホタテの下にあるのは「鯛」かな?これも、大盛りになって加わったネタです。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!」 「う」2つです。

うん、美味い!!味わいは淡白ですが、ジワっと来る旨みがあります。ガリ食べて、お茶を飲んだ後に食べるべきですね。表面は湯引きしているのかな?鯛は、皮も美味く、皮ぎしに旨みが多いらしく、このような調理法が生まれたんだそうです・・それにしても、昔の人はよく考えたものです。http://www.sushiya.net/page010.html

後、この寿司屋で、凄いと思うのが、玉子とエビです。普通玉子もエビも回転寿司では、あまり注文しないネタだと思います。小中学生ならまだしも、大人になると、やはり魚・・そして、エビならば生のアマエビとかに手が伸びるところでしょう。

しかーし、ここの玉子とエビ美味いんです。

なんというか、非常に丁寧な作り・・エビなんか、味がシットリとしていて、歯ごたえも、最初プリッとする感じがあってから噛み切れて、ほのかな甘さが口の中に広がるのです。激安回転寿司のエビだと、パサパサです。歯ごたえも固いのでシャリとの混ざりも悪く、私はまず注文しないネタです。

玉子に関しても、味わいが、非常に丁寧・・自分の所で焼いているかどうかはわかりませんが、シットリとしていて、上品な玉子だと思いました。

そんなこんなで、バクバク食べつくしてしまいましたー!!

個人的には、サバ、イワシ、コハダ等の光物も一品、穴子とかも欲しい所ですが、最近は青魚は高騰していますし、仕込みも大変です。穴子も捌いて、煮て・・と、いうと、非常に手がかかりますしね・・金額を考えたら、仕方ないんでしょうね・・(あとは、季節的なものもあるのかな?夏に食べたら内容がまた違うのだろうか?)

とにもかくにも、これで、椀物がついて1050円とは、素晴らしいです!!

全体的には、

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!」「う」3つ

です!!味、値段、そして、見た目の綺麗さも秀逸でミシュランでたくさんの寿司屋に星が付いたのもうなずけますね。日本伝統の寿司。握りの職人技。美意識。全てが高レベルで調和しているのが寿司だと思います・・魚嫌いなお子様でも寿司は好きっていう子も多いし・・素晴らしい文化ですね。その文化を守るためにも、私達は、魚の乱獲について考えなければいけないのかも知れません。

そんなこんなも思いましたが、とにかく美味しかったです!!

きっと、また来ると思いますー!!




寿司屋 立喰い 吉光 に再び行って来たよ!

2008-01-15 | 外食(寿司)
船橋にある、寿司屋 「立喰い 吉光」に行って来ましたー!!いやあー、最近は安価で美味い寿司屋が増えましたね。本当に凄いものです。ここは、以前行った事があるのですが、再訪です。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/1e0f5bdecee74024e9314800d94bbf22

そういえば、以前、「美の壷」と、言う番組で、寿司が紹介されていました。http://www.nhk.or.jp/tsubo/archives.htmlいわゆる今の握り寿司と言うタイプの寿司は、江戸時代に大流行したそうです。大阪から来た人が、江戸にはにぎり寿司が多すぎる!って、書いたものが残っているんだそうです。当時、寿司は立ち食いが主流だったんですね。江戸には、色々な商売があったらしく、「虫売り」「金魚売り」「香具師」「タバコ売り」「針売り、糸売り」「蚊帳売り」「炭団売り」「植木売り」「団扇売り」「棒手振り」「際物屋」と、たくさんの人々が商売をしていたそうです。

特に「棒手振り」なんて、「シジミ」から日常の生活必需品のあらゆるものを、 天秤棒で担いで、売っていた、いわゆる「宅配サービス」だったそうです。・・・ちなみに、この「棒手振り」は免許が必要だったそうです。凄いですね。でも、勝手にやる人が後を立たなかったと・・・

って、感じで、私達が想像している以上に、江戸は活気に満ち溢れ「思い立ったが直ぐ起業」と、言う人たちが多かったみたいです。

そんな感じなので、とにかく江戸っ子は気が短くて、簡単に済ませられるものが喜ばれたそうです。「江戸自慢」と言う江戸の書物には、蕎麦屋に入ったらすぐに「もり」か「かけ」かの問いに答える事!!と、書かれているそうです。

そんな感じなので、江戸時代のファストフードがにぎり寿司だったわけです。

なんで、当時は立ち食い。銭湯の帰りに1つ2つつまむのが「粋」だったそうで、値段も安くて、庶民でも気軽に食べられるものだったそうです。

でもって、吉光・・「きっこう」と読みます。「よしみつ」ではありません。私の祖父が「よしみつ」なので、初めて来た時は一瞬ビビリました。落ち武者見たいな形相の方で、怒るとハンマーでテレビを叩き壊すスゲー人です。その他、伝説が多々あるのですが、その血を引いているかと思うと、ゾーッとします。http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/20127.html

1,5人前を注文しました。1500円です。前回食べた10カンのが1人前・・

来ました。約6分です。早いです。さすが、立ち食い。パッと食べて、パッと帰らないといけませんね。

量は15カンでした。1,5人前だから、普通に1,5倍でした。

では、

ミゾベー「いかさせて、いただきます!!」 パチリ←割り箸を割る音

まずは、マグロを、

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!」「う」2つです。

美味いです!!渋谷の「和泉寿司 すし衛兵」と比べると、野趣溢れるタイプの感じです。十分美味いですが、個人的な好みからいくとアッチかな・・でも、マグロの一番左は「中トロ」で、脂が乗っていて美味かったです。

次、写真1枚目左下の、・・これは、ヒラメ?カレイ?とにかく白身です。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!」「う」2つです。

うん、美味い!!淡白な味わいですが、旨みが強いです。歯ごたえもよくコリコリしています。白身は、その日のやつだと、歯ごたえが良くて、2日3日と置くと、旨みが増してきます。そして、白身魚は切り身にして、丁寧に冷蔵保存すれば、5~7日間は食べられるそうですね。寿司を科学的に考える・・と、言う本の中のコーナーで書かれていました。食べ物は腐る直前が最も美味いとは良く言ったもので、正確にはちょっと違う見たいですが、肉や魚は、日数を置くと旨みがUPするのは本当です。

なので、この白身はたぶん、その日の魚。コリコリ感を味わうには、鮮度がいいほうが良いみたいです。

そして、写真2枚目左下の色が濃いやつ。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!」お見事「う」3つ!!

いやあー、美味い!!これ、仕事してある。なんなんでしょう。タレに漬けてあると思うのですが、ヅケでもなさそうだし・・マグロでもありません。魚も何かわかりませんが、何で漬けているのかもわからない・・でも、美味い。

なんというか、新しい味です。

醤油で魚を煮込んで、その煮込みのタレに刺身を漬けて置いたような感じ・・

とにかく、美味いです。なんなのか、勇気なくて聞けませんでした・・

そして、最後の写真は、カニです。

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!」これもお見事「う」3つです!!

いやあー、美味い。前回もそうでしたが、カニの寿司で、ここまで衝撃を受けたのはこの店が初めてです。シットリしていて、思いがけずシャリとの相性もいい。そして、とにかく、カニの旨みが強いんです。回転寿司でカニを何回か食べた事がありますが、その比ではありません。素晴らしいカニだと思います。

そんなこんなで、バクバク平らげてしまいましたー!!

寿司のタイプとしては、なんと言ったらいいのでしょう。釣って来て直ぐに捌いた魚を寿司にしたような生生しさがあります。「和泉寿司」とか「もりいち」とかは、結構綺麗系でです。「吉光」(きっこう)は逆ですかね・・これは、もう好みの問題でしょう。なんか、他のお客さんの話が聞こえたのですが、2階が「仕込み」用の部屋になっているそうです。つまり、仕入れた魚を朝一で2階で捌いているんでしょうね。「和泉寿司」はわかりませんが「もりいち」とかは、セントラル形式で、仕込まれたものが店舗に運ばれるみたいだし・・その変の違いが味に影響しているのでしょう。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/64aeb836bb2d84fe78ad78cfcca3e1dd

「和泉寿司」と「吉光」は、味も美味しいけど、味わいのタイプが対極にあると思います。興味ある人は、渋谷「和泉寿司、すし衛兵」のランチと食べ比べてみてくださいー!!http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/76000962985b898ef7a6db2482c9e8f5



亀戸 回転寿司 もりいち に何回も行ってるよ。

2007-12-15 | 外食(寿司)
いやー、鍼灸学生最後の期末テストもついに半分が終わり、折り返しに入りました。成績に残るテストはこれが最後なので、頑張りたいですね!!と、言う事で、亀戸の回転寿司「もりいち」に再び行って来ましたー・・・いやー、安くて美味くていいですね、ココ。普通の学校帰りだと私は22時30分ぐらいになるので(夜間生なので・・)、そうなると、この「もりいち」は閉まっているんですよね・・なんで、通常日曜日しかこれないのです。

まあ、もう少し金額出せれば、すしざんまい、に行けるのですが(あっちは深夜でもやっている)・・・、今現在の私の懐具合を考えると、定食食べるのとほとんど変わらない金額のこの回転寿司は重宝します。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/20c0f6ac6486c47fd665b96c240a7fd4

そうそう、そういえば「音やん」と言う寿司漫画があるのですが(全巻集めました)、この話の中でなんで回転寿司がこんなにも増えたのかを、客が話すシーンがあります。http://www.sushi.ne.jp/sushinet2/s016merumaga/mz-vol-24.htm

その客いわく「常連さんにはこまめにお茶を変えるのに、一見さんには、頼むまで茶を変えない。こっちが先に注文したのに、常連客の寿司を先に握る。寿司が美味かったから、素直に褒めれば、家の寿司は美味いんだよ。と、いわんばかりに、フッと鼻で笑う。本当は皆、本格的な寿司屋で寿司を食べたい。でも、そんな寿司屋ばかりだから、回転寿司が流行るんじゃねーか?」ってな感じの言い回しです。正確に覚えてないので、正確ではありません。すみません。まあ、そんな寿司屋ばかりじゃないとは思いますが、どうしても、本格的な寿司屋は敷居が高そうに見えてしまいます。

また、私も今まで何回か、そういう飲食店を見た事があるので、あながちハズレてもいないと思うんですよね。儲かっているからかわかりませんが、言葉使いにトゲがあるような言い回しをする飲食店は結構ありました。もし、そういう飲食店は、客がガラガラになって、お客さんが来てくれないと来月には店を閉めなければいけない・・そんな状況でも・そういう対応なんでしょうか?わかりません。とにかく、今までの私の飲食リサーチで、基本的には、「有名店」か「行列の出来るような店」の場合に、そういう傾向が強いです。

もちろん、有名店や行列の出来る店でも素晴らしい接客の店もあります。だからこそ、有名になり、そして行列になっている・・と、いえるかも知れません。でも、逆に、放っておいても客が来るから、店側が横柄な態度の所もあると思います。

そういえば、一番多かったのが、そういう満席の飲食店での出来事ですが、私が何か言った事に対して「ハッ!?」って聞き返す店主です。そして、大きな声で、同じ事を言うと、それに対して、何も答えずに対応してくれます。

例えば、ミゾベー「水出てないんですが?

店主「ハッ!?」

ミゾベー「すみません!水をください!

ドンッ ←コップを置く音・・この時「どうぞ」とも「すみません」も何もありません。

こういう感じの行列店は結構ありましたねー・・

声がよく聞こえなかったのなら、「なんでしょうか?」って、聞けばいいじゃないですか・・・「ハッ!?」って、しかも、かなり大きな声で言い返されると、かなり気分を害してしまうのは私だけでしょうか?(それとも、私が気にしすぎなんですかね・・大将の性格を「粋」って思わなければいけないのでしょうか?)

・・・・

でも、逆に店側だけが悪くないような場合を見たこともあります。

行列が出来ている所に並んでいたら、目の前に女性が一人並んでいました。そして、店員が行列客にあらかじめ注文を取っていると、その女性が自分の友達が後2人来る。って、言うんです。後ろに並んでいる私は「エッ!」と、思いました。すると、店の人も「今、現在並んでいる順番を優先するので・・」と、言うと女性が「電車が遅れて並べてないだけだから、もう少し待てば来るから、注文をメールで取ってくれ」って、言うんです。

ただ、これに関しては、並んでいる後ろの人間にとってみれば、どんな理由があろうが、やはり、並んでいる順番を優先してもらいたいものです。店側の人も「すみませんが・・」と、言うと、女性は「わかりました!」って、不機嫌そうに言ってました。そして、店員が去ると、携帯で、たぶん、友達に電話して、「この店、常識を知らない!」って怒ってました。

私としてみれば、この店の対応は間違ってなかったとは思います。

でも、女性にしてみれば、この店は、「常識を知らない接客対応のなってない店」に映ったわけです。


私は思います。

結局は、自分で判断するしかない・・と。

このブログもそうです。

私が美味しい!と、思っている店を、美味しくない!と、思う人もいるでしょうし、その逆もあります。そして、私の上記の話でも、皆が皆賛同してくれるとは思っていません。電車が遅れて行列に並べなかったのなら、それは正当な理由だから、入れてあげるべきだ!って、意見もあると思います。人それぞれだと思います。まー、でも、個人的に思うのは、「電車が遅れて行列に並べなかった」のをOKして、割り込みを許可するのであれば、次回から、この店に、その「手」を使う客が増えるんじゃないかと思ったりします。

どこでを線引きするかは、本当に難しいのですが、私としては、行列に関しては、「並んでないといけない」と思っています。

前なんか・・行列並んでいて、やっと自分が店に入れると思ったら、目の前にいる客が7人客で・・なんか、ガッカリしましたよ・・つまり、一人しか並んでなくて、後の6人は喫茶店で時間潰しているんですよ。・・なんか、後ろに並んでいる立場としては、やっと自分の番だと思って、実は前に客が何人もいるのがわかると、かなり萎えます。

・・・

でも、接客の良し悪しだって、それを感じるお客さんの評価による違いですから、私が、接客の良い店。と、言う判断の店が、接客の悪い店に映る。そして、その逆もあるわけです。全ての物事に絶対はありません。人によって評価が代わるものであれば「絶対の正しさは」存在しないわけで、それは、普遍的なものではなく、あくまで統計的な観点から評価されるべきではないでしょうか・・

・・・・行列に関して、深く方ってしまいました。すみません。

ちなみに、最初からグループ一人が並んでいればOKとしている店であれば、問題ありませんよ。そういう趣旨であれば、私だってブツブツこんなブログ書きません。そういうルールがなにもなくて、店に行って「あ、5人ぐらいだから並ぼう」と、思って並んだら、実は、5人じゃなくて、20人ぐらいだった・・って、言うのが悲しいのです。(つまり、1人だけ並んで他の数人は行列に入ってないわけ・・そういうの並び方のグループばかりだと、見た目5人でも、実は20人ぐらいだったりするわけです。)・・・もし、20人並んでいたら、並ぼうと思わなかったですからね・・


さて、そんなこんなで、回転寿司も「もりいち」!!

ここは、値段もリーズナブルで、接客も愛想が良くて、味もGOOD。私は、素晴らしい店だと思います。

特に職人さんが、色々しゃべりながら寿司を握るのは活気があって、いいですね!

でも、ちょっと職人肌的ないいまわしなので、人によっては、少しキツく感じる人もいるかも知れません。

まー、この変は好みです。

写真上の左から、鯛、カツオ、炙りサーモン、写真下の左からイワシ、マグロ、シラウオ、アジです。

ミゾベー「では、いかさせて、いただきます!!

寿司を、

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

うん、相変わらず美味しいです。でも炙りサーモンは、前と違って皮付きですね。その時によって同じメニューでも、かなり形が違ったりするようです。まあ、魚は生ものですから、こういう時もあるでしょう。

でもって、握りながら、職人さんが、色々話している。

なんか、言葉のキャッチボールをしているみたいだ。

「マグロ、マグロ、マグロはいらんかねー」「カツオが美味いよ。カツオ食べて、勝負にカツオ」なんて、オヤジギャグもちょっと・・

そうこうしながら、握りをジロジロ観察していると、

凄いものを見てしまった!!

ミゾベー「なんだ、あの握りは!!

なんと、1手握りです。

マジですか?

本手返しが基本5手で、小手返しとか、石塔返しとかありますが、職人は1手握りを減らすのに数年修行をするそうです。まあ、ちょっと、個人的には3手握りは、客を捌くためで、ちょっと握りの質が落ちているような気がしないでもありませんが・・・

でも、そのさらに上を行く1手握り・・

まず、最初に1手握るでしょ。そしたら、左手をギューと握って、それで皿に置いて、終わり。

これで、握れてるんですか!?

そう、思って、写真を撮っていました。

3,4枚目の写真です・・・

うーむ、握れているような感じがする。

ためしに食べてみる。

うん、美味い。普通に握った寿司とあまり・・と、言うより全然変わらないような気がする・・

もしかして、シャリ玉だけ、先に作って、おひつ、に入れてあるんだろうか・・

でも、そんな感じもしない。ちゃんと手でシャリを取るときに、まるめている手の動きをしているし・・

ナゾです。

ただ、コレで握れるなら、かなりの客を捌けるのではないでしょうか・・もしかして、回転寿司で働いている人の中でも凄腕なのでしょうか?

よくわかりませんが、とにかくバクバク平らげましたー!!

また、来たいと思います!!





亀戸 元太寿司に言ってきたよ!!

2007-12-11 | 外食(寿司)
いやあ、ついにテスト前日!!3年間長かった、中間テスト、期末テストもこれで最後になります。最後にあの重箱の隅をつつく問題を出すドクターをギャフンと言わせてやりたくて、勉強したんですが、はてさて、どうなることでしょうか?

あ・・、あと、いくら、中間期末が終わっても、まだまだ特別テストとか実力テストとか、もー、国家試験までは、テストづくめなので、ある意味、常にテスト発表があった環境と代わらない状況が本番の国家試験まで続く事になります。

と、言う事で(どういうことや?)、DHAを摂取しに行って来ました!!結局、私思うんですが、勉強とは、3つの要素なんですよね。つまり、効率の良いインプット。そして、効率のよいアウトプット。そして、それを入れておく入れ物のキャパシティ。と・・・いくら、入れ物が大きくても、入れなくては意味がないし、たくさん入れたとしても、入れ物が小さければ、どんどん溢れてしまいます。

以前何かの本で読んだ事がありますが、すげー勉強している人でも、全然成績上がらない・・で、色々調べてみたら、毎日パンにバターだけで生活している・・って、言うのがありました。時間と金がもったいないからと言って、パンだけの生活をしていたみたいですが、結局、それがアダになってしまったんですね。いくら、勉強したとしても、極度に栄養バランス悪ければ、そりゃー記憶として定着しませんよね・・

なんで、最近の「お受験」では、食事管理も行うそうです・・

おー、なんか、怖い。

まあ、いいか。

ちなみに、子供は遊ぶのが勉強のように思うんですがね・・・五感で感じた刺激と言うのは、脳にすげー影響を与えているそうで、結局長い目で見れば、小さい頃から机に縛り付けて勉強している子供よりも、最終的に成績伸びたりするそうですよ・・。このあたりは、ちょっと面白いエピソードがあるので、いつか書くことが出来たらと思います。

と、まあ、そんなこんなで、亀戸の元太寿司・・なんか、リニューアルって言うのか、内装を工事していたので、味も変わったのかな?って、思っていました。

でもって、今日行って見ました!!

ガラッ

入る。

店員達「いらっしゃいませー!!

おおー、愛想GOODです!!そして、店内は綺麗になっていて、メニューの文字が大きくなっているのが印象的でした。私は目もあまり良くないのですが、これぐらい大きな文字でメニューが壁にかけてあると、良く見えます。ただ、きもーち、通路が狭いですかね・・私がデブだからかも知れませんが、奥の席に行く時に、手前に座っている人に「すみません・・」って、言って、少し席を前にしてもらわないと、間を通っていけませんでした。

まあ、この店舗ではこれぐらいが限界なのかな・・

でもって、注文。上にぎり1300円(税込み)を頼みました。ここに来たのは夜間の学校帰りの10時30分ぐらいですから、この時間帯で上にぎり1300円はリーズナブルでしょう。前回書いた、和泉寿司すし兵衛がランチ寿司800円。大盛り10カンで1000円(税抜き)ですから、夜を考えれば、十分なコストパフィーマンスです。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/76000962985b898ef7a6db2482c9e8f5

来ました。

4分46秒ぐらい。感じ的には、結構早く感じます。あ、あと注文して直ぐにセットの汁物が来たので、それをちょっとススッっていると、出てきました。なんで、余計に早く感じました。

それにしても、注文して5分ぐらいで来ると、感覚的にも「お、もう来たか・・」って、思えるぐらいの時間ですね。

ミゾベー「では、いかさせて、いただきます!!

まずは、マグロを、

ミゾベー「バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、ぅ、美味いぞー!!

ありゃー!美味いやん。なんか、写真2枚目。色艶もなかなかの物です。味わいは、さすがに前回の和泉寿司のマグロにはかないませんが、それでも、どうして、どうして、十分に美味いです!こちらの方が前回の和泉寿司のマグロよりも脂感があって、良く言うとトロっぽい。悪くいうと、中途半端。って、所でしょうか。赤身独特の鼻腔を突き抜けるような酸味はありません。でも、美味いですよ!低価格回転すしではビントロが通常のマグロよりもよく出たりしますが、そのビントロを、もう少し高級な脂感にしたような味でした!

握りは写真3枚目。こんな形です。こうやって、色々な寿司屋の握りを写真に撮っていると、色々な形があるんだなー・・って、思います。

で、次。

イカです。

ミゾベー「イカカカカー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

うん、これも、十分に美味い。ただ、前回の和泉寿司を食べて日が経ってないので、どうしても比較してしまいます。あちらのイカは、ここのよりも、もう少し分厚くて、そして、隠し包丁が入れてあって、いい感じの弾力とホグレ感がありました。こちらのイカは隠し包丁がない分、もう少し薄めに切ってあって、ちょっと弾力が口に残る感じの握りに仕上がっています。・・まー、好みなんですけどね。私は、隠し包丁入れてるタイプのが好きです。まー、好みです。

次。

イクラ&ウニ

ミゾベー「イクラ、ウニリリリィー!!

ミゾベー「う、う、ぅ、美味いぞー!!

おおー!!これは、美味いですよ!!イクラも普通に美味いし、ウニも美味い。ウニなんか、結構凄いです。粒も立っていて、変なイガらしい感じもありません。

次、アナゴ。

ミゾベー「穴ごりリー!!!

ミゾベー「う、美味いぞー!!

うん、美味い。でも、これは正直普通かな・・まー、この値段ですからね・・なにぶん、今まで、回転すしクラスで、こりゃー美味いと思える穴子に出会った事はあまりありません。どういうわけかはわかりませんが、難しいんでしょうね。今のところ、私の中での最高の穴子は築地場内の大和寿司の穴子。あのトロけるようなフワフワの穴子は絶品でした。そして、回転すしではありませんが、低価格で食べさせる「寿司ざんまい」の穴子も美味かったです。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/20c0f6ac6486c47fd665b96c240a7fd4でも、あそこもセットで3000円ですから、決して安い寿司ではありません。今のところ、1000円~15000円ぐらいの寿司の中で、すげーと思える穴子は正直ありません。たぶん、穴子の美味さのフワフワ感を大量にいつでも提供するというのは技術的に難しいのでしょう。

そして、ホタテ、数の子と続きます。この2カンは美味かったです!!数の子も変にしょっぱくないし、ぽりぽりした歯ごたえが寿司の中でいいアクセントになっています。

いやあー、そんなこんなでバクバク平らげてしまいました。

10カン寿司があって、巻物が3つ。味噌汁ついていて、税込みで1300円とは・・これは、凄いですよ・・特にうれしいのが、マグロが美味しかった事です。マグロを頑張ってくれると、上寿司としての質というか、なんか、輪郭がビシッとします。逆に、他が結構美味くても、マグロがいい加減だと、なんか、画竜点睛を欠く感じがしてしまいます。

それにしても、最近のこういう感じの寿司屋って、安くてもかなりのものを提供するようになってきましたね・・凄すぎです。

これなら、また、十分に来てみたいと思える価格と味だと思いましたー!!



渋谷 インフォスタワーの近く、和泉鮨 すし兵衛に、また、行ってみたよ!!

2007-12-07 | 外食(寿司)
渋谷、マークシティの近くにある、和泉鮨の「すし兵衛」にまた来てみました。ここは、前回800円のランチ寿司を食べて「美味いなー」と、思った所です。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/76000962985b898ef7a6db2482c9e8f5

http://mogue.jp/location/1555/

そういえば、今週号の「大人の週末」は築地市場の場内、場外ガイドですね!本買って中を見たんですが、いやー、美味しそうな寿司がたくさんあって、思わず生唾を飲んでしまいました。http://www.zassi.net/mag_index.php?id=246

本をパラパラ読んでいて思ったんですが、最近は本格的な寿司屋も「ランチ」を行うようになったんですねー・・でもって、ランチはかなり低価格で提供している店が多い見たいです。この、「和泉鮨 すし兵衛」だって、私だと夜にはちょっと来れません。でも、昼に1000円以内で寿司が食べられると言ったら、そりゃー、寿司でしょう!!なんせ、この近辺は、定食食べてもだいたい800円から900円ぐらいが相場なので、ランチ寿司を大盛りにしてもらっても、1000円ちょっとです。魚はDHAも豊富だし、脂っこいものを毎日取らないように、寿司の日を作るのもいいかも知れませんね!

そんなこんなで、店に入る。

もう、ほとんどサラリーマンで満席に近い状況でした。

でもって、今日は「ちらし寿司の大盛り」を注文。これは税込みだと1200円です。ちょっと高めですが、ニギリとチラシの違いを味わいたかったので注文しました。

お茶が直ぐに出ます。

店員の方の対応も丁寧で、気分がいいですね!!

なんというか、ちょっと高級っぽい感じの寿司屋で、(なにせ、回っていない・・)・私ぐらいの人間が入るには、寿司屋=回っている・・なので、こういう店は、少し入りづらいんですよね・・でも、だからと言って、お高く止まっているわけではなくて、非常に丁寧な対応の店員の方々で、非常に気分がいいです。

・・・

お茶をすすりながら、大将のニギリをマジマジと見ていたんですが、寿司桶が邪魔でよく見えませんでした。残念です。

1桶握り終えたら、チラシを作りに入ります。

でもって、来た時間・・約4分。

ちょっと、ちゃんと測るの忘れてました。でも、4分ぐらいだと思います。

これぐらいで注文したのが出てくるのはGOODですね!!

でもって、

ミゾベー「では、いかさせていただきます!!

チラシ寿司は、いわゆる「海鮮丼」です。最近は、ほとんど同義語になっていますね。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、ぅ、美味いぞー!!

うん、美味い!!やはり、なんというか、一つ一つのネタから、丁寧な仕事ぶりがわかろうってものです。美味く表現できませんが、キチンと作られている!!って、感じが伝わってきます。

まず、最初・・写真1枚目のエビですが、これが、もう、普通に美味い!!

だいたい、回転すしだと、こういうエビは一番安いランクですよね。でもって、甘エビとか生のエビの方が値段高いのが相場です。でも、ここのエビは、普通に美味いですよ。なんというか、味がジンワリ出てきて、そして、かみ締めると、結構歯ごたえがあって、プリプリしているんです。なんか、キチンと仕事しているなー・・って、感じが伺えます。

そして、写真2,3枚目のマグロです。

今日も、マグロちゃん、なんともいえない赤色で・・!!

なまめかしいマグロ赤・・

・・とでも、もうしましょうか。この、しっとりした艶やかな赤色は、ちょっと回転寿司の低価格なマグロでは、ありえないでしょう。

ミゾベー「マグロリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

うん、やはり美味い!!マグロ最高!!あー、このマグロがもし、いつか、食べられなくなるとしたら、私の人生の楽しみの8分の1はなくなるだろうなー・・マグロの漁獲量現象も凄い勢いらしいし、そして、今まで食べなかったタイや中国の人まで、マグロの刺身を食べだしていると言うんだから、なんと言ったらいいんでしょうか・・そういえば、何かの本に、中国人が日本人と変わらないぐらいの年間消費量でマグロを食べたら、4年で地球上のマグロを食いつくしてしまう・・って書いていました。

ガクブルです。

これからは、養殖ですね!!今でも、養殖の技術はかなり凄いらしくて、天然のサーモンよりも、外国の養殖のサーモンの方が値段が高くつくこともあるそうです。

そう!そして、山のフグですよ!!

詳しくは、築地魚河岸三代目の「山のフグ」http://review.rakuten.co.jp/item/1/213310_11992154/1.0/を、読んでみてください。これは、かなり画期的です。日本の将来は、このようになっていかなければいけないのではないでしょうか?色々な意味でも、この山のフグ形式の養殖は日本の救世主になると思っています。

そして、写真4枚目のサーモン。これも、美味かったです。イクラも美味い。イカも美味い。そして、写真最後のタコですが、これも、淡白な味わいですが、ほんのりしたタコの良さがジワーと出てきて秀逸でした。んでもって、そのタコの上にあるのが、ちょっと見づらいですが、ホタテになります。これ、ホタテ横になってんですね。見づらくてすみません。

このホタテがまた、美味かったです!!分厚いので、シャクシャクという歯ごたえがGOODでした。

そんなこんなで、バクバクと食べつくしてしまいましたー!!

私が食べている間にも、大将は、ほぼ同じペースで寿司を握っていて、そして、ほぼ同じぐらいのペースで客が入れ替わり、立ち代わり入ってきていました。ほとんどのお客さんが800円のランチ寿司を注文して、4人に一人ぐらいが、ランチ握りの大盛り。そして、たまーに、ちらし寿司を注文する人もいました。握るペースと客が注文してくる割合が、ほぼ同ペースなので、なるべく握り立ての寿司を、スピーディーに提供できるんですね。

いやあー、凄いです。

飲食店が上手く回転すると、美味くなるんですね!!

「やまだくーん、座布団二枚持ってってー!」

金額は、1200円。コストパフォーマンスを考えると、800円のランチ握り寿司に軍配か・・でも、こちらも十分美味しかったですー!!



渋谷 インフォスタワーの近く、和泉鮨 すし兵衛に行ってみたよ!!

2007-11-27 | 外食(寿司)
渋谷 マークシティの近く、和泉鮨 すし兵衛に行ってみました!ここは、普通に夜に入るには、私としては、ちょっとお高いお店。なんで夜に入った事はありません。でも、昼にランチをやっていて、「にぎり」「ちらし」が800円で食べられるんですよね。800円という値段なので、たいしたネタはないだろうと思ったのですが、まー、ものは試しで入ってみました。http://mogue.jp/location/1555/

店内は、清潔感があり、そして、昼過ぎということもあり、サラリーマンの方々がたくさんいました。人がたくさんいる店と言うのは総じて美味しい事が多いように思います。結局お客さんは正直なので、値段と味とのバランスが素晴らしい店には、リピーターが付くんですね!

早速、ランチにぎり800円を注文!!味噌汁付きです。

で、もって、またまた携帯で注文が来るまでの時間を計測。

来ました。

1分10秒・・

あっと言う間でした。

作り置き?と、一瞬思いましたが、中を見ると、そんな感じはあまりありません。つまり、これはあくまでも想像なんですが、このランチタイムには、途切れずに客が来るので、つねに作っておいても大丈夫なんじゃないでしょうか?実際問題、回転率の良い店は美味いもんです。どんな料理だって出来立てが一番ですもんね!!

と、言う事で、

ミゾベー「では、いかさせていただきます!!」 

ネタは、マグロ2カン、イカ、カンパチ、タマゴ、エビ、イクラ、鉄火巻きです。

ミゾベー「まずは、マグロを

ミゾベー「マグロリリー!!

ミゾベー「う、う、う、・・・う・ま・い・ぞー!!

いやあー、美味い。これはオドロキです。なんというか、明らかに回転寿司ではない寿司の味です。マグロの赤身は、しっとりとしていて、そしてマグロ独特の「サーッ」と、言うさわやかな酸味が感じられます。写真2枚目を見てください。どうですか?見ているだけで、「味」が伝わってきませんか?私は、別にプロのカメラマンでもなんでもありません。カメラは2万円ちょっとのデジカメで撮ってますし・・・・それでも、美味しいそうに写るって、美味しいものなんじゃないでしょうか?

下記リンク先の、写真3枚目一番右のマグロを見てください。これはこれで、美味しかったです。でも、なんか写真から、もう、レベルが違うと思いませんか?http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/b01a9de6c50362ee01f4348b53533324値段で言えば、リンク先の寿司は1カン65円になります。今日の寿司は巻きを1カンと計算すれば、1カン100円になります。差は35円ですが、味は、天と地ほど違うと思います。私なら、35円の差額を払っても、ここのマグロが食べたいと思います。

でもって、このニギリは、若い職人の方と中堅っぽい職人の方2人が握っていました。夜本格的な寿司屋は、昼のランチ時間帯の握りを、このような方達にまかせる場合があるそうです。腕は十分でも、店に花形がいる場合、昼間に回されたりする事もあるそうなので、昼の握りでも素晴らしい握りの場合もあるんだそうです。

握り方は本手返し。・・に見えました。違ったらすみません。回転すしとか見ていると、3手とか2手とか、とにかく速度で握る方が多いなか、しっかりと握っていたのが印象的でした。http://www.sushi.ne.jp/sushinet2/s016merumaga/mz-vol-12.htm

ちなみに、握りは、写真3枚目・・かなり地紙の形に近いですね!http://www.hatumisusi.com/sushi.htmいわゆる扇に貼ってある紙のような形ですが、握りの最高峰の形と言われています。今のところ、下記リンク先3枚目の写真が、それに一番近いように思います。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/1e0f5bdecee74024e9314800d94bbf22まあ、あくまでも一般論なんで、そうじゃなくても美味しい握りはたくさんあると思います。


そして、カンパチ。これも美味い!!とにかく、思うのが、キチンと「寿司」になっているんですよね。回転寿司だって美味しいのですが、これぐらいのランクの寿司を食べると、「一体感」が違います。口の中で同時にほろけて、魚とシャリが同時に広がるんですよね!!

この感覚は素晴らしい!!

ぜひとも、100円均一の回転寿司と、これぐらいの握りを比べてみてください。「一体感」が違うと思います。

そして、イカ。

ミゾベー「イカリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

いやあー、これも素晴らしい。細工包丁が入れてあって、いい感じに噛み切れました。味も、ホアっとしたイカの風味があって、なんか高級感があります。イカの弾力と歯ごたえのバランスが絶妙で、口の中に残らずに噛み切る事が出来ました。

次、イクラ。

ミゾベー「イクラリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

いやあー、これも普通に美味いです。たぶん10中8,9本物のイクラです。回転寿司は安いイクラはほぼ人造イクラ・・でも、この人造イクラの出来があまりにもいいので、それはそれで十分美味いんですよね!!http://www.pref.kyoto.jp/shohise/15400094.html見分け方としては、熱湯につけるとかありますが、外観としては、本物の方が、見た感じシワが多い・・そうです。逆に人造のほうがピンと張っていて、美味そうに見えるそうです。そうおもって、もう一度イクラの写真を見ると・・どうですか??なんか、これは本物っぽいです。いやいや、こういう店が人造を使っているわけがないでしょう。もし、使っていたら、店の信用に関わりますよね。

そして、最後、鉄火巻きとカッパ巻き。

ミゾベー「バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

いや!!これも、美味い!!普通の鉄火巻きとカッパ巻きなんですが、なんか、ノリが違うのかなー・・とにかく、しっとりしていて、ワンランク上の巻物です。

味噌汁も美味くて、明らかにインスタントではありません。

寿司7カンに、巻物、味噌汁で、800円・・

うーん、これは、ランチはかなりお勧めなんじゃーないでしょうか??

ちなみに、後からくるサラリーマンの方々は、おうおうに「大盛り」って、頼んでました。「大盛り?」・・・気になったので、お金払う時に店員の方に聞いてみたら、200円プラスで、寿司が10カンになるそうです。これは、かなりお勧めですよね!!800円のランチだと、私ぐらいだと、しょうしょう腹8分目。大盛りぐらいが、ちょうどいいかも知れません。

値段も手ごろで、十分美味い!!特に、この値段で、あのレベルのマグロが2カン食べられるとは思いませんでした・・マグロって、本当に仕入れ値が高いので、この値段でランチやってて、いったいどれだけの儲けなんだろうとマジで考えてしまいます。http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=5629

素晴らしいと思った店には、キチンと言うことにしています。

お金払った後に、

ミゾベー「非常に、美味しかったです。

と、伝えました。

店員の方「あ、ありがとうございます!!

と、嬉しそうに返事をしてくれたのが、こっちとしても嬉しかったです。

また、来ます!!




一皿100円の回転寿司に行って来たよ!約6年ぶり

2007-10-02 | 外食(寿司)
一皿100円の回転寿司屋に来て見ました!!なんと、ここは、かれこれ6年ぶり!!超ひさびさーです。6年前のOPEN当初は、凄い人でした。なにせ、当時1皿100円の寿司は結構珍しかったです。1カン100円とか書いてあって、実は1皿2カンで200円と言う店があって、勘違いして痛い目見た経験もありますが、この店は正真正銘2カンで1皿、100円でした。

当時は行列まで出来て、凄い人で、おまけに値段の割には「美味いなー」と言う印象がありました。

でもって、入る。

まあ、休日ではないので、そんなに人はいませんが、それにしても、ちょっと閑散としている・・なにせ、レーンが2つあるんですが、そもそも1つのレーンは動いていない。なんか、ある意味、こういう寿司屋って「活気」も「味」の一部分・・のような気がするんですよね・・なんで、この広い店内の半分が動いてないと、ちょっと、どうかなーと思う部分もあります。でも、まー、現実問題、人こないのに動かしてもしょうがないよな・・

人間ってさ。「いっぱいある」と安心するそうですよ!・・私が今住んでいる所の近くにあるパン屋は「毎日50品のパンを並べて皆様をお待ちしております」って、書いてある。ここは繁盛しています。今度、ブログに書きます。でも、私が昔住んでいた所の近くにあったパン屋は、パンがちょっとしか置いてなくて、確かにロスを減らすためには、売れるパン数品しか作らないほうが労力もかからないので、いいのかも知れませんが、そこは流行っていませんでした。皆さんも考えてください。50種類以上が並んでいるパン屋と、棚がガラガラで、3,4品しか置いていないパン屋。たとえ、味わいに大差なくても、3,4品しか置いてない店にはあまり入りたくないでしょ。私も、当時、店の外からパンが見えるんですが、棚ガラガラの店には入る気がしませんでしたよ。

と、言う事で、レーンが動いてないのは、活気が2割ダウンしているように思います。

でもって、注文。

ここは、席のちょっと上にあるマイクから、注文すれば、それを流してもらえるスタイル。

ボタンを押します。

店員が、「なににしますか?」

てきくでの、注文。

ミゾベー「ビントロと、エンガワください。

店員「ハッ!?」

ミゾベー「ビ・ン・ト・ロ、と、エ・ン・ガ・ワ・ください

聞こえやすく、区切ってしゃべる。それにしても、店員の人、よく聞こえなかったからと言って「ハッ!?」はないでしょう。そもそも、このマイクを使った注文スタイルは、ちょっと不便のような気がしないでもないです。3つ注文しようとしたら、2つ目でマイク切られたし、よく聞こえないからって、言い直したのも、これ1回ではありませんでした。(でも、混雑時には、この方が対応できるんだろうなー)

でもって、寿司が来る。

写真1枚目の左から、ビントロ、エンガワ、んでもって、カルビ肉です。写真は枚数撮るのが大変なので、1カンづつ皿に乗せて撮っています。間違っても、この3カンで100円ではありません。

では、

ミゾベー「では、いかさせていただきます!」 クワワワ←グワワワ

まずは、ビントロを、

ビントロリー

ミゾベー「う、美味いぞー!!

うん、ウンマイ。これで2カン100円ならば、十分OK牧場です。でも、あれだな。ほんの気持ちですが、小ぶりですね。下記リンク先は、2カンで税込み110円の台所屋ですが、若干こっちの方が「長い」気がしませんか?http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/875ba7fab25173f3302f2c546ffd6060

この店は、2割ほどシャリを減らして、その分2割多めに食ってもらうという考えのような気がします。

でもって、エンガワ。これも、まー、十分合格ではある。カルビ肉は、魚の中に肉があるので、高級寿司屋にしてみれば邪道だと思いますが、自分は結構好きです。魚ばかりの中に、こういう一品が入ってもいいと思っています。

写真2枚目の左から、焼きサーモン、つぶ貝、しめ鯖です。どれも、普通に美味しかったです。

でも、なんだろう。6年前の「この値段で、この美味さ!」って言うほどの感激はありません・・・私の舌が肥えたのか・・同じぐらいの価格帯の店が増えたからか・・それとも6年前のOPEN当初はOPENと言う事で、いいネタを使っていて、普段は、少し質の下がるネタを使っているとか・・

よくわかりません。とにかく、美味しくて安いのですが、昔ほどの感激は得られませんでした。たぶん、他の店が、この店の価格と味の総合スペックを追い越すようになったからでしょうね。

だからこそ、客入りもそこそこで、レーンが一つ動いてない・・

店の客入りは、その店の総合評価です。思ったのが、レーンに乗ってくる鮨が、結構の確立で、「倒れている」んですよ!!これは、いけませんよ!たまになら、仕方ありませんが、3皿連続で乗っている鮨が倒れていて、それが一周回ってきて、まだ倒れたままでした。ちゃんと、気づいて「立て直すか」「握りなおす」かして欲しい所です。せっかくレーンで運ばれてくる鮨が倒れていたり、あと、結構皿に米粒が付いているのには、感心しませんでした。

最後の写真。

ウドンです。

なんか、最後温まりたくなりました。お茶でもいいんですが、こういう商品もいいですね。デザートとかも流れているし、私は結構好きです。ただ、何がメインかわからなくなるほど、鮨以外のものを流すのは、どうかと思います。鮨がメインで流れている中に、こういう「うどん」とか、「デザート」が流れているのはありでしょう。

おお、ちょっと、思ったんですが、普通に、「東方見聞録」見たいな居酒屋で、回転寿司見たいにレーンを入れるのはどうでしょうか?居酒屋のメニューが、レーンで流れているんですよ!!あ、でも、個室だったら、取った皿を隠したり出来るから、ダメか・・

そんなこんなでバクバク平らげました。

6年前に感激した回転寿司。

それが、いまや、感激まではいかない・・

資本主義の世の中なんだから、考えれば競争に勝ったものが生き残っていくので、どこも、毎日競争をしているわけです・・・当たり前といえば、当たり前・・いつも思うのですが、なにごとも10年続けるって、凄い事なんですね・・






寿司屋 立喰い 吉光 に行って来たよ!

2007-08-16 | 外食(寿司)
吉光と言う立喰の寿司屋に行ってきました。ちなみに、吉光は(よしみつ)って、読むんじゃなくて、(きっこう)と読むんだそうです。てっきり「よしみつ」って読むのかと思いました。なにげに、私の父親側のお爺さんが、吉光(よしみつ)って名前なので、一瞬思い出してしまいました。名前の迫力どおりの、武者見たいな形相のおじいさんです。

まあ、私のおじいさんの話はいいでしょう。誰も興味ないでしょう。

と、言う事で、安くて美味いとの情報をかぎつけて、やってきました吉光。店の前のベンチには人が一人座っていたので、たぶん、並んでいるだと思って、その横に座る・・・すると、「どうぞ、お先に」って言われました。どうやら、持ち帰りが出来るみたいで、それを待っているようですね。

おかげさまで、並ばずに入ることが出来ました。でも、どうやら時間帯によっては行列が出来ることもあるそうです。

店内はカウンターのみ。7,8名も入れば満席と言う狭さです。下記リンク先を見てもらえばわかりますが、こんだけの店舗になります。
http://blog.livedoor.jp/takahashiakira/archives/30994114.html
面白いのが、カウンター。私は写真撮りませんでしたが、リンク先を見てもらえばわかりますが、なんとうか、「流し」見たいです。このステンレスのカウンターがあって、その前にミゾがあって、上に回転寿司屋にあるようなお茶を出す装置みたいなのがついていました。

ここからお茶でも出るのかなー?と、思っていたら、

大将「お茶でいい?」

ミゾベー「は、はい。

んでもって、お茶を置いてもらう。なんだ、出てくるんか・・と、思っていると、どうやら、箸もおしぼりも出ない。

な、なるほぞ!

どうやら、普通ならお茶が出てくる装置見たいなやつから水が出るので、これで、手を洗う・・って、事なんですね。ある意味、箸もお絞りも使わないので、エコです。考えれば回転寿司でもないし、この立喰って、ある意味寿司屋としては本当の江戸前かも知れませんね・・・

そして、1000円で10カンの「おすすめ握り」を注文。

来ました。

ミゾベー「おおー!!これで、1000円かー!!

凄いです。つまり1カン100円。ウニも入っているし、生シラウオまであります。マグロもまがりなりにもトロといえる部分が入っているし、これで1000円とはアンビリーバボーです。

早速、

ミゾべー「では、いかさせていただきます!!」 パチリ←割り箸割る音

まずは、写真一番右下のガリにちょっと隠れて見えない大トロを・・

トロリリリーー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!」

いやあー、美味いです。これで平均1カン100円なんですから、信じられません。

次々、行きます。写真右下から、大トロの次は、中トロ。こっちの方が個人的には好きでした。マグロ独特の酸味がいいですね。平目・・美味いです。旨味があって、ちょいネットリしている。たぶん、少し熟成さしているような気がします。違ったらすみません。次はタイ。こっちも普通に美味い。

そして、カニ。

ミゾベー「カニリリリー

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

おおー!!この写真左下のカニが美味いです!!ちょい、驚き。普通、こういうカニって、パサ付いた感じがしたり、旨味があまりなかったりしますよね。でも、このカニは、しっとりしていて、旨味が濃いです。噛み締めると、カニが縦の繊維に沿って切れていくのですが、その歯ごたえも心地良い。

いやー、ちょっと、こういう風なカニで、ここまで美味いのは今のところ初めてです。

そして、写真右上ちょっと見えづらいですが、ツブ貝です。コリコリしていて美味いです。次が、イカです。これも、歯ごたえがあって美味しいです。あきらかに回転寿司で使われているようなイカではないでしょう。回転寿司のイカはもう少し薄く切ってあって、ちょっと「グニャ」って感じの歯ごたえなんですが、このイカは適度な歯ごたえがあったあとに、「グニャ」って、来ます。この2段階の歯ごたえが秀逸です。

そして、ウニ。

ミゾベー「ウニリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

いやあー、美味い。濃厚です。ツブも結構立っています。よく半額になったスーパーの寿司を買って買えると、ウニなんか、ウニ自体もトロけていて、ノリもふやけていて、かなり味が落ちています。安い回転寿司でも、ウニがちょっと、トロけちっくなものが良くあります。ここは、そんなことがありません。ちゃんと、カウンターにあるタネケースにウニがあって、そこの箱ウニから、きちんと盛ってくれます。

イクラは普通に美味い。そして、最後の生シラウオ。これも、濃厚で美味かった!!この透明感がなかなかですね。歯ごたえもプチプチしていて、いい感じです。

ところで、職人さんの手つきをみていたら、かなり手馴れた感じ・・なんか、握りだけではなくて、仕込みもやっているんでしょうか?雰囲気が「職人」って感じです。そして、握った握りを、写真を撮っていました。3枚目の写真ですが、なんと、寿司の理想系の「地紙型」の握りになっていますね!!いわゆる、握りって、扇の地紙の形が一番美味いっていわれているんですよ。口の中でホロリとほどける。そして、見た目も良い。最高の握り形なんだそうです。リンク先を見てみてください。これが、理想系らしいです。まー、人によって理想とするものは色々あるので、名人といわれる人でも、こんな握りじゃない人もいるようです。http://www.viplt.ne.jp/hatumisushi/syaribig.htm

そんなこんなでペロリと10カン食べてしまいました。「おかかせ」握りと言う事なんですが、光物がなかったのは、私をまだまだヤングだと思ってくれたからでしょうか?それとも、何気に光物の方が原価が高いからでしょうか・・わかりません。でも、コハダとかシメサバ、アジ、イワシなんかも食べてみたかったものです。

でも、それにしても、最近は低価格回転寿司屋にも、ここにしても、低価格な店なのに、しっかりした技術の職人さんが働いていますよねー。凄いことです。私が高校生の頃なんか、友達が回転寿司でアルバイトしていましたが、握りを教えてもらったら、その日の夜から、客に出してた・・って言ってましたからね。約15年で、回転寿司のレベルはあがりました。

まあ、そして、逆を返せば、しっかりした寿司屋が回転寿司に押されてしまい、あふれた職人が、低価格チェーン店に雇われている・・そういう図式もあるのかも知れません。

ちなみに、このカウンタースタイルは、ある意味、本当の江戸前ですね!!なんせ、もともと寿司って、押し寿司や、成れ寿司が主体だった所に、このファーストフード感覚の「握り寿司」が出てきて、それが気の短い江戸っ子に受けたのが始まりだそうです。当時、屋台感覚で、こういう寿司屋が何件もあったそうで、江戸っ子は、風呂屋の帰りとかに、ちょっと2,3つまんで食べるのが、普通だったそうですね。文献には、大阪から来た人が、江戸には寿司屋が多すぎる。と、ちょっと、にぎり寿司の隆盛を嫌がるような記述が残っているそうです。寿司の辞典に書いてました。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=09149241

この店も、都内に何店舗かあるようで、寿司屋の二極化も進んでいくことと思われます。私が思うに、1000円以下の回転寿司から、2000円程度のちょっと、上行く回転寿司。そして、1万円を超える高級鮨から、それ以上の、超高級。間の、5000円程度って、減ったんじゃないかなー・・て言う感じです。

近くに来ることがあったら、また入ってみたいと思いましたー!!