亀戸駅北口からちょっと歩いた所にある、焼鳥の「鳥粋」と言う店に行ってきました。実は、この店、前から気にしていたんですよね。だいたい私は夜間の学校から帰る時に、この道から帰るのですが、この店の前を歩くと焼鳥のなんともいえない香ばしい香りがしてくるんですよ。店の看板を見ると、「レバ刺し」と、もう一つ「砂肝刺し」を出している。レバ刺しだけなら、いざしらず、砂肝の刺身まで出している焼鳥屋はなかなかないのではないでしょうか・・
そんなこんなで、言ってみたいなー・・と、思っていたのですが、写真1枚目を見てください。ちょっと、入りづらい雰囲気でしょ。なので、なかなか行けずにいました。
で、やっと、本日行ってまいりました!!
ガラッ
店に入る。
店員「いらっしゃいませー!!」
おおー、好印象です。私がこういう店に入るときに、一番ドギマギするのが、店員や客の雰囲気です。常連客オンリーで持っているような店の場合、一見が入ってくると、一瞬顔に表れます。そして、常連客がいたなら、彼らが、こっちを向くんですよ・・たぶん、知り合いが来たのかな?って、思って見るんでしょうね。
その感じが、なんか、非常に不快なので、あまり、こういう雰囲気の店には入りたくなかったのです。
そして、私は約2年前、同じ亀戸の某焼鳥屋で、不快な経験があります。そこの焼鳥屋はかなりこだわっていた店だったのですが、常連客にはドンドン焼鳥を出すのに、私や、他の客には、全然注文が来ない・・これも、しっかりした焼鳥屋なら焼くのに時間がかかるから・・って、言われればそうかも知れませんが、それにしても異常なまでの遅さだったのです。私以外にカップルらしき一組と、男性3人組。ようするに3組の客がテーブル席にいたのですが、皆で「遅い」「遅い」と、言ってました。でもって、カップルの女性の方は、「ちょっと見てくる」って、言って、チラッと焼いてる所を見に行ったりしてました。テーブル席につかされた私達3組は、カウンターと焼いている所から離れていて、壁のせいで、まったく見えないんですよね。そんでもって、こっちには、頼んだ焼鳥が全然来ないのに、カウンターの方では、常連客の笑声が聞こえてくる・・・明らかに常連客の方のオーダーを優先している感じだったのです。
そのカップルも「帰りに文句言ってやる!!」と、言ってましたが、結局何も言わずに帰りました。でも、私は久々に頭に来たので「注文が来るのがかなり遅いと思ったのですが・・」と、言うと店長は「そういう店ですから」と、一言いいました。それは、焼くのに時間がかかる本格的な店って言う意味かも知れません。でも、カウンターに座っている常連さんの皿を見れば、あきらかに、自分達の注文よりも、そちらを先に焼いていたであろう感じでした。私が思うに、「そういう店ですから」と、言うのは、「常連さんを大切にする店ですから」と、言ってるように感じました。
まあ、その店も、それから半年ぐらいして、閉めてしまい、今は居酒屋になっています。どういういきさつで店を閉めるようになったかは知りませんが、私もそれから二度と行きませんでしたし、例のカップルも「2度と来ない」って、言ってました。
私は思うのですが、常連を大切にするのはいいことだと思うのです。確かに、一見さんなんて、次いつ来るかわかったものではありません。しかしながら、一見さんが不快に思うぐらいに常連贔屓するのは、どうなのでしょうか?常連を大切にしながらも、一見さんにもそれなりのサービスを提供する事は可能なハズです。もし、一見さんがたくさんきて、店が忙しくなって、常連に出す品物の提供スピードが遅れたとしましょう。でも、本当の意味での常連さんなら、それに対して何も思わないハズです。これが、「常連だから、優先してもらうのが当たり前」なんて、思っているようであれば、それはちょっと違うのではないでしょうか?
別に常連と言うのは、優先してもらえる権利ではありません。これと同じ事がネットのニュースで乗っていました。なんか、アイポッドの新作か何かの発売の時に、有名人の特待をやめて、どんな人でも並ばなければいけないようにしたそうです。すると、某アカデミー主演女優賞の女優が、「私はアカデミー女優よ!!なんで、並ばないといけないの!!」と、憤慨した。って、書いてありました。でも、アカデミー賞は、行列を並ばなくても良くなる賞ではありません。そもそも、アカデミー賞は、名誉賞なので、賞金はないんですね。http://eiga.gaido1.com/2007/02/post_27.htmlなので、それを盾にとって、他の人との区別を要求するのは、もはやアカデミー賞をもらう権利はないのではないでしょうか。
まあ、そんなこんなで、常連さんについては、思うところもたくさんあります。確かに、私が色々見た経験上では、常連さんを獲得しないとやっていけれない地域と言うのがあります。これは、事実でしょう。でも、一見さんが不快に思うぐらいに常連さんを優先すると、少しずつ・・本当に少しずつですが、自分の足元を崩して行っている事になるのです。
と、話が長くなりました。
まあ、そんなことがあったので、焼鳥屋にはそれからあまり行ってなかったのです。
でも、この店、
店に入っても、必要十分の「いらっしゃいませ!」
明らかに一見なのに、そんな雰囲気は微塵も感じさせませんでした。
そして、早速店の看板で気になった、「レバ刺し」と「砂肝刺し」・・どちらも800円を注文。
すると、なんと「レバ刺し」が、まだ届いてないとの事。
あっちゃーと、思って、砂肝刺しだけを頼みました。
残念だな・・と、思っていると、大将がこっちまで来て、
大将「申し訳ありません。いつもならオープン時に届いているはずなんですが、今日に限って遅れているようで、もし20時までいらっしゃるのであれば、届きたてのレバ刺しを提供できると思うのですが・・すみません。」
と、頭を下げてくれました。
おおー、なんと、好印象なんでしょう。だいたい、ほとんどの店が、メニューになかったら、店員の方が「きらしています」と、言うぐらいで終わりです。わざわざ、大将が一番奥のテーブルまで来てくれて頭を下げてくれたのは好印象でした。
そんなこんなで、砂肝刺し・・800円です。
ミゾベー「では、いかさせていただきます!!」 パチリ←割り箸割る音
砂肝は、ニンニク醤油、しょうが醤油、ゴマ油と、選べるみたいですが、ここはニンニク醤油にしました。
バクリリリー!!
ミゾベー「う、う、美味いぞー!!
」
うん、美味いです!!コリコリとした砂肝の歯ごたえに、ほのかな甘み!!私も、砂肝の刺身と言うものを食べたことがなかった時代は、臭いもの・・って、印象でした。でも、ある店で「ぜったいオススメ、臭みもまったくありません」って、言うのを見て、ためしに食べたら美味しかったのが砂肝刺し初体験です。たぶん、食べず嫌いの人が多いと思います。レバ刺しとかがOKな人ならば、たぶん大丈夫だと思います。いい砂肝刺しは、本当に美味いです。個人的には、福山にある「かんべ」の砂肝刺しよりは一歩及ばない感じですが、それにしても、東京で駅近くで、この値段で、この味は素晴らしいです。http://hamanet.jp/kaishoku/detail.aspx?txtKshopcd=805
そして、次がつくね。1本160円だ。早速食べる。バクリリリー!!
ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!
」
なんじゃ、こりゃー!!美味い。驚きやー!!表面は香ばしく焼きあがっていて、中はジューシー。そして、驚くなかれ、中に、微妙に柚子の皮かなんかが入っているのかな・・たまーに、柚子風味が口の中に放たれます。メニューにも「柚子風味」って書いてあるし、オススメにもなっている。なんか、壁に貼ってある紙では、○○店の味!って、書いていましたが、もしかして、そこで修行されたのでしょうか?
とにかく、このつくねが1本160円は安いです。以前食べた、名古屋コーチンの本格焼鳥屋「串串」では、コリコリつくね230円でした。http://r.gnavi.co.jp/a260100/menu1.htmでも、私は、個人的には、こちらのつくねの方が好きです。表面がパリッとしているのがいいですね!!
そして、次。「ぼんじり」です。これも、店の外に大きく貼ってあるところを見るとお勧めのようです。
店員「しょうしょう軟骨があるので、きおつけてお召し上がりください」
って、言われました。
こういう心遣いもいいですね・・
では、バクリリリー
ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!
」
お見事!!これも「う」3つ。ぼんじり・・たしか150円だったかな?それか160円。どちらにしろ、この価格でこの味は素晴らしいですよ!!ぼんじりは、鶏の尾の部分の脂が多い所なんですが、この店は、少々シッカリ焼いて香ばしく仕上げてあるみたいです。そして、軟骨と肉がちょっと付いているのが、私的には良かったです。こういうタイプのぼんじりは初めて食べました。脂タップリだけで、終わらない、コリコリ感と香ばしさは、嬉しいです。ぼんじりを、脂の感じオンリーが好きな方とは、趣向が違いますが、私は、この店のぼんじりはツボに入りました。
でもって、次の写真が「皮」です。1本150円。
これも、表面がカリカリに焼き上げられています。結構、長めに焼いていた印象です。かなり表面の脂ぶんが飛ばされているのですが、中はモチモチした食感。表目のカリカリと中のモチモチが、心地良いハーモニーです。
そして、次。レバーです。1本150円。
バクリリリー!!
ミゾベー「う、う、美味いぞー!!
」
いやあー、レバー美味い!!こいつも、かなりのできばえだ。驚いたのが「火加減」このレバー。表面焼いてあるでしょ。なかが、「火が通った」ぐらいなんですよ。なんで、中心に、ほんの少し「トロリ」とした感じが残る感じで焼きを終えているんですね。レバーって火を通しすぎると、中がパサパサになるでしょ。この火加減で焼き上げるって・・・・ここの大将、若いのに、結構実力者です。
そして、ネギま。これも1本150円。
バクリリリー。う、う、美味いぞー!!うん、これも、十分美味しいです。面白いのが、肉、ネギ、肉、ししとう、肉、ネギ。の順番なんですね。ししとう。が入っているのが面白いですね。私は辛いのが好きなので、嬉しかったですが、辛いのが苦手な人にはししとうは、ちょっと難しいかも知れません。
最後が、梅シソささみ。一本160円です。
バクリリリー!!
ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!
」
いやあー、こいつは、やられた!!美味いわ。なんと、ササミに関しては、中央にピンク色が残るぐらいの火加減なんです。これは、ササミのたたきに使うぐらいの鮮度の物を焼鳥のササミにも利用しているのでしょう。ササミって、結構焼くと、固くなるじゃないですか。なんで、ササミを注文しよう。て、あまり思わないんですが、これならば、また食べたい。って、思えます。私も焼鳥屋に結構行きましたが、ここまでレアな串のササミは初めてです。
いやあー、美味かったです。
驚きです。
こんな店が、こんな所にあったなんて・・値段が激安・・ってわけではありません。でも、これぐらいの金額で、この味ならば、十分リピートしたいと思います。
大将には、
ミゾベー「いやあ、美味しかったです!ササミの半生とか、ぼんじりとか美味いですよね。
」
って、言っておきました。
すると、大将が、言うには、なんか個人でやっているような小さな卸売り店から、毎日鳥を仕入れているんだそうです。今日は、なんか、半年に一回あるかないかで、届くのが遅れていて、もう少しいてもらえれば、届きたてのレバ刺しを提供できたのですが・・
との事です。
それにしても、あと、思ったのが、友達と2人でこの店に入ったのですが、約1時間30分いて、客は私達だけ・・
まあ、早い時間だったので、こんなんだったのかも知れませんが、しょうしょう寂しい感じがしました。店員の方が、一段落付いたら、タバコ吸っていたのも、できれば、客の目の見えない所でやってもらえれば嬉しかったです。
あと、かなり「美味いなー!」と、思ったのは、ほぼ、独占状態で、焼いてもらっていたのもあるでしょう。やはり、天ぷらや焼鳥は、揚げたて、焼きたて、が、一番美味いです。客がほかに全然いなかったので、全部出来たての焼鳥を食べれたのも大きかったのかも知れません。
しかしながら、味、値段、接客、全てが高レベルの非常にいい店だと思います。これで、店構えが入りやすくて、店内が今風だったら、もっと集客が予想できるでしょう。でも、この店の感じからして、そういうのは目標にしていないみたいなので、それは全然OKでしょう。
ネットで検索しても、全然ヒットしないこの店・・だいたい、誰か一人ぐらいブログに書いているのにね・・・・
また行っていたいと思います!!
「今日の飲食。」
2人で約4600円。オーダー、酒4杯。砂肝刺身。つくね。ぼんじり。皮、レバー、ネギま、ササミ・・それぞれ2串。+お通しに、揚げたナスにショウガ醤油。
http://map.livedoor.com/map/?ZM=11&CNT=1&SZ=820%2C600&MAP=E139.49.49.6N35.41.43.1
そんなこんなで、言ってみたいなー・・と、思っていたのですが、写真1枚目を見てください。ちょっと、入りづらい雰囲気でしょ。なので、なかなか行けずにいました。

で、やっと、本日行ってまいりました!!

ガラッ
店に入る。
店員「いらっしゃいませー!!」
おおー、好印象です。私がこういう店に入るときに、一番ドギマギするのが、店員や客の雰囲気です。常連客オンリーで持っているような店の場合、一見が入ってくると、一瞬顔に表れます。そして、常連客がいたなら、彼らが、こっちを向くんですよ・・たぶん、知り合いが来たのかな?って、思って見るんでしょうね。
その感じが、なんか、非常に不快なので、あまり、こういう雰囲気の店には入りたくなかったのです。

そして、私は約2年前、同じ亀戸の某焼鳥屋で、不快な経験があります。そこの焼鳥屋はかなりこだわっていた店だったのですが、常連客にはドンドン焼鳥を出すのに、私や、他の客には、全然注文が来ない・・これも、しっかりした焼鳥屋なら焼くのに時間がかかるから・・って、言われればそうかも知れませんが、それにしても異常なまでの遅さだったのです。私以外にカップルらしき一組と、男性3人組。ようするに3組の客がテーブル席にいたのですが、皆で「遅い」「遅い」と、言ってました。でもって、カップルの女性の方は、「ちょっと見てくる」って、言って、チラッと焼いてる所を見に行ったりしてました。テーブル席につかされた私達3組は、カウンターと焼いている所から離れていて、壁のせいで、まったく見えないんですよね。そんでもって、こっちには、頼んだ焼鳥が全然来ないのに、カウンターの方では、常連客の笑声が聞こえてくる・・・明らかに常連客の方のオーダーを優先している感じだったのです。

そのカップルも「帰りに文句言ってやる!!」と、言ってましたが、結局何も言わずに帰りました。でも、私は久々に頭に来たので「注文が来るのがかなり遅いと思ったのですが・・」と、言うと店長は「そういう店ですから」と、一言いいました。それは、焼くのに時間がかかる本格的な店って言う意味かも知れません。でも、カウンターに座っている常連さんの皿を見れば、あきらかに、自分達の注文よりも、そちらを先に焼いていたであろう感じでした。私が思うに、「そういう店ですから」と、言うのは、「常連さんを大切にする店ですから」と、言ってるように感じました。
まあ、その店も、それから半年ぐらいして、閉めてしまい、今は居酒屋になっています。どういういきさつで店を閉めるようになったかは知りませんが、私もそれから二度と行きませんでしたし、例のカップルも「2度と来ない」って、言ってました。
私は思うのですが、常連を大切にするのはいいことだと思うのです。確かに、一見さんなんて、次いつ来るかわかったものではありません。しかしながら、一見さんが不快に思うぐらいに常連贔屓するのは、どうなのでしょうか?常連を大切にしながらも、一見さんにもそれなりのサービスを提供する事は可能なハズです。もし、一見さんがたくさんきて、店が忙しくなって、常連に出す品物の提供スピードが遅れたとしましょう。でも、本当の意味での常連さんなら、それに対して何も思わないハズです。これが、「常連だから、優先してもらうのが当たり前」なんて、思っているようであれば、それはちょっと違うのではないでしょうか?
別に常連と言うのは、優先してもらえる権利ではありません。これと同じ事がネットのニュースで乗っていました。なんか、アイポッドの新作か何かの発売の時に、有名人の特待をやめて、どんな人でも並ばなければいけないようにしたそうです。すると、某アカデミー主演女優賞の女優が、「私はアカデミー女優よ!!なんで、並ばないといけないの!!」と、憤慨した。って、書いてありました。でも、アカデミー賞は、行列を並ばなくても良くなる賞ではありません。そもそも、アカデミー賞は、名誉賞なので、賞金はないんですね。http://eiga.gaido1.com/2007/02/post_27.htmlなので、それを盾にとって、他の人との区別を要求するのは、もはやアカデミー賞をもらう権利はないのではないでしょうか。
まあ、そんなこんなで、常連さんについては、思うところもたくさんあります。確かに、私が色々見た経験上では、常連さんを獲得しないとやっていけれない地域と言うのがあります。これは、事実でしょう。でも、一見さんが不快に思うぐらいに常連さんを優先すると、少しずつ・・本当に少しずつですが、自分の足元を崩して行っている事になるのです。
と、話が長くなりました。

まあ、そんなことがあったので、焼鳥屋にはそれからあまり行ってなかったのです。
でも、この店、
店に入っても、必要十分の「いらっしゃいませ!」

明らかに一見なのに、そんな雰囲気は微塵も感じさせませんでした。

そして、早速店の看板で気になった、「レバ刺し」と「砂肝刺し」・・どちらも800円を注文。
すると、なんと「レバ刺し」が、まだ届いてないとの事。

あっちゃーと、思って、砂肝刺しだけを頼みました。
残念だな・・と、思っていると、大将がこっちまで来て、
大将「申し訳ありません。いつもならオープン時に届いているはずなんですが、今日に限って遅れているようで、もし20時までいらっしゃるのであれば、届きたてのレバ刺しを提供できると思うのですが・・すみません。」
と、頭を下げてくれました。

おおー、なんと、好印象なんでしょう。だいたい、ほとんどの店が、メニューになかったら、店員の方が「きらしています」と、言うぐらいで終わりです。わざわざ、大将が一番奥のテーブルまで来てくれて頭を下げてくれたのは好印象でした。
そんなこんなで、砂肝刺し・・800円です。

ミゾベー「では、いかさせていただきます!!」 パチリ←割り箸割る音
砂肝は、ニンニク醤油、しょうが醤油、ゴマ油と、選べるみたいですが、ここはニンニク醤油にしました。
バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

うん、美味いです!!コリコリとした砂肝の歯ごたえに、ほのかな甘み!!私も、砂肝の刺身と言うものを食べたことがなかった時代は、臭いもの・・って、印象でした。でも、ある店で「ぜったいオススメ、臭みもまったくありません」って、言うのを見て、ためしに食べたら美味しかったのが砂肝刺し初体験です。たぶん、食べず嫌いの人が多いと思います。レバ刺しとかがOKな人ならば、たぶん大丈夫だと思います。いい砂肝刺しは、本当に美味いです。個人的には、福山にある「かんべ」の砂肝刺しよりは一歩及ばない感じですが、それにしても、東京で駅近くで、この値段で、この味は素晴らしいです。http://hamanet.jp/kaishoku/detail.aspx?txtKshopcd=805
そして、次がつくね。1本160円だ。早速食べる。バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

なんじゃ、こりゃー!!美味い。驚きやー!!表面は香ばしく焼きあがっていて、中はジューシー。そして、驚くなかれ、中に、微妙に柚子の皮かなんかが入っているのかな・・たまーに、柚子風味が口の中に放たれます。メニューにも「柚子風味」って書いてあるし、オススメにもなっている。なんか、壁に貼ってある紙では、○○店の味!って、書いていましたが、もしかして、そこで修行されたのでしょうか?
とにかく、このつくねが1本160円は安いです。以前食べた、名古屋コーチンの本格焼鳥屋「串串」では、コリコリつくね230円でした。http://r.gnavi.co.jp/a260100/menu1.htmでも、私は、個人的には、こちらのつくねの方が好きです。表面がパリッとしているのがいいですね!!
そして、次。「ぼんじり」です。これも、店の外に大きく貼ってあるところを見るとお勧めのようです。
店員「しょうしょう軟骨があるので、きおつけてお召し上がりください」
って、言われました。

こういう心遣いもいいですね・・

では、バクリリリー

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

お見事!!これも「う」3つ。ぼんじり・・たしか150円だったかな?それか160円。どちらにしろ、この価格でこの味は素晴らしいですよ!!ぼんじりは、鶏の尾の部分の脂が多い所なんですが、この店は、少々シッカリ焼いて香ばしく仕上げてあるみたいです。そして、軟骨と肉がちょっと付いているのが、私的には良かったです。こういうタイプのぼんじりは初めて食べました。脂タップリだけで、終わらない、コリコリ感と香ばしさは、嬉しいです。ぼんじりを、脂の感じオンリーが好きな方とは、趣向が違いますが、私は、この店のぼんじりはツボに入りました。
でもって、次の写真が「皮」です。1本150円。

これも、表面がカリカリに焼き上げられています。結構、長めに焼いていた印象です。かなり表面の脂ぶんが飛ばされているのですが、中はモチモチした食感。表目のカリカリと中のモチモチが、心地良いハーモニーです。
そして、次。レバーです。1本150円。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

いやあー、レバー美味い!!こいつも、かなりのできばえだ。驚いたのが「火加減」このレバー。表面焼いてあるでしょ。なかが、「火が通った」ぐらいなんですよ。なんで、中心に、ほんの少し「トロリ」とした感じが残る感じで焼きを終えているんですね。レバーって火を通しすぎると、中がパサパサになるでしょ。この火加減で焼き上げるって・・・・ここの大将、若いのに、結構実力者です。
そして、ネギま。これも1本150円。

バクリリリー。う、う、美味いぞー!!うん、これも、十分美味しいです。面白いのが、肉、ネギ、肉、ししとう、肉、ネギ。の順番なんですね。ししとう。が入っているのが面白いですね。私は辛いのが好きなので、嬉しかったですが、辛いのが苦手な人にはししとうは、ちょっと難しいかも知れません。
最後が、梅シソささみ。一本160円です。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

いやあー、こいつは、やられた!!美味いわ。なんと、ササミに関しては、中央にピンク色が残るぐらいの火加減なんです。これは、ササミのたたきに使うぐらいの鮮度の物を焼鳥のササミにも利用しているのでしょう。ササミって、結構焼くと、固くなるじゃないですか。なんで、ササミを注文しよう。て、あまり思わないんですが、これならば、また食べたい。って、思えます。私も焼鳥屋に結構行きましたが、ここまでレアな串のササミは初めてです。
いやあー、美味かったです。

驚きです。

こんな店が、こんな所にあったなんて・・値段が激安・・ってわけではありません。でも、これぐらいの金額で、この味ならば、十分リピートしたいと思います。
大将には、
ミゾベー「いやあ、美味しかったです!ササミの半生とか、ぼんじりとか美味いですよね。

って、言っておきました。

すると、大将が、言うには、なんか個人でやっているような小さな卸売り店から、毎日鳥を仕入れているんだそうです。今日は、なんか、半年に一回あるかないかで、届くのが遅れていて、もう少しいてもらえれば、届きたてのレバ刺しを提供できたのですが・・
との事です。

それにしても、あと、思ったのが、友達と2人でこの店に入ったのですが、約1時間30分いて、客は私達だけ・・

まあ、早い時間だったので、こんなんだったのかも知れませんが、しょうしょう寂しい感じがしました。店員の方が、一段落付いたら、タバコ吸っていたのも、できれば、客の目の見えない所でやってもらえれば嬉しかったです。
あと、かなり「美味いなー!」と、思ったのは、ほぼ、独占状態で、焼いてもらっていたのもあるでしょう。やはり、天ぷらや焼鳥は、揚げたて、焼きたて、が、一番美味いです。客がほかに全然いなかったので、全部出来たての焼鳥を食べれたのも大きかったのかも知れません。
しかしながら、味、値段、接客、全てが高レベルの非常にいい店だと思います。これで、店構えが入りやすくて、店内が今風だったら、もっと集客が予想できるでしょう。でも、この店の感じからして、そういうのは目標にしていないみたいなので、それは全然OKでしょう。
ネットで検索しても、全然ヒットしないこの店・・だいたい、誰か一人ぐらいブログに書いているのにね・・・・

また行っていたいと思います!!

「今日の飲食。」
2人で約4600円。オーダー、酒4杯。砂肝刺身。つくね。ぼんじり。皮、レバー、ネギま、ササミ・・それぞれ2串。+お通しに、揚げたナスにショウガ醤油。
http://map.livedoor.com/map/?ZM=11&CNT=1&SZ=820%2C600&MAP=E139.49.49.6N35.41.43.1