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「こちら、庶民派グルマンズ!!」

将棋にお酒、飲食&労倦。庶民派グルマンズリーダーがお送りする飲食中心の徒然ブログ。

亀戸北口から徒歩3分 焼鳥 鳥粋に行って来たよ!! マジ美味いのに、ほとんど無名なの?

2007-09-04 | 外食(焼鳥、鳥メイン)
亀戸駅北口からちょっと歩いた所にある、焼鳥の「鳥粋」と言う店に行ってきました。実は、この店、前から気にしていたんですよね。だいたい私は夜間の学校から帰る時に、この道から帰るのですが、この店の前を歩くと焼鳥のなんともいえない香ばしい香りがしてくるんですよ。店の看板を見ると、「レバ刺し」と、もう一つ「砂肝刺し」を出している。レバ刺しだけなら、いざしらず、砂肝の刺身まで出している焼鳥屋はなかなかないのではないでしょうか・・

そんなこんなで、言ってみたいなー・・と、思っていたのですが、写真1枚目を見てください。ちょっと、入りづらい雰囲気でしょ。なので、なかなか行けずにいました。

で、やっと、本日行ってまいりました!!

ガラッ

店に入る。

店員「いらっしゃいませー!!」

おおー、好印象です。私がこういう店に入るときに、一番ドギマギするのが、店員や客の雰囲気です。常連客オンリーで持っているような店の場合、一見が入ってくると、一瞬顔に表れます。そして、常連客がいたなら、彼らが、こっちを向くんですよ・・たぶん、知り合いが来たのかな?って、思って見るんでしょうね。

その感じが、なんか、非常に不快なので、あまり、こういう雰囲気の店には入りたくなかったのです。

そして、私は約2年前、同じ亀戸の某焼鳥屋で、不快な経験があります。そこの焼鳥屋はかなりこだわっていた店だったのですが、常連客にはドンドン焼鳥を出すのに、私や、他の客には、全然注文が来ない・・これも、しっかりした焼鳥屋なら焼くのに時間がかかるから・・って、言われればそうかも知れませんが、それにしても異常なまでの遅さだったのです。私以外にカップルらしき一組と、男性3人組。ようするに3組の客がテーブル席にいたのですが、皆で「遅い」「遅い」と、言ってました。でもって、カップルの女性の方は、「ちょっと見てくる」って、言って、チラッと焼いてる所を見に行ったりしてました。テーブル席につかされた私達3組は、カウンターと焼いている所から離れていて、壁のせいで、まったく見えないんですよね。そんでもって、こっちには、頼んだ焼鳥が全然来ないのに、カウンターの方では、常連客の笑声が聞こえてくる・・・明らかに常連客の方のオーダーを優先している感じだったのです。

そのカップルも「帰りに文句言ってやる!!」と、言ってましたが、結局何も言わずに帰りました。でも、私は久々に頭に来たので「注文が来るのがかなり遅いと思ったのですが・・」と、言うと店長は「そういう店ですから」と、一言いいました。それは、焼くのに時間がかかる本格的な店って言う意味かも知れません。でも、カウンターに座っている常連さんの皿を見れば、あきらかに、自分達の注文よりも、そちらを先に焼いていたであろう感じでした。私が思うに、「そういう店ですから」と、言うのは、「常連さんを大切にする店ですから」と、言ってるように感じました。

まあ、その店も、それから半年ぐらいして、閉めてしまい、今は居酒屋になっています。どういういきさつで店を閉めるようになったかは知りませんが、私もそれから二度と行きませんでしたし、例のカップルも「2度と来ない」って、言ってました。

私は思うのですが、常連を大切にするのはいいことだと思うのです。確かに、一見さんなんて、次いつ来るかわかったものではありません。しかしながら、一見さんが不快に思うぐらいに常連贔屓するのは、どうなのでしょうか?常連を大切にしながらも、一見さんにもそれなりのサービスを提供する事は可能なハズです。もし、一見さんがたくさんきて、店が忙しくなって、常連に出す品物の提供スピードが遅れたとしましょう。でも、本当の意味での常連さんなら、それに対して何も思わないハズです。これが、「常連だから、優先してもらうのが当たり前」なんて、思っているようであれば、それはちょっと違うのではないでしょうか?

別に常連と言うのは、優先してもらえる権利ではありません。これと同じ事がネットのニュースで乗っていました。なんか、アイポッドの新作か何かの発売の時に、有名人の特待をやめて、どんな人でも並ばなければいけないようにしたそうです。すると、某アカデミー主演女優賞の女優が、「私はアカデミー女優よ!!なんで、並ばないといけないの!!」と、憤慨した。って、書いてありました。でも、アカデミー賞は、行列を並ばなくても良くなる賞ではありません。そもそも、アカデミー賞は、名誉賞なので、賞金はないんですね。http://eiga.gaido1.com/2007/02/post_27.htmlなので、それを盾にとって、他の人との区別を要求するのは、もはやアカデミー賞をもらう権利はないのではないでしょうか。

まあ、そんなこんなで、常連さんについては、思うところもたくさんあります。確かに、私が色々見た経験上では、常連さんを獲得しないとやっていけれない地域と言うのがあります。これは、事実でしょう。でも、一見さんが不快に思うぐらいに常連さんを優先すると、少しずつ・・本当に少しずつですが、自分の足元を崩して行っている事になるのです。

と、話が長くなりました。

まあ、そんなことがあったので、焼鳥屋にはそれからあまり行ってなかったのです。

でも、この店、

店に入っても、必要十分の「いらっしゃいませ!」

明らかに一見なのに、そんな雰囲気は微塵も感じさせませんでした。

そして、早速店の看板で気になった、「レバ刺し」と「砂肝刺し」・・どちらも800円を注文。

すると、なんと「レバ刺し」が、まだ届いてないとの事。

あっちゃーと、思って、砂肝刺しだけを頼みました。

残念だな・・と、思っていると、大将がこっちまで来て、

大将「申し訳ありません。いつもならオープン時に届いているはずなんですが、今日に限って遅れているようで、もし20時までいらっしゃるのであれば、届きたてのレバ刺しを提供できると思うのですが・・すみません。」

と、頭を下げてくれました。

おおー、なんと、好印象なんでしょう。だいたい、ほとんどの店が、メニューになかったら、店員の方が「きらしています」と、言うぐらいで終わりです。わざわざ、大将が一番奥のテーブルまで来てくれて頭を下げてくれたのは好印象でした。

そんなこんなで、砂肝刺し・・800円です。

ミゾベー「では、いかさせていただきます!!」 パチリ←割り箸割る音

砂肝は、ニンニク醤油、しょうが醤油、ゴマ油と、選べるみたいですが、ここはニンニク醤油にしました。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

うん、美味いです!!コリコリとした砂肝の歯ごたえに、ほのかな甘み!!私も、砂肝の刺身と言うものを食べたことがなかった時代は、臭いもの・・って、印象でした。でも、ある店で「ぜったいオススメ、臭みもまったくありません」って、言うのを見て、ためしに食べたら美味しかったのが砂肝刺し初体験です。たぶん、食べず嫌いの人が多いと思います。レバ刺しとかがOKな人ならば、たぶん大丈夫だと思います。いい砂肝刺しは、本当に美味いです。個人的には、福山にある「かんべ」の砂肝刺しよりは一歩及ばない感じですが、それにしても、東京で駅近くで、この値段で、この味は素晴らしいです。http://hamanet.jp/kaishoku/detail.aspx?txtKshopcd=805

そして、次がつくね。1本160円だ。早速食べる。バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

なんじゃ、こりゃー!!美味い。驚きやー!!表面は香ばしく焼きあがっていて、中はジューシー。そして、驚くなかれ、中に、微妙に柚子の皮かなんかが入っているのかな・・たまーに、柚子風味が口の中に放たれます。メニューにも「柚子風味」って書いてあるし、オススメにもなっている。なんか、壁に貼ってある紙では、○○店の味!って、書いていましたが、もしかして、そこで修行されたのでしょうか?

とにかく、このつくねが1本160円は安いです。以前食べた、名古屋コーチンの本格焼鳥屋「串串」では、コリコリつくね230円でした。http://r.gnavi.co.jp/a260100/menu1.htmでも、私は、個人的には、こちらのつくねの方が好きです。表面がパリッとしているのがいいですね!!

そして、次。「ぼんじり」です。これも、店の外に大きく貼ってあるところを見るとお勧めのようです。

店員「しょうしょう軟骨があるので、きおつけてお召し上がりください」

って、言われました。

こういう心遣いもいいですね・・

では、バクリリリー

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

お見事!!これも「う」3つ。ぼんじり・・たしか150円だったかな?それか160円。どちらにしろ、この価格でこの味は素晴らしいですよ!!ぼんじりは、鶏の尾の部分の脂が多い所なんですが、この店は、少々シッカリ焼いて香ばしく仕上げてあるみたいです。そして、軟骨と肉がちょっと付いているのが、私的には良かったです。こういうタイプのぼんじりは初めて食べました。脂タップリだけで、終わらない、コリコリ感と香ばしさは、嬉しいです。ぼんじりを、脂の感じオンリーが好きな方とは、趣向が違いますが、私は、この店のぼんじりはツボに入りました。

でもって、次の写真が「皮」です。1本150円。

これも、表面がカリカリに焼き上げられています。結構、長めに焼いていた印象です。かなり表面の脂ぶんが飛ばされているのですが、中はモチモチした食感。表目のカリカリと中のモチモチが、心地良いハーモニーです。

そして、次。レバーです。1本150円。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

いやあー、レバー美味い!!こいつも、かなりのできばえだ。驚いたのが「火加減」このレバー。表面焼いてあるでしょ。なかが、「火が通った」ぐらいなんですよ。なんで、中心に、ほんの少し「トロリ」とした感じが残る感じで焼きを終えているんですね。レバーって火を通しすぎると、中がパサパサになるでしょ。この火加減で焼き上げるって・・・・ここの大将、若いのに、結構実力者です。

そして、ネギま。これも1本150円。

バクリリリー。う、う、美味いぞー!!うん、これも、十分美味しいです。面白いのが、肉、ネギ、肉、ししとう、肉、ネギ。の順番なんですね。ししとう。が入っているのが面白いですね。私は辛いのが好きなので、嬉しかったですが、辛いのが苦手な人にはししとうは、ちょっと難しいかも知れません。

最後が、梅シソささみ。一本160円です。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

いやあー、こいつは、やられた!!美味いわ。なんと、ササミに関しては、中央にピンク色が残るぐらいの火加減なんです。これは、ササミのたたきに使うぐらいの鮮度の物を焼鳥のササミにも利用しているのでしょう。ササミって、結構焼くと、固くなるじゃないですか。なんで、ササミを注文しよう。て、あまり思わないんですが、これならば、また食べたい。って、思えます。私も焼鳥屋に結構行きましたが、ここまでレアな串のササミは初めてです。

いやあー、美味かったです。

驚きです。

こんな店が、こんな所にあったなんて・・値段が激安・・ってわけではありません。でも、これぐらいの金額で、この味ならば、十分リピートしたいと思います。

大将には、

ミゾベー「いやあ、美味しかったです!ササミの半生とか、ぼんじりとか美味いですよね。

って、言っておきました。

すると、大将が、言うには、なんか個人でやっているような小さな卸売り店から、毎日鳥を仕入れているんだそうです。今日は、なんか、半年に一回あるかないかで、届くのが遅れていて、もう少しいてもらえれば、届きたてのレバ刺しを提供できたのですが・・

との事です。

それにしても、あと、思ったのが、友達と2人でこの店に入ったのですが、約1時間30分いて、客は私達だけ・・

まあ、早い時間だったので、こんなんだったのかも知れませんが、しょうしょう寂しい感じがしました。店員の方が、一段落付いたら、タバコ吸っていたのも、できれば、客の目の見えない所でやってもらえれば嬉しかったです。

あと、かなり「美味いなー!」と、思ったのは、ほぼ、独占状態で、焼いてもらっていたのもあるでしょう。やはり、天ぷらや焼鳥は、揚げたて、焼きたて、が、一番美味いです。客がほかに全然いなかったので、全部出来たての焼鳥を食べれたのも大きかったのかも知れません。

しかしながら、味、値段、接客、全てが高レベルの非常にいい店だと思います。これで、店構えが入りやすくて、店内が今風だったら、もっと集客が予想できるでしょう。でも、この店の感じからして、そういうのは目標にしていないみたいなので、それは全然OKでしょう。

ネットで検索しても、全然ヒットしないこの店・・だいたい、誰か一人ぐらいブログに書いているのにね・・・・

また行っていたいと思います!!

「今日の飲食。」

2人で約4600円。オーダー、酒4杯。砂肝刺身。つくね。ぼんじり。皮、レバー、ネギま、ササミ・・それぞれ2串。+お通しに、揚げたナスにショウガ醤油。

http://map.livedoor.com/map/?ZM=11&CNT=1&SZ=820%2C600&MAP=E139.49.49.6N35.41.43.1




渋谷 桜ヶ丘の 焼鳥屋 鳥ハゲに行って来たよ!!

2007-03-28 | 外食(焼鳥、鳥メイン)
今日は焼鳥を食べてきました。なんというか、最近のマイブームが「ちょい飲み」・・ちなみに、マイブームって言うか、皆も結構「これって、いいかもね!」と、好印象。つまり、夜間が終わる9時15分ぐらいから、飲みに行って、だいたいキッカリ1時間で帰りましょう!!と、言うスタイルです。

これのいい所が、①次の日に響かない・・ついつい飲みすぎると次の日に響いたりするし、明日朝が早い人なんか参加しずらいですよね。でも、大体1時間で終わり!と、決めておけば、そんな方でも顔を出しやすくなります。②金額が安い・・本当に軽く飲んでつまむだけなので、2000円行かない事があります。普通、居酒屋で飲むと3000円ぐらいいくので、これが例えば1500円~1800円ぐらいだと非常にリーズナブルですよね!!

まあ、とことん飲みたい場合には、ちょっと物足りないかも知れませんが、何気に1時間あれば結構コミュを深められるので、いいんやないのー・・って、思っている今日この頃です。皆さんも試してみてください。

んでもって、今日も手軽に「鳥金」にしようかと思ったのですが、何気にここは満席でした。でもって、仕方なく坂をもうちょっと下りた所にあるB1階の店「鳥ハゲ」に入りました。http://www.t-skb.com/torihage/・・店に入ると、そんなに人はたくさんいません。まあ、考えれば週末でもないので、まあ、こんなものでしょう。逆に「鳥金」の方が凄いだけです。(まあ、客席数が少ないというのもあるけどね)http://town.comnit.jp/COMMAND/FriendPage/Friend_Top_Command.php?id=2283

店内半オープンキッチンのスタイルで、ちょっと照明も薄暗く、雰囲気がいい店内です。清掃も行き届いていて、イスもドッカリ座れるタイプです。「鳥金」と比べると、この面では雲泥の差です。早速、「焼鳥の盛り合わせ」「菜の花の天ぷら」「サラダ」「筋煮込み」等を注文。

ミゾベー「では、いかさせていただきます!!」 ガッ←焼鳥を手に取った音

まずは、モモを、

ミゾベー「バクリリリー!!」

ミゾベー「うん、美味い!

なんというか、ぶっちゃけ冷凍物かも知れません。でも、普通の居酒屋よりは、美味しいです。

次に、砂ズリ

ミゾベー「ズリリリリー!!」

・・・・

ミゾベー「うん、美味い!!

でもって、ささみのシソ巻きを、

ミゾベー「バクリリリー!!

うん、美味い!!ささみをシソで巻いた奴は、結構好きだったりします

焼鳥を食べて、なるほぞ!!と、思いました。ここの店はメニューを見ると、揚げ物もあれば、刺身も結構な種類があって、煮込み料理屋、焼き物、おばん菜等もあります。つまり、純然たる焼鳥屋!!って、感じではないんでしょうね。もし、ここが焼鳥専門店!!とか言って、ほぼ焼鳥メインで出している店ならば、うーん、と、思ってしまいます。でも、これなら、まー、こんなものかな。って、味でしょう。

昔友達が、焼鳥居酒屋でバイトをしていましたが、つまり、鳥を少しプッシュした居酒屋・・と、言うスタイルだと思います。その友達いわく、炭を使って焼くので美味しそうに見えるんだけど、使っているのは冷凍モン・・て、言ってました。でも、刺身や焼き物や、他にも色々な料理があるので、鳥は冷凍物で仕入れないといけなかったそうです。

そうか

確かに、「鳥」しか置いてないならば、毎日「鳥」を仕入れて、新鮮なものを提供できますが、「鳥」以外にもいろいろメニューがあるならば、日持ちのしない鳥を生では仕入れられないでしょう。一理あります。

菜の花の天ぷらも美味しかったですが、これなら、まだ「じゃぶかま」で夜に出てくる天ぷらの方がカラッと揚がっていて美味いです。あそこの店はウドンがメインなのに、他の料理もかなりレベル高いんですよね・・ここの菜の花の天ぷらは、ぶっちゃけ、居酒屋で出されるのものと大差ないでしょう。でも、まー、十分これでも美味しかったです。

ちなみに、「鳥金」は、焼鳥は値段の割には美味しいと思います。でも、極端に安いか?って、言われると、そこまで安い店とも思わないんですよね・・「鳥金」で思うのが「ちょっと、寄って行く」と、言うスタイルに非常にマッチしているのではないでしょうか?友達が、立ち飲みをもうちょっと発展させたぐらい。って、行ってましたが、非常にいい表現だと思いました。

もし、どこか食べて帰る時に、「鳥ハゲに行く?」って言われると、ちょっと身構えてしまいます・・

でも、「鳥金」なら、本当に、ちょっと寄って行く!?って、感じで気軽に入って、ちょちょっと食べて帰るのに向いている店だと思います。

それもあって、月曜日から、満席なのかも知れません。まあ、ちょっと寄って行くつもりで、店に入ってから、本当にちょっとで終わるのかどうかはわかりませんが・・

まあ、しかしながら、味わう!!と、言うよりかは、トーキングを楽しむというコンセプトで入った店なので、不味くないなら、それで十分と言う・・逆に混みすぎてないほうがいいぐらい・・

1、ちょっと寄って行く店。「鳥金」見たいな、庶民的な小さい店。

2、あまり込んでなくて、少し腰を据えてトーキングを楽しむ店。「今日みたいな店」

3、味わう店「串串」http://r.gnavi.co.jp/g746900/

まあ、飲食店には色々な使い方があるのではないでしょうかー

渋谷 桜ヶ丘の焼鳥屋 鳥金に行ってみたよ!!

2006-10-18 | 外食(焼鳥、鳥メイン)
渋谷の桜ヶ丘にある鳥金と言う焼鳥屋に行ってきました。ここは、前々から一度は入りたかった店なんですね。この店は、リンク先の写真を見てもらえば分かりますが(下のほうの夜の部と言うところに写真あります)かなり、ボロッちい作りの店です。でも、私は思うのですが、店の雰囲気と言うのは「味の一部」だと思うんですよね。こんなボロっちい店でフランス料理を食べると美味しいとは思いませんが、焼鳥とかさ、ホルモン焼きとか、なんか、このような料理だと、店が少々ボロい方が、ワクワクしてきます。http://design-signal.co.jp/omake/index.html

もちろん、ボロっちいと表現させてもらいましたが、いわゆる、不衛生なのと、店の外観、内装は関係ありません。普通の居酒屋でも、厨房に回れば不衛生な所もたくさんありますし、パッと見ボロッちい店でも、キチンと清掃してあれば、居心地がいいものです。

で、このような店で一見でネックになるのは、いわゆる「入りにくさ」だと思うんですよね。このような情緒あふれる店の場合、閉じている戸を開ける勇気がいるので、どうしても尻込みしてしまいます。まあ、これも「楽しみ」と言う人もいますが、私もなかなか最初の一歩が踏み出せずに、じゃー、まー、チェーンの居酒屋でいいかー!とか、思ったりすることが多いです。

しかし、ここの鳥金の素晴らしい所は、かなり外から店の中の雰囲気が分かるようになっているんですよね。これは、入りやすいと思います。煙たい時なんか戸を開けっ放しにしているので、とても入りやすいです。

と、いう事で友達と2人で入る。

早速10串の「おまかせ」を注文。(写真は下のほうです)

来る。

ミゾベー「では、逝かさせて頂きます!!」 コケコッコー!!←なんか鳴いて見ました。

まずは、写真2枚目の右上の「ねぎ間」

バクリ

ミゾベー「うん、美味い!!」

肉汁がジュッと出て、その旨味がGOODだ。変な脂っこさもないし、噛むほどに味が出てくる。

いやあー、こいつはビールと合うわい!!

で、次。写真2枚目の左真ん中「砂肝」を食べる!!

バクリ!!

ミゾベー「うん、美味いぞ!!」

コリコリ、シャクシャクしていて、非常に美味だ。古い砂肝は、食感も悪くなり、また、独特の臭いが出てくる。でも、これには、まったくそういうのが無い。非常に好印象。

ちなみに、お任せで10串、1500円ぐらいだ。つまり、一本150円程度。個別で頼んでも、1皿2本で315円なので、消費税分ぐらい安くなる計算かな・・でも、うずらの卵はいらなかったので、別々に注文したほうが良かったのかも知れない。まあ、いい。

で、写真1枚目の上のが「つくね」だ。つくねは、一番、その店の「味」が分かるものです。ナンコツを細かく砕いて入れる店もあれば、卵黄につけて食べさせる店もあります。ここのは大衆店なので、オーソドックスなつくね。

早速食べる。

バクリ!!

ミゾベー「うん、美味いやんか!!」

つくねは確か400円程度と、ちょっと他のヤツよりも値段は張るのですが、非常に美味しいです。基本に忠実に作っていて、肉の旨味を堪能できます。これが、酷い店のつくねだと、パサパサだったり、味もそっけもないようなのもあるので、ここのつくねはGOODだと思います。

で、その下が「皮」

程よく脂が落ちていて、クニュクニュとした歯ごたえ、もちろん他の部分よりは脂っこいんですが、別にこれがくどくなくて、美味しかったです。

全体的に、どれもリーズナブルな値段で、十分に美味しい焼鳥を食べさせてくれる店だと思います。接客も丁寧です。店がかなり狭く、しかも、いつ行ってもほぼ満席に近いと思いますが、この狭いのがまた、独特の雰囲気で、焼鳥を食べるにはいいかも知れません。今回は、「鳥わさ」とか刺身系統は注文しなかったんですが、ネットとかで、チラッと見たら、刺身系統が美味しい!と、言うのを見たので、今度は注文してみたいと思いましたー!!





自由が丘 鶏から揚げ「とよ田」

2006-08-28 | 外食(焼鳥、鳥メイン)
1年生に誘われて、自由が丘のから揚げ専門店とよ田に行って参りました。ここのから揚げが絶品だと言うことで期待していました。なにせ、基本メニューは3品。砂ズリのから揚げと、手羽先から揚げ、モモから揚げ・・終わり。

なんと、メインメニューはこれだけ。後、お通しと、浅漬け、古漬けを頼むことが出来る。飲み物はビール、チューハイ、日本酒。と、本当にから揚げを食べるためにあるような店だ。

しかも、しかも、ここのすごいところは、「値段が表記されていない」・・つまり、単品でいくらかわからない。この平成18年の世で、高級料理店や寿司屋なら、まだ値段がわからなかったり「時価」っていうのもわかるけど、から揚げの店で値段がわからない・・これは、ハッキリ言って、どうかと思う。

ただ、そのくせに、いつも満員らしいのだ。

から揚げ3品のメニューで、しかも値段がわからない。そして、店も非常に知らなければ入れそうにない雰囲気だ。それでいて、いつも満席と言うからにはよほど旨いのではないだろうか?

と、言うことで1年生のDM君と一緒に店に入った。あらかじめ予約してくれていたと言うことで、非常にうれしい。

店は5時にOPENで、5時45分には、ほぼ満席・・外に並んでいる人もチラホラいる。ここでは、「コースでお願い」と、言うのがベターらしい。最初に砂ズリ、次に手羽先、最後にモモが出てくる。

早速来る。

ミゾベー&DM君「では、今日こそは逝かせていただきます!」 クワッ←、ここまでマジにから揚げに向かい合ったことがあるだろうか?

で、まずは砂ズリ。

食べる

・・・・

・・・

ミゾベー「う、う、美味いぞー!」

いやあー、このコリコリ、シャクシャクと言うズリの感覚、香ばしさ。脂っこさは全くといって良いほど皆無。この美味さは絶品だ。そして、非常にビールが欲しくなる味だ。

次は手羽先。これが、ウサワに名高い、「骨まで食べれる手羽先」だ。早速かぶりつく。

ガブリ

・・・

・・・

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!」

いやあー、こいつも絶品だ。ケンタッキーなんかと次元が違う。脂っこさは皆無。熱々の肉にかぶりつくと、旨味が口にグワワワワ!!と、広がる。香ばしく、旨味が強い。そして、確かに、骨まで食べれる。高温でカラリとあがっているので、アバラの骨とかが香ばしくて美味しいのだ。なんというか、小さい魚って骨まで、カラリと揚げれば、非常に香ばしいスナック菓子見たいで旨いでしょ。そういう感じです。でも、さすがに骨を食べれるのは小さい骨ですかね。大きい骨は人によっては砕くのに力が要りそうです。

最後が、モモ!!

バクリ!! ←問答無道でかぶりつきました。

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!」

久々の「う」が3つの「美味いぞー!」です。もう、皮はパリパリ、中はジューシー。圧倒的な旨味が口の中をめぐります。

この3品は甲乙はつけれないですね。もう、完全に好みです。通っぽいなら砂ズリ・・これは、つまみに最高でしょうねー。手羽先は、旨味がモモよりも強い。香ばしさもモモより強いので、そんなんが好きな人は手羽先。で、モモはパリパリ&ジューシー。お子様から若者が大好きそうな味です。モモの脂がジューシーで、ジューシーさをお望みなら、モモですね。

食べている時に思ったのが、なんと、注文が入ってから、鳥を捌いているんですね・・捌いてるって、生きてるのを捌くのでは、さすがにありませんよ。頭とか、ある程度処理された鶏を、注文が入ってから、包丁を入れていました。ハッキリ言って、こういうのは仕込みの間にやっておけば、もっと効率がいいはずです。でも、注文があってから捌くほうが旨味が逃げないんでしょうかね・・よくわかりませんが、寿司屋も、注文が入ってから切る方が美味しい。って、言いますしね。

そういえば、美味しんぼでも、「焼き魚専門店」みたいなのが出ていました。炭火で、串に刺した魚を焼くんですが、その串の種類までこだわっていて、まさに、焼き魚オンリーを極めんとしている・・って感じでした。

この店も、たった3品の鳥のから揚げだけの店です。でも、その3品を極めんとしているんでしょうねー。揚げる油は、完全に毎日交換しているでしょう。写真の色合いを見てもらえばわかりますが、いい色合いです。これが、悪い脂だと、黒っぽくなります。悪い油はクドくなるし、何回も使いまわしていると、温度が上がらなくなって、中が生焼けになります。私も居酒屋バイト時代にクレームで、「から揚げの中心に火が通ってない」って言われたことがあります。で、温度が上がらない使い回しの油を使うので、長い時間揚げてないと、中まで火が通らないんですね。で、長い時間揚げるから、脂っこくなるし、表面の薄い部分が黒っぽくなるんですね。中に火が通るころは、表面が焦げている・・って事ですよ。

と、言うことで、一目見ただけでも、この店の油は毎日変えているのがわかりそうです。

また、値段がわからない・・と、言うのは、もしかしたら、値段が安定していないのではないでしょうか?私の想像ですが、魚なんて、値段は変わりますよね。鳥も、大きな養鶏場から買っているのであれば、ある程度仕入れ値は安定してそうです。でも、もしも、小さな養鶏場で、放し飼いとか、食品に気を使って育てているのであれば、ある程度値段も変動しそうです。

こう考えれば、「値段がわからないカラ揚げ屋」と言うのも、わからなくはありません。とにかく、すげーと思ったのが、この3品食べた後単品でモモをもらって、合計4品食べたのに、まったく腹がもたれない事です。満腹になった満足感はありますが、普通、これだけから揚げを食べると、かなりドヨーンとしていてもおかしくありません。

から揚げだけに全心血をそぞぐ、すごいから揚げ屋だと思います。

なんというか、本当にここまで手の込んだものをやっていると、いわゆる「儲け」には走れないでしょうね。店内は12,3人で満席っぽいし・なんでも極めようとすると、そこにビジネスは出来ないとかいいます。結構今まで言われた事が「趣味を仕事にしてはいけない」ってのがあるんですが、こだわりすぎて、儲けがない。と、いうことでしょう。でも、「自分の好きな事を仕事にした人が大成している」と、いう人もいるし、本当にどっちなんでしょうねー。まあ、いいか。

ちなみに、お通し、ビール、日本酒1合、砂ズリ、手羽先、モモ×2、浅漬け、で一人約4500円でしたー!!最後の鳥スープは、たぶんサービスです。

予想値段を知りたい方は、こちらのブログを参考にしてください。http://hamada.air-nifty.com/raisan/2006/05/__e10a.html

http://gourmet.yahoo.co.jp/0000832612/0002790723/ktop/