キラキラ輝く! 幸せなママになるブログ

~幸せの法則で自分を磨き、子供と一緒に成長しよう!~

信じて、見守る 2

2009年10月21日 17時23分03秒 | すべては自分

(前回の続きから・・・・)

 

 毎日同じことを、口をすっぱくして言い続けても、

ささっと宿題に取り掛かれない子供たち。

遊びたいだけ遊んで、自分たちのやるべきことをおろそかにするなんて・・・

と、私は子供たちの『困った』行動に、頭を抱えていました。

 

でも、毎日毎日この状況が繰り返される中で、

私はあるとき、ふと思ったのです。

 

何かが、違う。と。

 

それまで、私は、いくら声をかけても宿題にスムーズに取り掛かれない子供たちの行動を、かなり問題視していました。

どうしたら、私が声をかけなくても、自分から進んで宿題に取り掛かれるようになるのか。

どんな言葉をかけたら、この子達はやる気を起こすのか。

 

でも、何かが違う。

果たして本当に、子供たちだけの問題なのだろうか?

宿題にスムーズに取り掛からない子供たちのことを、

『困った』ものとしてみているけれど、

じゃあ、毎日がみがみ同じことを繰り返し言う私の行動は?

全く問題ないといえる?

 

子供たちのあり方ばかりに向いていた目を、

そこで始めて、自分自身に向けました。

 

なぜ私は、口をすっぱくしながら、

何度も何度も『宿題は?』『明日の用意は?』と言い続けているのか。

 

宿題を忘れたら、学校で困るだろう。

忘れ物をしたら、授業が出来なくて困るだろう。

だから言う。

言われないとやらない。

言われてもなかなかやれない。

だからやるまで言い続ける。

 

われながら、あまりの過保護さに驚きました。

外で子供が困らないように、先回りして、声をかけて・・・・

子供のためを思ってしていたことが、

実は、

子供をだめにしていることだと気づきました。

 

親が先回りして、声をかけて、

子供が転ばないように、つまづかないように、

背中におぶって歩くような。

 

背中におぶわれたままの子は、

転ぶことも、つまづくこともしない代わりに、

自分の歩く道を覚えず、

歩き方も覚えず、

自力で立つことすら、しようとしなくなるでしょう。

 

私は声をかけすぎたのです。

 

もしかしたら、

私がいくら言っても子供たちが宿題に取り掛かろうとしないのは、

自分で歩こうと、私の背中から降りたがっていたからなのかもしれません。

 

宿題をせずに学校に行って、

先生に注意されることや、お友達の前で恥ずかしい思いをすること、授業で気まずい思いをすることも、ひとつの『経験』。

それも、自分の身を持って体験しないと、

決して身につかないもの。

 

それを根こそぎ削除した道を歩かせようとしていました。

辛い思いや、嫌な思いは出来るだけさせたくないと願う、

いわゆる『親心』と言うやつで。

 

嫌な思いをすることが、子供をだめにするのではなく、

子供が自分で考えて行動する機会を奪うことが、

その子のもっている行動力や、考える力を乏しくし、

自立できない子にしてしまうのだと言うことを、改めて感じました。

 

親が先回りし、声をかければかけるほど、

子供は自分で考えることをやめ、

自分で動くことをやめていくのだと。

 

そして私は、

それまで毎日のように『宿題は?』『明日の用意は?』と、

がみがみ言い続けていたのを、止めてみることにしました。

 

 

(またまたつづく・・・・)

 


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