前回お伝えした『因縁果報の法則』の働きについてですが・・・
この働きも、とてもシンプルなものです。
『善因善果と悪因悪果』
つまり、
善い因は善い結果を起こし、悪い因は悪い結果を起こす
ということです。
例えば私(因)が、花の種という縁に触れたとき、
それを土に埋めて、毎日お水を与えて、一生懸命お世話をするとします。
すると種は芽を出し、きれいな花を咲かせます。(果)
私は、とてもうれしくなります。(報)
でも逆に、種を土に埋めず放っておいたら、いつまでも花は咲きませんし、
咲かないのですから、花を見て喜ぶ、という感情も味わうことはできないわけです。
自分に起こった出来事や関わる人(縁)に対して、
どう自分が触れ合ったかで、結果やその後に続く状態が大きく変わるのです。
いつも、何かイヤなことや都合の悪いこと、納得いかない事、イライラや怒りなどを
パパや、子供たちなど相手のせいにしていたときは、
本当に何も変える事ができなくて、苦しい思いをしていました。
何で変わってくれないんだろう?
何で分かってくれないんだろう?
そっちが分かってくれればそれですむのに・・・と。
でも今は・・・
イヤなことも、イライラも怒りも、全部自分から発信されていることに気づきました。
そう、悪果を創っていたのは他の誰でもなく私自身。
私が『悪因』だったのです!!
自分の人生は、自分で創っているのです。
善くするのも悪くするのも、私自身にかかっている。
だったら、善い方に自分を変えていこう。
そう思えるようになりました。
『因』から始まり、『報』まで続く『因縁果報』の法則ですが、
『報』はどこにつながるかというと、また『因』につながるのです。
いい自分(善因)は、いい結果(果)をうみ、その後のいい気分(報)が、
さらにいい自分を創ってくれる・・・
スパイラルのように、どんどん向上していくのです!
それはまさに、自分次第!
いいことも、イヤなことも、喜びも、苦しみも
自分の人生に起こることは、すべて自分自身が起こしていることなのです。