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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

雑草と言われて「スベリヒユ」食べてみますか

2021-09-03 16:35:41 | 山野草

カムイラビットの
「北海道の山草木散策(2)」

「スベリヒユ」 食べてみますか?

スベリヒユの草の名をご存知ですか?  秋の畑の雑草の主役となっているほどにはびこっています。

目立つ花を咲かせるでもなく、有用でもないこともあって、多くの人にスベリヒユの名は知られていないと思います。

私でさえ名を忘れないように草を取りながら繰り返し名を言いながら除草しています。

花壇に時おり植えられている「花スベリヒユ」と種はおなじで、肉厚の葉がそういえば同じなので理解が進みます。

ハナスベリヒユは「ツメクサ」と言っていたと記憶しています。土に刺して根がつくので昔から関心がありました。いろいろな花色を咲かせるので皆から好まれていますが、正式な名は「ハナスベリヒユ」です。

畑の草(雑草)、そのスベリヒユが野菜市の棚にならべられ、確かに食べれると分かったのは昨年の夏でした。以前から戦時中に食べたとの話は聞いてはいたのですが、今年こそは食べてみることにしたのです。

食べ方はいろいろあるようですが、ラビ妻が試みに「酢和え」にしました。・・・・ なかなかいける(美味しい)ではないですか・・・。

そこで、ラビ妻がボランテア先の友達に、「食べる人は居ますか?」とスベリヒユを持って行ってさそいをかけたところ、

明らかに返事が2分されました。「たべたことがないので、食べません」「本当に食べれるの? と疑問符をもって、食べない」という方と、「珍しいから料理をしてみるわ」

と二つです。我が家であれば、人の話を聞いてすぐ実行する派の挑戦型です。

「あの人は私の家と同じだねえ」と感想がもれます。

何度も食べて健康に害があってはならないので、スベリヒユの他の作り方はこれからになります。

 

 

 


「スベリヒユ」「ハコベ」 食べてみたいが まだ食べていない植物

2021-09-01 17:00:54 | 草花

カムイラビッの

「北海道の山草木散策 (1)」

北海道に自生する「植物の随想」を書いてみることにしました。植物好きのカムイラビットの植物との出会いをつづってみます。

 

『食べてみたいが、まだ食べていない植物 「スベリヒユ」「ハコベ」』

戦時中に親が「アカザ」を畑から取ってきて、おひたしにして食べさせられたことがあります。食べ物の無かった時代なので、美味しかったと今でも思い出しています。

山菜の本を見ていると畑の雑草の「スベリヒユ」や「ハコベ」も食すことが出来るとありました。

昨年夏 札幌市の盤渓スキー場の施設の中で 野菜市が開かれていて「スベリヒユ」が野菜棚に並べられていました。

ぬめりが好みの人にはスベリヒユ料理が好まれるとか・・・、

我が家の菜園には油断していると、スベリヒユが沢山野菜を覆っています。

先日も意を決して大き目でやわらかそうなものを持ち帰りましたが、心の中でスベリヒユは雑草と思う心が先行して料理するまでにはなりませんでした。

話では、東京の方では戦時中食べるものがなく、やむなくこの「スベリヒユ」を食べて飢えをしのいでいた人もいたそうです。

その話を思い出す度に、いつか私も試みたいと思っています。

花は咲かない(目立たない黄色の花を付けています)のに、畑に無数にはびこっているのを見ると野菜の陰で種子を育んでいるのがいるのだなあと思います。

畑の雑草の名はなかなか頭に残りませんが「スベリヒユ」の名は忘れないように繰り返し名を言いつつ雑草取りをしてます。

食糧難の時が来たら「スベリヒユに命を助けてもらおうかな」と思ったりしています。

畑の雑草の中でもう一つまだ料理していない植物があります。その名は「ハコベ」・・・。心の中でハコベは小鳥にやる餌と思っているものだから、試して食べることはまだしておりません。