オリンパスホールで北島三郎のコンサートがありました。
最初の予定だと４月２日に女性指揮者によるクラシックの曲がオリンパスホールのオープニングコンサートとして華々しくオープンする予定だったのですが、今回の大震災で予定が
狂い、５月４日に伸びてしまいました。
昨晩の北島三郎のコンサートが事実上の杮落としとなりました。
初めて見るホールは大きくとても立派でした。収容人員２０２１人が入れる都内でも指折りの
ホールだそうです。客席もゆったりしており、長時間腰掛けていても疲れることはありませんでした。席は三階席まであり本当に広い感じがします。
舞台の緞帳は赤を中心とした豪華なものでした。
北島三郎のチケットは発売と同時に全席売り切れとのことで、やはり高年齢の人が多かったです。八王子に住んで２８年になるそうで、すっかり市民の中に溶け込んで観光大使も
やっております。節分の時も必ず豆まきにやってきます。
昨日のコンサートは震災後と言うこともあって、チャリテイーコンサートとして開演前に
スタッフの方々が募金箱を持って客席の中を回りました。途中で市長さんもこられて
市民の皆様のお陰で出来たホールの話をしたり、震災を受けられた皆様に応援したいと
挨拶をした後皆で黙祷をしました。
こんな時期でもあり余り派手なオープニングにはなりませんでした。がコンサートが始まると
ペンライトを振る人がいたり、賑やかな音楽に手拍子が出たりトークも面白く大いに楽しめました。休憩時間もいれずに２時間のショウタイムは終わりました。
第一弟子である北山たけしが何曲か歌ったほかはすべて北島三郎の歌でした。
北山たけしは北島三郎の娘さんと２年前に結婚しているので、義理の息子にあたるのだそうです。
北島三郎の若い時の話では、デビューするまでは６年間も渋谷で流しの歌っていたそうで
今の地位を得るまでにはやはり苦労が多かったといってました。
今年５０周年で７５歳だそうです。声はまだ全く衰えることもなく年齢を感じさせませんでした。あっという間に２時間が終わってひどい混雑の中外へ出て、直ぐタクシーに乗って
帰ったので８時半には家に着きました。
はじめてみたオリンパスホールは市長さんも自慢していたように立派なホールでした。
３月１１日の巨大地震があった為に、予定どうりに行かなかったり、予定していた市民
サービスの無料コンサートもキャンセルになったりとありましたが、これからは
近くの町の人々も含めて素敵な音楽の殿堂になっていくことと思います。
