松甫誕生秘話 2008年01月30日 | 今日の感動 58年前の寒い今日、私はこの世に送り出してもらいました。 昔のことですから家で準備をしながら、もうそろそろ・・という時に、近くのお産婆さんを父が走ってお迎えに行ったそうです。 準備と言っても、大酒飲みで医者の大叔父が酔っ払いながら聴診器を当て、これまた大酒飲みの父が酒盛りしながら産湯を沸かして待ってるんですから、酒好きの赤ん坊が出てきて当然ですわね~~ お迎えに行く途中で火事のお家があり、その消火もお手伝いしながら、「イキのいいのが出てくるだろう」と思ったそうです。ま、案の定・・・? まだ10代で華奢な(信じられない?!)絹甫にとって、大変なお産だったでしょうが、お蔭さまで無事出してもらい、その後はスクスクもりもり! 病気はほとんど無縁ですが、ケガだけはま~立派!! 小学校時代は、年中赤チンまみれの毎日でした 「松恵」という名前は、当時商船学校の学生だった父が、「松」と「緑」をお題にして(1月生まれなので)同級生全員の方につけてもらい、選ばれたものです。 私はこの名前が大好きで、名付け親の方にはとても感謝しています いろんな人との出会いがあり、別れがあり・・・嬉しかったことも、チョッピリ悲しかったことも、それらはぜ~んぶ私の大きな財産 気分はいつも青春真っ只中です。 そりゃ~、体の痛いところも出てきますし、モノを覚えるのに時間が掛かるようになったし、何より見た目が、クレオパトラだったのがクタビレオバン・・・ほっといて!! 2本の線って、交われば必ず離れますけど、平行線は絶対離れずにどこまでも伸び続けられますよね===== 付かず離れず、それでいてすぐに手の届く距離で見守りあいながら 「個」を尊重できる関係・・・これ以上の宝物はないと思ってます。 今を支えてもらっている大勢の古き良き友、先生、お弟子さん、地域の方々、そして58年前に大変な思いをしてくれた母を初めとする家族のみんなに、心から感謝しながら、新しい押絵の世界を広げられるよう頑張っていきたいと思います。 ウッワ~~、来年はもう還暦~?!!来年のこと言ったら、自分で笑っとかんとね~~
東西大名跡共演 2008年01月29日 | お知らせ 去年の5月、浪切りホールでの坂田藤十郎さんの舞台です。 今日、素晴らしいニュースが発表されました 東京の3月大歌舞伎で、荒事の第一人者、市川団十郎さんと、方や和事の妙、坂田藤十郎さんが歌舞伎400年の歴史上、初の共演を実現されることに!! 昼の部「陣門・組打」では団十郎さんが直実、藤十郎さんが小次郎・敦盛に、そして夜の部「娘道成寺」では、藤十郎さんが花子、団十郎さんが押し戻しとなられます。 喜寿記念と銘打って「京鹿子娘道成寺」を演じられる藤十郎さんですが、どんなに初々しく可憐な娘道成寺を演じられることか、とても楽しみです。 還暦、喜寿という年齢の壁だけでなく、命ぎりぎりの病をも越えて、ますます芸に艶と味が増してこられるお二人、きっと言葉にできない感動を与えていただけることでしょう。
ワン・ツー 2008年01月28日 | あれやこれや お気に入りのホームセンターへ行ったとき、何やら遠くの方~からかすかに聞こえる犬の声・・・ 駐車場で待たされているワン君二人でした。 これが赤ちゃんだと、怖~いことになりかねないんですよね~