58年前の寒い今日、私はこの世に送り出してもらいました。
昔のことですから家で準備をしながら、もうそろそろ・・という時に、近くのお産婆さんを父が走ってお迎えに行ったそうです。
準備と言っても、大酒飲みで医者の大叔父が酔っ払いながら聴診器を当て、これまた大酒飲みの父が酒盛りしながら産湯を沸かして待ってるんですから、酒好きの赤ん坊が出てきて当然ですわね~~
お迎えに行く途中で火事のお家があり、その消火もお手伝いしながら、「イキのいいのが出てくるだろう」と思ったそうです。ま、案の定・・・?
まだ10代で華奢な(信じられない?!)絹甫にとって、大変なお産だったでしょうが、お蔭さまで無事出してもらい、その後はスクスクもりもり!
病気はほとんど無縁ですが、ケガだけはま~立派!!
小学校時代は、年中赤チンまみれの毎日でした
「松恵」という名前は、当時商船学校の学生だった父が、「松」と「緑」をお題にして(1月生まれなので)同級生全員の方につけてもらい、選ばれたものです。
私はこの名前が大好きで、名付け親の方にはとても感謝しています
いろんな人との出会いがあり、別れがあり・・・嬉しかったことも、チョッピリ悲しかったことも、それらはぜ~んぶ私の大きな財産
気分はいつも青春真っ只中です。
そりゃ~、体の痛いところも出てきますし、モノを覚えるのに時間が掛かるようになったし、何より見た目が、クレオパトラだったのがクタビレオバン・・・ほっといて!!
2本の線って、交われば必ず離れますけど、平行線は絶対離れずにどこまでも伸び続けられますよね=====
付かず離れず、それでいてすぐに手の届く距離で見守りあいながら 「個」を尊重できる関係・・・これ以上の宝物はないと思ってます。
今を支えてもらっている大勢の古き良き友、先生、お弟子さん、地域の方々、そして58年前に大変な思いをしてくれた母を初めとする家族のみんなに、心から感謝しながら、新しい押絵の世界を広げられるよう頑張っていきたいと思います。
ウッワ~~、来年はもう還暦~?!!来年のこと言ったら、自分で笑っとかんとね~~
一日違いの誕生日、お互いにカードやプレゼントを何度交換したでしょう・・・「ああ、今年も・・」と、ありがたく思えた二日間でした。 お互い、あまり無理せず、上手にシワクチャクタビレオバンになってゆきましょうね。
平行線・・・なるほど(笑)。
平行線・・・なの?(笑)