こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

柿の実取り

2010年11月22日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ

鈴木春信の「柿の実取り」を押絵にしたもの。
東京教室Tさんのずいぶん前の作品です。
こういう柿取りは微笑ましいですけど、先日神戸教室でSさんから伺ったお話は
ちょっと笑えません・・・

いつもこの時期になると、干し柿作りを楽しみにされているSさん。
今では住まわれる方を亡くしたお義父さまのお家に、たわわに実る柿。
それを毎年、業者の人に取りに行ってもらわれるんです。
ところが今年、現地に着いた業者の人はびっくり!
一つ残らず、柿の実がありません!
するとご近所の方が「あら?この間もう来られたんじゃなかったんですか・・・?」
留守宅をよいことに、業者を装った人たちが先に持って行ったようです。
ニュースでは時々聞いてましたが、やはりそんな風に堂々とね・・・
昔は、遊びに来る鳥たちのために、どんな実も少しは残しておいたものでしょうに、
なんだか寒々しい世の中になりましたね・・・horori


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