各地のソメイヨシノが散り始めると、いよいよ八重桜の出番です。
ここは、通り抜けで有名な大阪造幣局。
開催前に入れた特派員から、報告が届けられました。
造幣局の南門入り口から北門出口までの間、125品種370本という、見事な桜が咲き誇る中を、文字通り、通り抜けるわけですが、それぞれの木に桜の名札がつけられていて、これがまた、風情のある名前!
もうずい分長いこと行ってませんが、確か、歌の詠まれた短冊も掛かったりしてましたよねぇ。
通り抜けの起こりはそもそも明治16年、当時の局長さんが、「局員だけでお花見をするのでは勿体無い。市民と共に楽しもう」ということで始まったそうです。
それ以来125年、戦争で一時中止になった以外ずっと続けられ、大阪の年中行事の一つになっています。
珍しい品種がいっぱい集められている造幣局ですが、今年の一番目玉はこれ!
緑色の桜!!名前を「御衣黄(ぎょいこう)」と言います。
黄緑色の花をつけ、開花が進むにつれて花弁の中心に紅色の縦線が出てくるとか。
~~~ん、珍しそうだけど、やっぱりお花は赤系統が可愛いみたい・・・ですね。
桜の通り抜けは、4月16日(水)~22日(火)までです。
見事な桜のシャワーをどうぞ~~