Miyaのきものライフ パート2

着付け教室を開講しています・
呉服屋・自宅教室の様子・和装を中心に情報発信いたします・

歌舞伎はどちらの着物で・・・・

2016年09月09日 08時55分57秒 | 着付け教室
自宅教室でOさんのお稽古です

近じか松山での歌舞伎公演に行かれるOさん、

どちらの着物で行こうかと迷っておられ他装で感じをみられた・

まず単衣の訪問着



牛首紬に 紙布(しふ)織り込んだ8寸名古屋帯




  牛首紬の説明

生産地の石川県白山市白峰(旧白峰村)が明治初期まで牛首村と称されていたことに由来する。
絹糸の原料であるカイコの繭は、通常一頭のカイコが作るものだが、まれに二頭のカイコが入っているものがあり、
これを『玉繭(たままゆ)』という。玉繭は二頭の糸が内部で複雑に絡み合っているため製糸は難しく、
普通はいったん真綿にしてから糸にするが、白峰の人々は先祖伝来の技でこの繭から直接糸をつむぎよこ糸とし、
通常の絹糸をたて糸として織り上げる。これが牛首紬である。

玉繭の糸は何本もの繊維がからみつくため所々に節ができてしまう。この節は織物にしても残り、牛首紬の特徴となっている。
カイコのえさとなるクワの木は、天然では高木になるが、雪深い白峰では雪に押し倒されて根元から曲がって育つため、
高く育たず葉を収穫しやすかったため、白峰では古くから養蚕業が盛んであった。
上等な繭は生糸や羽二重にするため出荷し、残った玉繭を利用するために織り始められたものが牛首紬の始まりである。


諸紙布(もろしふ)

産地新潟県紙布(しふ)と言われるものは、和紙を細かく切り裂き、紙縒りにした紙の糸を材料として織りあげた布のことを言います。
和紙を糸にしたものを経糸、緯糸の両方に使用したものを諸紙布と言います。経糸に絹・綿・麻糸を使い、
緯糸に紙糸を織り込んだもの絹紙布・綿紙布・麻紙布などと言います。
和紙をそのまま使用した紙衣と異なって軽くて肌触りが良く、特に女性の夏の衣料用として使用されました。
私の知識が充分でないので皆さまに分かりやすくネット検索させて頂きました。





今までの『Miyaのきものライフ』はこちらより~
  

『きものde癒し空間』はこちらより~ 

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