高田渡 その他

高田渡 その他

高田渡のアルバムも、もうそろそろ底をついてきた。
あと残っているのは『高田渡アンソロジー』と、トリビュートが
２枚『ごあいさつ・トリビュート盤』と『系図・トリビュート盤』
くらいであろう。
アンソロジーはＵＲＣ時代の音源を網羅したようなアルバムで
レアトラックや、フォーク・キャンプやフォーク・ジャンボリーでの
音源などで構成されている。
映像も入っているらしく、なかなかレアなところが嬉しい４枚組みの
アルバムである。
トリビュートは、高田渡のアルバム１枚を丸ごとトリビュート盤
にしたものである。
どういうわけか、この２枚のトリビュート・アルバムには興味が
わかず、いまだ所有していない。
いまだに高田渡氏が亡くなった実感がないからだろうか・・・。
ただこの２枚のトリビュート・アルバムは、シバその他の渡さん
ファミリーではなく、若いミュージシャンによるもので、そこが
興味を引くところで、今頃になって少しづつ購入欲が湧いてきて
いる（笑）。

去年の４月、友人からメ－ルをいただいた。
『渡さんがライブ先の北海道で病院に担ぎこまれた。　詳細不明。
詳細がわかり次第、メールでお知らせします。』
というものだった。
入院された日にいただいたメールだった。
いつもの肝臓での入院か・・・、などと思っていたが、メールを
くれた友人は、とても心配していた。
どうも、いつもの入院ではないらしいとのことで。
で、同じ友人から何日か後の夜中にまたメールをいただいた。
『入院先の病院で、つい先ほどお亡くなりなりました。』と。
あまりにあっけなく・・・、だったので信じられなかった。
何かの間違い？　その後１～２日ほどして、インターネット上で
渡氏の死が掲載された。
いまだに実感できないでいる。
去年の１月のライブで、渡氏はとても元気でお話されていた。
いつもの１２アンペアの話などしながら・・・。
加川良さんではないが、
『渡さん、さっき心斎橋を歩いてはったよ』
そんな感じなのである。

謹んで、ご冥福をお祈りいたします。



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