ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

比良の北の端のお山へ・・・蛇谷ヶ峰

2021年12月18日 | 山 近畿 比良山系

2021年12月11日(土曜日)⛅ 朽木大野から蛇谷ヶ峰へ

林道終点・蛇谷ヶ峰登山口からの続きです

 

 歩き易い支尾根の道

植林を抜けて自然林に変わると

明るい樹林帯の支尾根道となる

 

 支尾根から尾根へ出た字の分岐

 ↑ あっ~~!

すみません!右側と左側 逆になってしました!

 

ここから本線ともいうべき尾根にでて

左側の蛇谷ヶ峰方向へと歩を進めていく

 

尾根を3分ほど歩いていくと 

その場には似つかわしくない電柱が現れる

よく見ると防災無線のアンテナの様だ!

 

 デッカイ電柱?

 高島市防災行政無線電源中継端子盤

 

防災無線のアンテナを通り過ぎて

眠りに入る準備をしている樹林帯の中を登っていくと

見えるスカイラインの所から また下りになるが

その先には・・・緩く谷川に広がる広場が開ける

そこが猪の馬場であった

 

猪のグランドか何かの様だが、ヌタ場らしき跡は見当たらない

落葉の下に隠れているのかは不明だが

ヌタ場があってもおかしくは無い雰囲気だ・・・

 

 猪の馬場

 

ヌタ場は 猟師の間では神の宿る場とされている

祈ると が現れるというが

私は猟師ではない!

猪にも熊にも遇いたくない!

ここは 楚々と通り過ぎよう!

 

 ここからもアップダウンが更につづく

 広い尾根の下り

 急斜面のトラバース

 また、人工物現る

 新北野中継局

 

防災無線のアンテナから約15分弱程の所に 中継局があった

この中継局からの尾根道は、倒木などの障害物が点在する

 

 急登、平坦、下りを繰り返す

 倒木を避けて歩き

 倒木を潜って先に進む

 裸樹の中の常緑樹木が道を隠す

 裸樹の向こうに見える朽木方面

 この季節は明るい尾根を演出

 アセビの間を抜けると・・・

 

更に 明るくなった!

 

比良山系の北の外れに位置する山道

1000mにも満たないが、それでも変化に富んでいる

 

この時期の山歩きは オープン過ぎる程オープンで

その山の姿を知る事ができる

楽しいぞ! 面白いぞ!

昔の頃の様に 勇んで登る事は出来なくなったが

山を愉しみながら 味わう様に歩く事ができるようになった

 

 樹木の陰が生き物の様・・・

 

小さなピークを 登っては下り・・・

繰り返されるアップダウンは余り好きではないが

飽きる事は無い!

歩くには面白い♪

 

 杉の大木

 

ジャンピングピークまで急登と下りが繰り返され

落葉の裸樹の樹林帯が続く

 

その落葉樹の中に 常緑のの大木が目に留まる

天を刺して亭々と聳える杉の姿は

森の番人が点々と広がって番をしているように感じた

 

 P791m

 倒木の多い明るい尾根道

 その登りは 意外に急だ!

   何度目の鞍部か?

 登り返しも何度目か・・・?

 意外にきつい坂道ホッチラコ!

 ピークを越えた先の鞍部で見っけ!

天狗の森

 

ここにはどんな天狗が棲んでいるのだろう

烏天狗、鼻高天狗、白狼天狗・・・

 

一つのピークの鞍部に位置するこの天狗の森

山全体を指して言うものか不明も

天狗がハウチワを振って飛び回っているのだろうかと想像する

 

天狗のウチワににているという ヤツデの木は見当たらなかった

どうしてその名がついたのかは不明だが

面白い名前だ 調べてみよう・・・

 

そんな事を考えながら ここからの登り返しも

踏ん張り処と思った・・・

低くなった裸樹の尾根が空を近づける

明るい尾根に気持ちも明るくなる

 

そして 5分も歩かないうちに 

蛇谷ヶ峰の西峰が見えてきた

 

 空が近くなるような急登の尾根

 聳え立つ反射板

 天空の草原地帯の様な尾根

蛇谷ヶ峰西峰 860m 別名「小椋栖山西峰」

 

反射板を見てからの尾根は 緩やかに

蛇谷ヶ峰の端に導いてくれた

 

白倉山

南側の景色

武奈ヶ岳・釣瓶

反射板と杉の大木

 

振り返ってみれば 反射板と大杉の背比べ

まだ反射板の方が高いけど いずれは追い越すのかな?

 

杉と反射板!

まるで友達の様に、仲良睦ましく並んでいる♪

 

さて、本峰蛇谷ヶ峰へ行こう!

 

双峰の蛇谷ヶ峰の本峰へ向かうため

一旦、鞍部までらねばならない

 

 目の前の本峰を目指す!

 鞍部からの最期登り

 青い空に浮き出た頂上が見えた

蛇谷ヶ峰 901.7m 別名「小椋栖山(おぐらすやま)」

 

奥比良の北端に位置する姿形の良いお山 
滋賀県朽木村岩瀬にある旧秀隣寺庭園(名勝指定)の借景の山としてその名を高めている名峰
朽木側から見ると、独立峰の緩やかな尾根の姿が田畑の裾からそそり立って見える

蛇谷ガ峰と呼ばれるのは、朽木側と反対の、

高島側の真東から突き上げる鴨川支流の蛇谷に由来しているそうだ
別名は朽木側からの呼び名

 

 

蛇谷ヶ峰の頂上は数名の登山者が休んでいた

360℃開いた展望が望めるが 今日はが多すぎる

 

冷たい風も力強く吹き付けて、一気に体温を奪っていく

景色を見るよりも、灌木の陰に隠れて休憩を取る事にした

 

休んでいる時に登って来た私達よりも年配のご夫婦

同じルートを登って来たようだが

少し呼吸が乱れているようだ

 

目が合った時に 苦笑いをする様に声を掛けてきた

こっちはしんどいな!

こんなに長いルートとは思わなかった

やはりスキー場からにすればよかった・・・

 

しんどかったのは 私だけではなく皆、同じなんだなぁと苦笑い!

確かにアップダウンが多くて、長く感じる

でも、面白いルート

 

すると、ぼそっと言っているのが聞こえてきた

もう二度と登らん!

人それぞれだ・・・

 

だが ふと思った 

喉元過ぎれば熱さを忘れるではなかろうか

 

その時は二度と来るものか!と思っても 

また登りに来ている事が多い!

 

そんな人の様子を見ながら、お腹を満たしたところで

早々に下る事にした。

 

同じ道を下るつもりはなかった・・・

地蔵山を周って帰るつもりだ!

まだまだ、目的のルートの半分も来ていない

ガンバだ!

方向へと 下っていく

 

 

つづく



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