ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

日出ヶ岳からテンネンコウシ高と裕嵓まで足を延ばして… 2

2020年08月22日 | 山 近畿 台高山脈・高見山

2020年8月8日(土)☀ 大台ヶ原

 日出ヶ岳~西谷高~テンネンコウシ高~裕嵓 周遊

 

 大杉谷への登山道本線の分岐からの続きです

 

登山道と呼べるのはここまでだった

ここからは山道というべきか…

自然のを見つけて歩く事になる…

 

 踏み跡は微かにある…

 尾根沿いを進んでいく…

日出ヶ岳

 

樹木の切れ間から日出ヶ岳が見える

その日出ヶ岳が遠くなって行く感じがする

 

 登って

 下って

 尾根を直登か 捲くか…

 

基本の尾根を歩くのだが

地図では見えない小さなピークが続き

アップダウンが余儀なくされる

 

そのたび 踏み跡が分かれ 

どちらを選択するか

 

選んだ方がと出るかと出るか…

 

歩き易そうでも 

先は地獄が待っている事もあり

またその対もある

 

人が迷いやすい所は 無数の踏み跡で

どれが正規のルートなのかわからなくなる

 

やはり 自身で地図とコンパスを使って

読図をしていく他ない…

 

それが 延々と続く感じが 不安緊張を呼ぶ

さすがにチチ任せの呑気な私も 何時しか

地図とコンパスを取り出していた

 

 ここがP1525かと期待するも…

 

違った…

 

痩せ尾根が目指すピークかと思ったが

地図で確認すると P1525はまだのようだ

 

折角登ったが また下らねばならぬ…

下り始めると 尾根沿いに歩くが 

側にロープが現れる

 

その先は 切れ落ちているので 進入禁止と思い

ロープよりも 尾根沿いに進むが 

その先は…

 

 尾根道は石楠花に邪魔される

 

もう一度左側のロープを確認すると

それは進入禁止だけではなく 

ルート外さないようにするものでもあった…

 

ロープに沿って下る方が

無難な選択の様だ! 

 

ただし…そこは

歩き難い急坂には変わりなし!

 

 ロープ沿いに下る急坂!

 石楠花が邪魔をする!

 

悪路の尾根道といえば尾根道…

道があるかと問えば ないとは言えない…

 

それは とは言い難い踏み跡であり

飴と鞭の如く 緊張と緩和を生み出させる

 

大杉谷への分岐からのコースは

本当に飴と鞭天国と地獄のようであり

初っ端からそれは与えられた

 

そして知る事になる…

 

シャクナゲが 今回…

最大曲者である事を

 

 

足場の悪い急坂を下り

シャクナゲの群生地が出迎えてくれる

 

そこには数少ないテープが付けられていたが

見落としやすいかもしれない…

 

シャクナゲの間を泳ぐように潜り抜けると

歩き易い尾根道が目の前に広がる

 

尾根沿いに登っていくと

小さなピークは木々に塞がれ

左側のシャクナゲの間を捲くように進む

その時…

 

 石楠花の果実ではありません!

 

シャクナゲの群れの中に 赤ものを発見!

シャクナゲの果実の様に見えるこれは

ぽよぽよしていてのよう♪

こんなに立派なもち病を見たのは初めてかも

白い色からちょうど色付いた所なのだろう…

 

  少し巻き気味に頂上を外す

 捲いた先が分かれ道に…!

 二手に分かれて偵察!

 

チチ地図確認をしてから

まずはしにかかるためへ偵察に向かい

は踏み跡のを偵察に行く

 

 右の方が踏み跡が強い!

 

そっちは◇×〇※▽??

道はある〇×▽▲※

 

チチの声がする…

 

???

あるよ~?

 

何言って◇▽※▲〇×!

 

???

あるってば~!

 

茂った樹林が意外に妨げとなるのか

声が通りにくい!

 

を使いたくても 

今日は持ってくるのを忘れた…

 

ありったけの声を出すが中々伝わらない

そうこうしているうちに

確認を終えたチチが私の方に来ていた

 

道はこっちで間違いないよ!

チチはさっさと先を進んでいく

 

ふと…私って何だったんだろう…と思ったが

チチの姿を見失わないように

覆いかぶさるような木枝をかき分け進む

 

そして…嘘のような尾根道が現れる

 

 

ほらね…やっぱり

の後はまたが待っている…

 

ボソと呟く

 

 再び 迷路突入!

 再び けた尾根道!

 

わぁぁ~

 

一気に解放されたような尾根

思わず歓喜の声が出る!

 

 

青い空と白い雲

今日は空もご機嫌のよう~

樹林帯に潜り込んいただけに

空に向かって手を伸ばしたくなる

 

 木の日傘に囲まれて

 石楠花の中を再び泳ぎ

 チチの足が止まった…

P1525

 

ピークに着いたよ!

 

…ここが

 

私的には先ほどの開けたピークの方が

ピークらしく思えたが

地図と照らし合わせても ここが 

1525mピークの様だ

 

声が手始めの歓迎という事か…

まだまだ始まったばかりの今回の山歩き

半分も歩いていないのに

時計は10時を回っていた…

 

地図と現実の差を思い知りながら

本来の山歩きを堪能するのだと

漸く気付いた私だった…

 

つづく