講演会

昨日、午後より約２時間でしたが、講演「介護予防で始まる地域づくり」の

演題の講演会に出席しました。　講演者は他市の保険医療部・高齢支援課の

課長補佐（理学療法士）でした。

講演内容は、高齢化社会が益々進んでいく中で、介護保険の高騰を抑える為

に、地域一体となって介護予防に取り組めば、介護保険も抑える事が出来ま

したとの内容でしたが、各行政地域の人口・交通・店舗・病院等々の条件が

、一様でないことは考慮せずに効果は有りますよとの一方的な報告でした。

介護予防を考えている人、考えない人がいる中で、真摯に介護保険の高騰を

危惧している人には、取り組んでいるメリットを与えるような政策を取らな

ければ、根本的な改革に繋がらないように思えます。

このような啓発講演を市民に提供する前に、行政側が先に取り組む施策があ

ると思われますが、行政側の担当者は他人事のような発言をされていたので

驚きです。

介護保険法の改正が平成２６年に行われ、各自治体で対応を促されていたが、

当市では法律を読める・解釈できる人がいないのか、対応を考えずにそのまま

にしていたようで、今になって慌てて先進他市の事例の講演会を行ったのが、

実情でしょう。

講演の出席した地域住民はほとんど６０代以上で、改正介護保険法の内容も知ら

ない中で、何がなんやらチンプンカンプンでしたでしょう。

行政側の人任せ、無責任体質が良く表れています。

このような人たちが、大きな顔をして一生懸命やっていますとの態度、自分たち

の責任であると理解出来ていないのは、非常に情けないです。

残念　至極です　!!!!!