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CubとSRと

ただの日記

シャンパンの瓶は何処へ (前)

2023年09月20日 | 日々の暮らし
 9月1日(金)

 冷蔵庫は11時前に届いた。冷蔵の力は思ったよりも弱く、なかなか冷えない。
 とは言っても、一部の丁寧な会社のように、持ってきたらすぐに使えるよう搬出前に店であらかじめ冷やしておく、などということは、してないのだから当たり前と言えば当たり前。

 夕方、買い物から帰った頃、やっと氷ができて受け皿に氷が落ちる音が聞こえ始めた。製氷はどうも二時間に一回くらいの割合らしい。
 それでも翌日には用意していた水は全て氷になっていた。

 買い物にはコペンで行く。初めに谷上。牛乳とピーナッツと缶ビール6本。
 そのままひよどり台へ行き、肉・野菜等買って帰る。
 
 こんな時でもなければシャンパン(数か月間、冷蔵庫に定住していた)は飲まない、と思っていたので今晩飲むことにした。
 噴きこぼれないよう慎重にシャンパンの栓を抜く。
 一杯目の二口くらいで酔いが回ってくるのが分かる。
 酔いのまわる気持ちよさと共に
 「開けたのは失敗だったかな。一人で飲むには多かったかも」
 、と思う。
 「もう一度蓋をする、って芸当はなかなか難しいし・・・。何かいい方法はないかな」
 色々な方策を考えながら飲む。
 気付いたら、あと一、二杯分程度しか残ってなかった。


 今朝見たら、シャンパンの瓶が行方不明だ。確かに飲み切ったような気がするのだが。残してしまって、工夫もせずそのまま冷蔵庫に入れた?
 だったら、もう気が抜けて不味くなっているだろうけど。それでも明後日までは飲めないんだし・・・。

 とにかく八方手を尽くして探してみたけど、瓶は見つからない。
 普通なら絶対に置かない、あり得ないところに片づける可能性はある。
 ボケてきたら、そういうことをする。下着を仏壇に供えてみたり、目覚まし時計を冷凍してみたり。

 もうボケてきたのだろうか。まだ「下着を仏壇に供えてみたり、目覚まし時計を冷凍してみたり」、はしてないけど。


 (続く)
 
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新旧交代(別離前夜)

2023年09月19日 | 日々の暮らし
 8月31日(木)

 昨日思いついて廊下の幅を測ったら60センチ少々。
 無理やり冷蔵庫を持って廊下を通ろうとしても、最終的に台所のドアが搬入の邪魔をする。これはやっぱり縁側から入ってもらうしかない。

 そう思って庭の現状を頭に浮かべてみる。
 ・・・草が生い茂っている。膝丈くらいある。
 この間、いくらかは刈ったけれど、そこは冷蔵庫の搬入路になるべき場所ではない。

 ということは?
 「せめて通路づくりくらいはしよう」、ということになる。
 代金用意のために家を出て、帰ってきたらすぐに草刈りだ。

 今日一日で、二十数年世話になった冷蔵庫ともお別れだ。長いこと能く頑張ってくれた。
 
 遂に今日、冷凍庫の温度表示が「3度」になった。
 マイナス3度ではない。ただの3度、だ。
 ところが夕方(5時頃)、夕食の準備をしようと温度表示を見たら、なんと何十日ぶりかで「ー14度」と表示されていた。
 本来ならー30度であるところだから、-14度は故障しているということにしかならないのだが、何となく「能く頑張っているぞ。最後の最後まで」と思う。

 昨日、草は刈ったものの今年はもう越冬ならぬ越夏をしようと思っていた炬燵。いくら何でもこのままでは冷蔵庫を入れられない。せめて掛布団くらいは取って置かねば足元が危ないかも。そう思って片付けることにした。

 掛布団を取った炬燵は、ただの大き目な座卓に早変わり。やっぱりこの方が涼しそうで良い。「当たり前だ、ものぐさが過ぎる」、と思うが「誰がこのものぐさをやったんだ?」と自問。

 前後するが、こういうことができたのも、今日は昼寝をしていないからだ。
 今朝は朝寝もしてないぞ。ストレッチを終えて散歩に出ようとしたら外は雨だったから。

 いよいよ明日は冷蔵庫が届く。不調になって数年が経ったが、よく今日まで頑張ってくれた。
 

 
 
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ちょっと感心

2023年09月18日 | 日々の暮らし
 8月30日(水)

 30日ということで夏休み、余すところ僅かに一日。

 休みの期間中、おおかたの学校には登校日というのが数回ある。
 私が子供のころには既にあったから、敗戦後、六・三・三世が施行されるようになった時からずっと続いているのだろう。

 小学生のころを思い返してみるとこの登校日というのは、楽しいような逆に面倒くさいような好悪相反する感情が常にあったように思う。
 勿論、「しばらく会ってなかった級友の顔を見ることができる」、とか「学校へ行くのがめんどくさい」とかいった単純な思いだった。
 それでも数回の登校日は、回を重ねるにつれて何んとなし二学期の始まるのを期待する気持ちが増してくる。
 宿題のことを思い出すと、また「めんどくさい」が優勢になるのだけれど。

 この頃は、この8月30日を最終の登校日にしている学校が多いのだろうか。
昼前、カブで家を出たら、帰途に就いたらしい近くの学校の小学生や中学生が道にあふれていた。
 「しまったな、えらいところに出くわしてしまった」
 と思ったけれど、引き返すわけにもいかないから用心しながら道を進む。

 勿論、今の小中学生は昔と違って学校で交通ルールをしっかりと教えてもらっているから信号無視したり、いきなり道に飛び出したりなんかしない。
 けれど低学年だったり、久し振りに会う友達との会話に夢中になったりしていると、ほんの一瞬でも辺りが見えなくなることがある。魔の一瞬だ。事故はそういう時に起きる。
 さらに、「信号無視したり、いきなり道に飛び出したりなんかしない」けれど、でも例外は、いる(かもしれない)。大人だってそうなのだから。

 だから「用心しながら道を進む」。

 幹線から外れた坂道を下っていくと、進行方向右側のガードレールの途切れたところで、小学校低学年らしい女の子が道を横断しようとしている。横断歩道はない。その子はカブの前を横切ることになるわけだ。

 歩行者優先。
 カブのスピードを落とし、足を路面に着けようとした。十分に距離があるから横断できるだろう。
 しかし、その子は動こうとしない。更に車が来ないか確認をしている。
 かなり離れたところに軽自動車が見える。それが行き過ぎるのを待っている。その車一台しか見えない道だから、女の子が待っているのが見えたなら間違いなく停まって女の子を横断させる。ということは、どちらにせよこちらは停まって待っているしかない。

 一瞬そう思ったけれど、車は停まるどころか全くエンジン音を変えることなく(速度を落とすことなく)女の子の前を通り過ぎた。
 エンジン音が高くなったら、「女の子が道を譲ってくれたから、急いで通り過ぎよう」としたのかもしれない、と思う。
 全く変わらなかったのは、何故?
 やっぱり、女の子の存在に気が付かなかったと考えるべきか。

 車が目の前を通り過ぎるのを待って、でも、路上にカブが停まっている。
 「横断できるだろうか」。
 そう考えたらしく、動こうとしない。時系列からするとカブが先に停まっているのだから、横断を待っているに決まっているのだが、一瞬の判断ができない。
 
 そこに少し離れたところから、こちらは高学年らしい女の子が小走りにやって来て、肩に手を当て、横断するよう促した。
 びっくりして固まった猫が解き放たれたように女の子は一目散に駆け出し、道路を横断した。危機を脱した気分だったかも。

 感心したのは、この高学年の女の子が停まって待っていたカブに向け、一礼して別の方向に歩き出したこと。
 何だか「上級生のおねえさん」という言葉が頭に浮かんできた。
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爺だって暑いものは暑い

2023年09月17日 | 日々の暮らし
 8月29日(火)

 さて。
 『冷蔵庫の買い替え』という、
「ここ数年の懸念事項が片付きそうだ」からか、それとも
「暑かった」からか、さらにそれとも
「パン店までの往復とその後の電器店での時間が堪えた」からなのか。

 夕食時、レギュラーサイズの缶ビール一本とサワー缶一本でダウン。

 熱中症か、アルコールのせいか。転寝から覚めても少し頭が痛かった。
 そしてそれは今朝も残っていて、今月2度目の(それも前回から二日しか経ってないない)散歩、サボり。

 当然、おかげで十分に寝ることができた。
 でも6時過ぎには起きて、でも朝食は9時。片頭痛はまだある。

 片頭痛というやつ、色んな起き方をする。多くは気候の変化(気圧の変動?)のせいだろうが、それ以外も・・ん?ある?思いつかない。あ、同じ姿勢でいて肩凝りの変形で、というのならあるかもしれない。
 そうそう、今すぐにではなくて何時間後とか何日後に、という神経痛や腰痛とも似ているな。

 血圧を測ると150近いわりに、脈は55/毎分。
 風はあるが、涼しくはない。ということは湿度が高い、と。
 「どんなもんなんだろうな」と思いながら日記を書いていると、暑さで頭が変になりそうだ。台所に行って麦茶を飲み、また二階で続きを打ち、を何度か繰り返しているうちに3時を回る。

 急に風が涼しくなる。
 風は涼しくなったものの、風が止めばやっぱり二階は暑い。
 早めに夕食を摂って涼みに出るか、と思っていたが結局今日は一日、家に居た。

 歳を取ったって、暑いのを「暑い」と感じる間は熱中症にはならないみたいだから、自己観察をしっかりとやってみるか。
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冷蔵庫を買うぞ

2023年09月16日 | 日々の暮らし
 8月27日(月)

 4時25分から5時まで散歩。
 帰ってきた時もまだ夜が少し残っているような薄暗さ。

 8時半までに朝食を終え、9時になってすぐにパン店に電話を入れ、バゲット3本を注文。
 店に着いたのは12時過ぎ。パンだけ買って寄り道をせず急いで帰る。
 その理由は、出掛けに台所から大きな音が聞こえてきたからだ。
 金属の塊と、何か硬質の板みたいなものをぶつけたような音。
 出処は見当がついていた。冷蔵庫からだ。
 「いよいよ来てしまったか、買い替えの時が」。
 そう思った。
 怪しくなって数年。

 「慌ててまた台所まで行き、かと言って原因が分かるわけもなくただ感傷に浸っていてもどうにもならない」。
 台所に戻れば「昼頃受け取る」との約束が遅くなる一方だ。とにかくパンを受け取る。電器店への連絡はそれから、と決めた。

 帰ってさっそく電話。
 新しい冷蔵庫が届くのは配送の都合上、現物があっても翌日か翌々日。
 取り寄せになれば一週間から三週間。かと言って故障時、応急に貸し出す用意などは、ないらしい。
 そうなると、と別の電器店も頭に浮かんだが、後々のことを考えたらやっぱりこれまで買っていた店の方が安心できる、となる。

 いずれにしても現物を見に行かなければ、ということで「じゃあ、明日にでも」と電話を切った。
 電話を切ってすぐ考え直す。
 「明日にすべき理由はない。他の用事のついでにやっておいた方が合理的だ」という結論に至る。
 他の用事。今日の主になる用事。
 それは
 「今晩の酒の肴を買いに行くこと」。

 冷蔵庫の調子が悪い(氷も作れない)のだから、飲む酒は限られる。
 缶入りのアルコール飲料で能く冷えたものと、それに合う肴。
 まず冷蔵庫を見に行って、どれを買うか決める。
 ついでの要件を先に済ませて、帰りがけに本日の主要案件である酒の肴とアルコール飲料を買う。
 完璧だ。

 
 二十数年前に買った今の冷蔵庫より、ほんの少し容量の大きい黒い冷蔵庫(!)があった。
 暗い台所に黒い冷蔵庫、というのも何だかなあ、と思ったので
 「今のと同じ白いのがあれば、ねえ」
と、言いながら他の冷蔵庫を見ていたら、
 「他店舗にあったので、一日遅れますが手に入ります」
 とのこと。

 数日後、今のと同じ東芝の、新しい冷蔵庫がやって来ることになる。
 
 
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