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ただの日記

弥栄(いやさか)のこと

2020年11月05日 | 重箱の隅
 「万歳」から考えて「弥栄」のことを。
 「弥栄」は「いや栄えに栄えませ」からきた言葉だということを書きましたが、この「いやさか」、そのまま地名にあったりしますよね。「ぃやさか」が本来の発音でしょうから、「ぃ」は発音されなくなって、「やさか」となる。
 「弥栄村」ってあります。で、漢字がなかった頃からの名前だから、別な字を当てる場合もあると考えたら、「八坂」もそうでしょう。「八坂神社」。
 ついでに「八」は字の形から末広がりで縁起が良い、とされてそこら中に出てきます。何もこれは日本だけではないようで、漢字の始まりの国であるシナだって、皇帝直属の軍隊である「禁軍」は別名「八十万禁軍」。
 日本では勿論「八百万(やおよろず)」とか「八百屋(やおや)」とか武門の家柄は「八十」あったから、と武士の縁語として使われるとか。

 で、「八」という「漢字自体」は繰り返しますが日本にはなかったんだから、「ぃやさか」或いは「いや(弥)さかえ(栄え)」こそが大事な言葉なんだということになります。
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