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CubとSRと

ただの日記

心、ここに在らず

2024年10月20日 | バイク 車 ツーリング
 処方箋を受け取り、すぐ近くの薬局に行く。
 迷ったけれども今日は再度山ドライブウェイに向けて左折することはせず、小部峠を大人しく直進、南下。
 
 珈琲店でロブスターを一杯。
 すぐに出て、長田方面には向かわず元有料道路に入ってひよどり台には向かう。決めていた食糧調達。
 先日買い忘れた青葱と椎茸も買い、でも木耳は忘れ、更に帰路上のスーパーマーケットで牛乳を買うのも忘れ、帰宅。

 ボケ、ではない(それも少しは、ある)。忘れたのには理由がある。
 天気が良過ぎるからだ。コペンで一日を終えるのは勿体ない。
 もっと気温の低い曇り空なら、コペンで終えなければ勿体ない。
 曇り空で、肌寒いようならコペンで一日流してみたい。
 けど、晴天の一日はやっぱりバイクだ。

 ということで急いで家に帰り、SRに乗り換えようという気が身体を支配していた。
 ・・・結局はいつも通り、衝原湖に行っただけだったが。

 いや、そんなことはないぞ、出掛けに懐中時計の秒針が2秒ずつ動くことに気づいた。電池が切れかけている証拠だ。
 コペンで出る時、それを上着のポケットに入れたにもかかわらず、すっかり忘れて帰宅したんだった。懐中時計は木耳や牛乳と同じく「忘れ物仲間」、だ。
 それの解決のためにもSRに乗り換え、改めて今度は電池交換を依頼しに時計店に行かねばならなかった。

 乗り換えるためにメッシュのライディングジャケットを着る。その際、当然止まりかけている懐中時計をこちらに移す。
 コペンに乗る分にはまだ快適とまではいかないが、急激に気温が低くなったこの日。このジャケットは、今年は今日で着納めになるだろう。
 となると洗濯しなけりゃ。その前に今年最後の出動だ。
 そうだよ。ちゃんと用事があって出たんだから!

 帰ってから、早速洗濯。
 洗濯しながら「切り干し大根と油揚げの炒め煮」、「ピーマンと豚肉のオイスターソース炒め(メンマがないので『青椒肉絲』とは言えない)」を作り、夕食に半分食べる。
 残り半分?それは明日の酒の肴になる。
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10万キロ

2024年10月09日 | バイク 車 ツーリング
 9月30日(月)

 5時25分から6時まで散歩。
 今朝ももう一つ、と言った感じではあるけれど「体調が悪い」と口にするほどではない。

 10時を回って珈琲店に行く。スズキのアメリカン、相当に年季の入ったのが店先に停めてある。SRもそこにしか停められないから工夫して停める。
 後で持ち主から聞いたのだが、20年以上前の物らしい。貫禄があるがリアタイヤが細いから400か。

 昨日、エンジンオイル・オイルエレメント・リアタイヤ等交換してもらったので、今日は慣らし運転のつもりで来た。
 家の前の道からバス道へ出る時、リアがズッと滑った感覚があった。
 用心しなければ、と以降、慎重に走る。

 タイヤを交換してもらう度、バイク店店主が必ず「初めは滑りやすいから気を付けて下さい」と言う。
 バイクに乗るようになった36年前から、ずっと続いている決まり文句。

 何度タイヤ交換をしてもらったろう。その都度「初めは滑りやすいから~」。その都度「は~い」。
 で、返事をしたと同時に軽くアクセルを開ける。リアがズッと滑る。
 人の言うことをちゃんと聞かない証拠だ。XJR1300の時は流石にちょっと反省した。転倒することはなかったけど、ちょっと慌てた。
 
 何年かに一度の割合で、そういういい加減な態度で物事(特にバイクの場合は)に当たり、ちょっとばかり反省することがある。
 そういう時「いい歳をして恥ずかしい」と思ったものだけれど、「事実は一つだけれど真実は無限」と考えたら、見方によれば「ちょっとばかり反省」する、ってのはちょっとした演習になっていて、それが意外に「老け込むことを防いでくれている」のかも、と思ったりする。

 新品のタイヤだからって皮むきに集中するより、普通に走ってタイヤの表面を温め、グリップ力を高めていくことに集中することの方が大事なんじゃないか、と今更ながら思う。サーキットではなく公道を走ってるんだから。

 このSRは新車から始まってとうとう10万キロ。
 タイヤは新しいのに換えても本体を換えることは出来ない。

 慎重に、冷静に、どこまで乗り続けられるだろうか。

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恥ずかしい・・・のか?

2024年10月01日 | バイク 車 ツーリング
 9月18日(水)

 コペンの修理依頼にSRで向かう。
 午後2時から見てもらうことに決定。

 1時半過ぎ、家を出る。
 すぐ作業に取り掛かってくれたのだが、結構長い時間がかかる。
 二度ほど場所を移動させ、点検を続ける。
 間で「故障個所がまだ分からない」、と言われる。

 (プロでもなかなか分からないような故障なんだろうか。そりゃ素人には分からないよな)
 、なんてことを思って待っていたら、点検作業はいきなり終了した。

 時間が掛かったのは「故障個所が見つからなかったから」らしい。
 じゃ、ダメじゃん。
 いやいや。故障個所が見つからなかったのは故障してなかったから、だった。
 「パワーウィンドがオフになってました」。
 ええっ?何それ。ウィンド開閉のボタンはいつも使っているから知ってるけど、パワーウィンドのボタンなんて別にあるのか??

 何と運転席の右膝近く、ドアミラー操作やアイドリングストップボタンの並びの中に、ひっそりと台形に×を付けたイラストのボタンが。
 いつも手探りで操作している(屈んで覗き込まなければ見えない)場所、その並びの中にある。
 「膝か手が当たったのかもしれません」

 恥をかかせないよう、そう言ってくれたのだろう。ああいうものはちゃんと押さなきゃ作動しないのだから。きっといつも通り手探りでやっていた時に出鱈目に押していたのだ。困ったことに、このボタンは「押しましたよ」という表示が点かない。反応がないから押していても気が付かない。

 「修理をしてないので工賃は要りません」。
 そう言われても、30分以上作業をしてもらっているわけで。 

 お礼に葡萄を買っていこう。
 自分の分も便乗して買ってくる、ということで。
 (どこまでも自分本位!)


 
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コペンが壊れた!

2024年09月29日 | バイク 車 ツーリング
 9月16日(月) 敬老の日

 葡萄を買いに行った。
 今回は首尾よく欲しかったものを手にれることができ、喜んで販売テントを後にする。
 南下し、道の駅で用を足し、祝日でこの日は開店している筈のキッチンカーで何か飲み物を飲んで帰ろうという算段。

 道の駅に着き、まずは用足し。
 車を停め、屋根を閉め、窓を・・・ん?窓が動かないぞ?
 ボタンを押しても全く反応がない。押しても引いても動かない。右だけじゃない、左の窓も、だ。え?どういうこと??
 さっきまで何ともなかったのに。

 屋根の留め具を外したのに屋根が開かず往生した、ということは購入して数か月後に経験した。その時は慌てた。車を路肩に停め、何度も何度もボタンを押した。
 その時は、結局ちゃんと介助してやらなければ、最後まで開かない(ことがある)らしいということを学習した。以降は必ず「指差確認」ならぬ「指先確認」を行っている。

 給油口の蓋が開かなくなって給油ができず、このままではガス欠で「路上で立ち往生」、なんて出来の悪い駄洒落を考えたが、結局はプラスチックの蓋ゆえ気温次第で変形し、開かなくなることがある、ということで初期クレームで蓋の交換が行われた。これについては、こちらに責任はない。

 今回はどちらだろうと考えたが、とにかく窓ガラス・ボタン共に全く反応しない。こうなると自分の手には負えない。
 窓が開閉できなくては、車から離れることは出来ない。つまりトイレにも買い物にも行くことができない。
 それができなければ車で出歩くことはできないということになる。

 しょうがない。今日は何か飲み物をと思っていたのだが、それどころではない。急遽予定を変更して帰ることにした。
 ガレージに入れて置かなければ、窓を開けてゆっくりしてはいられない。

 一週間後には半年点検だ。それまで乗られない。買い物もできない。


 (続く)
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道を譲る

2024年09月28日 | バイク 車 ツーリング
 まだ午前中だ、ついでに給油もしておこう。

 ガソリンスタンドへ向かう。
 バックミラーにバイクが映った。
 いつものことだ、先に行かせてやろうと左に寄り、右手で先に行くよう合図をするカブ90。ミラーに映るバイクの大きさが変わらない。
 ん?分からなかったか?じゃ、もう一度。

 SRに乗っていて後続車に道を譲る。
 車ならハザードランプを点滅させて(昔は控えめにクラクションを鳴らして)抜いていく(ことがある)。
 バイクなら左手で「お先に」と礼のサインを送りながら抜いていく(ことがある)。
 どちらも「ことがある」程度で、「必ず」ということではない。

 まあ、バイクなら半分弱、車の場合は2割くらいか。ハザードの点滅を見るとちょっと感激というか「ああ、道を譲って良かったな」と思ったりするくらいだから。ほとんどはそんなことはしないという証拠だ。

 当然「そんなことをするより前方注意。安全運転に徹すべきだ」というのは正論だ。
 ただ、機械は人間が扱っている。それを人間には到底できる筈もない速度で走らせている。「事故、その先にある死」を回避するために絶対に必要なのは「間」、だ。「間」とは「読み」「思い遣り」のことだ。その「間」は計算づくで導き出せるものではない。

 しかし、カブに対してとなると、自転車以上に注視されていないのじゃないかな、と思うことがある。
 車から見れば自転車もカブも同じく「道路上の動く障害物」に見える。
 ただ自転車は車と同等の速さで走り続けることは出来ないから、「(障害物としての)存在感」は圧倒的で、並走中の事故はほとんどない。

 対して小排気量のバイク(の中でも特にカブ)は車と並走できるということを車に乗っていると失念することがあるのではないか。
 原付は30キロ制限だが、それ以上の排気量になると、早い話、49ccが50ccになっただけで車と同等に走って良いことになっている。
 「カブと言えば原付に決まっている」、なんて・・・。
 昔から90のカブはある。最近は125㏄のカブだってある。
 それを「カブと言えば原付に決まっている」、と未だに思っているドライバーは結構多い。だからナンバープレートの色なんて見分けようともしない。
 (もしかしたら各自の好みで色を付けてると思っているかも。・・・それはない、か。)

 あ、脱線した。
 今日の、道を譲ったバイク。譲られたことに全く気が付かなかったようで、ごく普通に走り去っていった。
 それが信号待ちで追いつく。信号が変わってもなかなか走り出さない。どうした?と思ったところで走り出し、今度は次の信号で並んでしまった。

 どうしよう。こっちはカブだ。あちらは250のバイクだ。先に行かさなければ危ない。信号が変わり、走り出す。えらく出足が遅い。後続の車がスピードが乗って来る前に、仕方なしこちらが精一杯のフル加速で先行する。

 ガソリンスタンドに入ろうとした時、同じく入って来るのがハンドルミラーに映った。
 華奢な体つきで女性だということは分かっていたが、「かっこいいですね」と声を掛けたら「ありがとうございます」とフルフェイスのヘルメットから見えた眼が笑っていた。


 女の子独りで懸命に走っているのはやっぱりカッコいい。
 勿論、カブの爺さんはそんな余計なことは口にしない。 
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