稲荷日記

新選組沖田総司さんを好きになって×十年!
沖田さんに藤原竜也さんを教えてもらいました・・・・・

横たわるヴィーナス 竜也さん 裸のマハ 篠山さん

2008-07-15 11:30:08 | 藤原竜也

写真集が 届いて以来見開きページの
竜也さんの美しい裸体が 頭の中でぐるぐる
それは セクシーだからなのだけど

もうひとつ理由がある。
何かといえば・・・・
これでも大学で美術史を学んだ身としては 
気になる。 何故 左の上半身と右の下半身を別々に撮影したのか

そして その ばらばらさがちょっと奇形的な不思議な雰囲気。

ヨーロッパの絵画には 横たわるヴィーナス像という
女性の裸体像を描く系譜があります。
近代まで 宗教上の理由から現実の女性の裸体を描くことはタブー
でも ヴィーナスは女神だから良かったのね

ジョルジョーネ 眠れるヴィーナス

ティッチアーノ ウルビーノのヴィーナス

ディエゴ・ベラスケス 鏡の前のヴィーナス

フランシスコ・ゴヤ 裸のマハ

ルーヴル美術館に飾られている「グランド・オダリスク(ドミニク・アングル)」

ドミニク・アングル(1780~1867年) グランド・オダリスク

と 横たわるヴィーナスの系譜に連なる 絵画を並べてみたのですが。
ウルビーノのヴィーナスは今年の5月に国立西洋美術館で公開された
そのときに合わせて 横たわるヴィーナスというテーマで展示されていた。

ジョルジオーネはヴェネチア派 ティッチアーノの師匠と言われている。
しかしこの作品も弟子のティッチアーノが書いたとも・・・

この両作品はさすがに ルネサンス 端正です。

そして、マニエリスムを経て バロック スペインのベラスケスです。
その影響を受けたという 18世紀のゴヤ。
はじめて現実の女性の裸体を描いて物議をかもしました。

竜也さんのポーズは明らかにこの裸のマハです。

しかし、この作品も 身体のモデルと顔のモデルが異なるためか
どこかアンバランスです。

で、下半身の部分はこれではないかと
アングルのオベリスクです。

実に美しい作品ですが、どうみてもこの女性の身体は不自然。
上半身が長すぎて 足もアンバランス。

巨匠はこの作品にヒントを得たのか・・・

俳優は中世的な存在と(過去ログ参照
インタビューで答えていらしたが、

何故に アンバランス 
やはり アンバランスな存在なのか。

グルグルです

 

 


 

 


Comments (2)    この記事についてブログを書く
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2 Comments

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Unknown (kino)
2008-07-15 21:02:50
こんばんは~。
なるほど。ヴィーナスですか。
そう見えますね。
私も凄く中性的な写真ばかりだと思いました。
狙いはそこだとは思いますが。
奇妙な感じは受けますね。
力を込めてる足の指に注目しました。
SEXを彷彿させるようでもあり、男性的でもありますが、肌はなめらかで女性的。
アンバランスな存在、まさにそうかもしれません。
写真はとにかく素晴らしかったです。
返信する
今更のお返事です ()
2008-07-22 08:49:46
私もあの足 特に指が気になっています。

とても、セクシーで自然にとも思えないし、
中性的なんだけどセクシーなところがつぼです。
返信する

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