KLCで高齢不妊治療→卒業できました!→2011年9月無事出産しました!

初陽性判定で授かった息子は18トリソミーで34週目にお空に帰ってしまいましたが、8回目の移植でまた授かる事ができました!

出産③ 癒着胎盤

2011-09-27 | 2011 出産

出産後、赤ちゃんと主人との写真を撮って頂いたり、クタクタながら本当に幸せなひと時を送っていました

それから激痛が襲ってくるのですが、あまりの痛さで記憶が定かじゃなく飛び飛びの記憶しかないので、実際と順序が逆だったり違うところがあると思われますが、…一応覚えている範囲で記録を残しておきます
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一人の先生がエコーを見ながら、
「ここまでは胎盤が降りて来てるようなんですが、まだ外に出てこないんですよね…」と他の先生に話されているのが聞こえ、
「もう少し待ってみたら出てくるんじゃない?」
みたいな事を他方の先生がおっしゃってました。

暫くすると、突然また陣痛の激痛があり、私のそばに立って居た看護婦さんらしき方に、
「まだこれ(陣痛促進剤)を続けてるんですか?」と指さして聞くと、
「胎盤がまだ出て来なくてね、これを続けないと出てこないのよ」みたいな事を言われ…
その後、さらに激しい陣痛の痛みが何度も襲ってきて、どうやって声をあげても分娩台の柵にしがみついても我慢できない程の痛さで実際のお産より数倍の痛さ、勝手に腰が浮いてしまい気が遠くなる程でパニック状態。短い激痛と激痛の間に、
「前回子宮内清掃術みたいなのを麻酔でやってもらったけどそれじゃだめですか?」
と願いを込めて必死に聞くと、
「それとは違うのよ」
と即答。何度目かの激痛の後、本当に限界を感じ、
「もう限界です…」と訴えたところで、別の先生が入ってきて、
「この痛さは子宮収縮だけ?子宮筋腫とかない?」みたいな事を他の先生に聞いているのが聞こえると、エコーを見ていた先生は
「ないと思いますけど」みたいな答え。そのエコーをしていたと思われる先生から、
「痛いところはどこか触ってみて」と手をお腹の方にもっていかれるも、もはやこっちは痛みで手を動かせない程のパニック状態。再度、「痛いのはこのあたり?」と聞かれた気がするも、もう痛さで返事をするどころじゃなく…。その先生が、「赤ちゃん連れて来て」と指示を出しているのが聞こえ赤ちゃんが目の前に連れてこられるも全くそれどころじゃなく、「赤ちゃんですよ~」とか言われた気がするが痛みで気が遠くなりそうで何も答えられない。必死で赤ちゃんに顔を向けたがすぐに次の陣痛が襲ってきて悲鳴をあげてました。

するとマスクをかけられて、
「口じゃなくて鼻で息して下さい、眠くなりますよ」と言われ、
私は"やっとか~"と思いっきり鼻で息をすると意識が遠くなり痛みから解放されました。

主人によると、私が目が覚めたのは主人が部屋を出されてから3~4時間後(主人が部屋から出たのは私が会陰切開の傷を縫う時)。
目が覚める時、ぼんやりとだけど先生が
「明らかに貧血の症状だから輸血お願いね…」
みたいな事を看護婦さんに指示しているのが聞こえました。目が覚めて、その看護婦さんに
「私はどれくらい眠っていましたか?」と聞くと
「少しの間よ」と。少しってどれくらいだろう…と思いましたが時計を見ると確か夜9時くらいだったような。
しばらくすると主人が入ってきて、癒着胎盤があり出血が多かったから輸血の同意書にサインをしたと聞き、やっぱりこれから輸血するんだ、と思いました。しばらくしても何も処置がないので、看護婦さんに
「今輸血の血を待っているんですか?」
と聞くと、
「今温めているからもう少し待ってくださいね」との事。後から母子手帳を見ると、2500cc出血したと書かれていましたが、その夜は分娩台で2000cc(多分2000ccと言われた気がします)を輸血し、終わったのが11:25分、夜中12時過ぎに結局起き上がることなく心電図などのモニターをつけたままナースステーション近くの部屋へ運ばれ、「明朝までは飲食禁止、朝先生に診て頂いてOKが出たら飲食できますので安静にして下さい」と言われました。

会陰切開と子宮収縮の痛み、それと暑さで寝付けず明け方4:30頃ブログで出産報告明け方5時過ぎに看護婦さんがお産パッドを変えてくれる時お腹の上から子宮をグリグリ押されてさらに子宮が痛くなり寝付けず…導尿というのでしょうか、カテーテル(管?)も前は痛くなかったのに傷にあたっているのか今回は痛くて気になって寝れず、結局痛み止めをもらって少し休みました。

結局翌朝はまだ安静がとけず、15時過ぎに心電図や導尿が外れましたが少しベットを起こすと頭が痛く痛み止めをもらいました。
それからようやく看護婦さんに付き添ってもらい赤ちゃんに会いに行きましたが、まだ点滴だらけの腕で抱く事はできず…でも元気な元気な赤ちゃんにやっと会う事が出来ましたまだまだ顔が真っ赤で目が腫れぼったく産まれたての顔でした