昨日の昼、急に寒くなったなぁ、散歩に行けないなぁ、なんて考えながら窓の外を見ていると会社の同僚から電話が入った。
電話に出るなりいきなり、「おお捕まってよかった~。今から糸島峠に迎えにきて~」である。
なんのことやらさっぱり分からないので話を聞いてみると、午前中に糸島で商品テストをして、午後は三瀬で商品テストの予定だったらしいのだが、その途中の糸島峠で雪に遭って動けなくなったらしい。
こんな時期に、それも雪降りまっせ~と言っている日にノーマルタイヤでチェーンも持たずにそんな所に行くやつが馬鹿なので、「風邪ひいて死にたくないから嫌」と言い残して電話を切った(笑)
30分後、またもや電話があり、今度は前よりも悲痛な声になってきている。なんでもJAFに電話したが、三瀬やら色んな所に出動しているから現場到着まで何時間かかるか分からないとの事。しかも奴の前に動けなくなって停まっていたトラックがいたのだが、ガンガン降り積もる雪に恐れをなしたのか、必死に脱出しようとエンジンを吹かすがその度にズルズルと奴の車の方へ滑ってきていて、既に奴の車の2m手前くらいまで来ているらしい。で、奴も脱出しようとしたのだが、急坂なのでちょっとでも滑らせるとズルズルと滑っていってしまうらしい。
むぅ~、このまま放っておくと後で何言われるか分からないので寒そうだが助けにいく事にした。
糸島峠に向かって走っていくと、電光掲示板に「日向峠雪のため通行止、糸島峠積雪のためチェーン必要、佐賀方面国道、トンネル共に通行止」と出ている。ほう、結構な勢いで降ってるのかな?と思いつつ糸島峠の麓まで来てみると、既に道路にはかなりの積雪。こんな中で峠の方は一体どうなっているんだろう?と峠を上っていくと、至る所に動けなくなった車が止まっている。中にはチェーンを巻いて峠を目指している人もいるが、この猛吹雪の中、迂回した方が良いんじゃなかろうかと思ってしまう。
峠まであと1キロちょっとというあたりでトラックが斜めになって道を塞いでおり、その手前に見慣れたカルディアがいた。とりあえず同僚と車の中で暖まりながらどうするか決め、実行する事に。
まずうちの車をUターンさせ、カルディアよりも上に上らせておく。で、カルディアを蹴飛ばしてUターンさせ、ケーブルでうちの車と繋いで麓まで下りる事にした。
うちの車をスタンバイさせ、さてカルディアをUターンさせないといけないのだが、ホントにちょっとでも動かすとズルズルと滑っていってしまう。こりゃ面白いやとフロントを横に蹴飛ばすと必要以上にズルズル滑っていく。しょうがないので同僚にボンネット前に回って車体を押さえてもらい、僕がサイドブレーキを引いたままアクセルを吹かせてその場で一気にスピンさせてそのコントロールの補助を奴に押さえてしてもらう事に。は~いやるよ~、と言ってドンとアクセルを踏み、一気に谷側に頭を回したはいいが、車の挙動が止まらない。奴は必死になって押さえようとしているが、しょせん雪の上、奴もそうそう踏ん張れるわけではなく、四苦八苦している。どうにか最後には綺麗にUターンして停められたのだが、奴曰く「人をひき殺す気か?」(笑)
いや、だってこっちだって風邪引いてえらいことになるかもしれないのに助けにきているんだし、少しは楽しませてもらわないとねぇ(笑)
で、ロープで2台を繋ぎ、そろそろと坂を下りていくのだが、やはりそれでも奴の車はズルズルと谷側に寄っていったりして危ないったらありゃしない。しょうがないのでちょっと下りた所にあった脇の広い所にカルディナを置き去りにし、雪が溶けたら取りにいく事に決定。
帰りに、なんでそんなに滑るんだろう?と思ってタイヤを見てみたら、1分山も無いくらいにまですり減っていた……
雪道装備どうこうの前に、車の管理しっかりして下さい(笑)
電話に出るなりいきなり、「おお捕まってよかった~。今から糸島峠に迎えにきて~」である。
なんのことやらさっぱり分からないので話を聞いてみると、午前中に糸島で商品テストをして、午後は三瀬で商品テストの予定だったらしいのだが、その途中の糸島峠で雪に遭って動けなくなったらしい。
こんな時期に、それも雪降りまっせ~と言っている日にノーマルタイヤでチェーンも持たずにそんな所に行くやつが馬鹿なので、「風邪ひいて死にたくないから嫌」と言い残して電話を切った(笑)
30分後、またもや電話があり、今度は前よりも悲痛な声になってきている。なんでもJAFに電話したが、三瀬やら色んな所に出動しているから現場到着まで何時間かかるか分からないとの事。しかも奴の前に動けなくなって停まっていたトラックがいたのだが、ガンガン降り積もる雪に恐れをなしたのか、必死に脱出しようとエンジンを吹かすがその度にズルズルと奴の車の方へ滑ってきていて、既に奴の車の2m手前くらいまで来ているらしい。で、奴も脱出しようとしたのだが、急坂なのでちょっとでも滑らせるとズルズルと滑っていってしまうらしい。
むぅ~、このまま放っておくと後で何言われるか分からないので寒そうだが助けにいく事にした。
糸島峠に向かって走っていくと、電光掲示板に「日向峠雪のため通行止、糸島峠積雪のためチェーン必要、佐賀方面国道、トンネル共に通行止」と出ている。ほう、結構な勢いで降ってるのかな?と思いつつ糸島峠の麓まで来てみると、既に道路にはかなりの積雪。こんな中で峠の方は一体どうなっているんだろう?と峠を上っていくと、至る所に動けなくなった車が止まっている。中にはチェーンを巻いて峠を目指している人もいるが、この猛吹雪の中、迂回した方が良いんじゃなかろうかと思ってしまう。
峠まであと1キロちょっとというあたりでトラックが斜めになって道を塞いでおり、その手前に見慣れたカルディアがいた。とりあえず同僚と車の中で暖まりながらどうするか決め、実行する事に。
まずうちの車をUターンさせ、カルディアよりも上に上らせておく。で、カルディアを蹴飛ばしてUターンさせ、ケーブルでうちの車と繋いで麓まで下りる事にした。
うちの車をスタンバイさせ、さてカルディアをUターンさせないといけないのだが、ホントにちょっとでも動かすとズルズルと滑っていってしまう。こりゃ面白いやとフロントを横に蹴飛ばすと必要以上にズルズル滑っていく。しょうがないので同僚にボンネット前に回って車体を押さえてもらい、僕がサイドブレーキを引いたままアクセルを吹かせてその場で一気にスピンさせてそのコントロールの補助を奴に押さえてしてもらう事に。は~いやるよ~、と言ってドンとアクセルを踏み、一気に谷側に頭を回したはいいが、車の挙動が止まらない。奴は必死になって押さえようとしているが、しょせん雪の上、奴もそうそう踏ん張れるわけではなく、四苦八苦している。どうにか最後には綺麗にUターンして停められたのだが、奴曰く「人をひき殺す気か?」(笑)
いや、だってこっちだって風邪引いてえらいことになるかもしれないのに助けにきているんだし、少しは楽しませてもらわないとねぇ(笑)
で、ロープで2台を繋ぎ、そろそろと坂を下りていくのだが、やはりそれでも奴の車はズルズルと谷側に寄っていったりして危ないったらありゃしない。しょうがないのでちょっと下りた所にあった脇の広い所にカルディナを置き去りにし、雪が溶けたら取りにいく事に決定。
帰りに、なんでそんなに滑るんだろう?と思ってタイヤを見てみたら、1分山も無いくらいにまですり減っていた……
雪道装備どうこうの前に、車の管理しっかりして下さい(笑)
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