先週ちょろっと実家に顔を出しに行ったんですが、なんだか色々と収穫のあるお出かけになりました。
まずはその第一弾のお話しです。
姉ちゃん家族を迎えに合川へ行ったけれど、ちょいと時間が早すぎたな~何しよう?なんて考えている時に「あ!!ツタヤの建物にカメラのキタムラがあったな、覗いていこう」と思い立ち。
フラフラと入っていくと、コンデジが少々、デジタル一眼が数台のみの展示。
う~ん、こんなもんだっけ……?と思いながら一眼コーナーを覗いていると、その脇に中古コーナー発見。
お、中古あるじゃん、何か掘り出し物は……ってうわぁ!!見っけた!!激安やん!!まさかこんな所で……

ニコンマニアならば誰でも少なくとも名前は聞いた事があるであろうNikkor 43-86mm F3.5、通称ヨンサンパーロクです。
個人的には特にオールドレンズには興味が無く、あのレンズいつかは欲しいなあ~なんて考えているオールドレンズは数本しかないんですが、このヨンサンパーロクはちょいと別。
どっかに転がってないかなあ?なんて思っていたけれど、中古屋さんでも5千円はするので(十分安いだろうと……)現物を見て納得出来るやつに巡り会えたら買おう、と決めてたんでした。
今回は相場よりはるかに安い価格で、しかもかなり状態もいい品だったのでそそくさと持ち帰ってきました。

現代のレンズとは違い、色遣いも華やかでなんだか可愛らしいですよね。

被写界深度のグラフ付きです。
そういや今のレンズってこれ付いてないですよね。
被写界深度なんて簡単に計算出来るんでファインダーの中に何かしらインジケーターとか付けられそうな気もしますが、まあ感覚でどんなもんか分かるからいらないっちゃいらないか……

玉数はそこそこあるような気もしますが、意外と近くで見る事も無かったのでそうでもないのかな?
あと5~10年したらもう中古でも手に入りにくくなってくるのかな……?
で、ここからは完全なるマニアなお話し……(汗)
なんでこのレンズが欲しかったかというと、いくつか理由がありまして。
1)国産初の標準ズームレンズ
はい、このレンズ(厳密にはこのモデルの初代です)は国産で初めて売り出された標準ズームレンズなんです。
昭和38年(1963年)に初代が売り出された、はるか50年も前に製造されたレンズ。
今回僕が手に入れたのはAiモデルといって初代モデルではないのですが、系統は正しくその伝説のレンズ。
本当はその初代も一本欲しいのですが、諸々の事情からまずはこのAiモデルをゲットしました。
2)同い年
今回買ったAi Nikkor、実は僕と同い年♪
はい、このレンズ、既に製造から35年経ってます。
それなのに目立つ曇りもカビの後も無く、中々のコンディション。
自分が生まれた年に作られた物って、なんだか妙に親近感が湧きませんか?
3)実はまだ使える
夜、実家でお酒を飲みながらこのレンズを触って遊んでる時に僕が言った一言にお父ちゃんはビックリしたらしく。
「このレンズ、今僕が使ってるデジカメで使えるよ」
既にマウントから何から変わってると思っていたらしく、お父ちゃん(オリンパス派なんですw)は「へええ~、ニコンのレンズってまだ使えるんかい?!さすがニコンやねえ~」と感心しまくってました。
「なんで使えもしない古いレンズを買って来て喜んでるのか不思議に思いよった」だと(笑)
そんなこんなで欲しかったレンズなんです。

国産初の量産標準ズームレンズが最新のデジタル一眼D800に出会った~、の図。
さ~て、じゃあ実際の描写はどうなんでしょ?余り期待はしてませんが……(汗)

あれ……?そんなに悪くないんじゃね……?

いや……個人的にはこの独特のなんだか抜けたような色合い好きだなあ~。
これならガチガチの写真を撮るという訳でもない時は、ちょろっと持ち出して遊べるじゃないですか。
マニュアルフォーカスですがピントリングも非常に回しやすく、ピントもとにかく合わせやすいし、こりゃいいオモチャになるぞ♪
そんなこんなで手に入れたヨンサンパーロク、これから使い倒してはサービスセンターでオーバーホールしてもらい、後30年は使ってあげたいな、と思ったんでした。
で、古き良きもの……僕がお酒片手にこのレンズを撫で回してはニコニコしてたら、お父ちゃんが「そいならアレばやるたい。ちょい待っとかんか」といって二階の押し入れを漁る事数分、あるものを持って来てくれたんでした。
次回はそのお話をば。
まずはその第一弾のお話しです。
姉ちゃん家族を迎えに合川へ行ったけれど、ちょいと時間が早すぎたな~何しよう?なんて考えている時に「あ!!ツタヤの建物にカメラのキタムラがあったな、覗いていこう」と思い立ち。
フラフラと入っていくと、コンデジが少々、デジタル一眼が数台のみの展示。
う~ん、こんなもんだっけ……?と思いながら一眼コーナーを覗いていると、その脇に中古コーナー発見。
お、中古あるじゃん、何か掘り出し物は……ってうわぁ!!見っけた!!激安やん!!まさかこんな所で……

ニコンマニアならば誰でも少なくとも名前は聞いた事があるであろうNikkor 43-86mm F3.5、通称ヨンサンパーロクです。
個人的には特にオールドレンズには興味が無く、あのレンズいつかは欲しいなあ~なんて考えているオールドレンズは数本しかないんですが、このヨンサンパーロクはちょいと別。
どっかに転がってないかなあ?なんて思っていたけれど、中古屋さんでも5千円はするので(十分安いだろうと……)現物を見て納得出来るやつに巡り会えたら買おう、と決めてたんでした。
今回は相場よりはるかに安い価格で、しかもかなり状態もいい品だったのでそそくさと持ち帰ってきました。

現代のレンズとは違い、色遣いも華やかでなんだか可愛らしいですよね。

被写界深度のグラフ付きです。
そういや今のレンズってこれ付いてないですよね。
被写界深度なんて簡単に計算出来るんでファインダーの中に何かしらインジケーターとか付けられそうな気もしますが、まあ感覚でどんなもんか分かるからいらないっちゃいらないか……

玉数はそこそこあるような気もしますが、意外と近くで見る事も無かったのでそうでもないのかな?
あと5~10年したらもう中古でも手に入りにくくなってくるのかな……?
で、ここからは完全なるマニアなお話し……(汗)
なんでこのレンズが欲しかったかというと、いくつか理由がありまして。
1)国産初の標準ズームレンズ
はい、このレンズ(厳密にはこのモデルの初代です)は国産で初めて売り出された標準ズームレンズなんです。
昭和38年(1963年)に初代が売り出された、はるか50年も前に製造されたレンズ。
今回僕が手に入れたのはAiモデルといって初代モデルではないのですが、系統は正しくその伝説のレンズ。
本当はその初代も一本欲しいのですが、諸々の事情からまずはこのAiモデルをゲットしました。
2)同い年
今回買ったAi Nikkor、実は僕と同い年♪
はい、このレンズ、既に製造から35年経ってます。
それなのに目立つ曇りもカビの後も無く、中々のコンディション。
自分が生まれた年に作られた物って、なんだか妙に親近感が湧きませんか?
3)実はまだ使える
夜、実家でお酒を飲みながらこのレンズを触って遊んでる時に僕が言った一言にお父ちゃんはビックリしたらしく。
「このレンズ、今僕が使ってるデジカメで使えるよ」
既にマウントから何から変わってると思っていたらしく、お父ちゃん(オリンパス派なんですw)は「へええ~、ニコンのレンズってまだ使えるんかい?!さすがニコンやねえ~」と感心しまくってました。
「なんで使えもしない古いレンズを買って来て喜んでるのか不思議に思いよった」だと(笑)
そんなこんなで欲しかったレンズなんです。

国産初の量産標準ズームレンズが最新のデジタル一眼D800に出会った~、の図。
さ~て、じゃあ実際の描写はどうなんでしょ?余り期待はしてませんが……(汗)

あれ……?そんなに悪くないんじゃね……?

いや……個人的にはこの独特のなんだか抜けたような色合い好きだなあ~。
これならガチガチの写真を撮るという訳でもない時は、ちょろっと持ち出して遊べるじゃないですか。
マニュアルフォーカスですがピントリングも非常に回しやすく、ピントもとにかく合わせやすいし、こりゃいいオモチャになるぞ♪
そんなこんなで手に入れたヨンサンパーロク、これから使い倒してはサービスセンターでオーバーホールしてもらい、後30年は使ってあげたいな、と思ったんでした。
で、古き良きもの……僕がお酒片手にこのレンズを撫で回してはニコニコしてたら、お父ちゃんが「そいならアレばやるたい。ちょい待っとかんか」といって二階の押し入れを漁る事数分、あるものを持って来てくれたんでした。
次回はそのお話をば。