粉雪

2019-03-13 19:00:35 | 日記
粉雪舞う季節はいつもすれ違い

人ごみに紛れても同じ空見てるのに

風に吹かれて似たよに凍えるのに



ぼくは君の全てなど知ってはいないだろ

それでも一億人からきみをみつけたよ

根拠はないけど本気でそう思ってるんだ


ささいないいあいもなくてララライララライ

同じ時間を生きてなどいけない

素直になれないなら

喜びも悲しみもむなしいだけ


粉雪ねえ心まで白く染められたなら

ああ、ああ

二人の孤独を分け合うことができたのかい



僕は君の心に君を押し当てて

この声のするほうへずっと深くまで

降りてゆきたい

そこでもう一度会おう


分かりあいたいなんてもうララライララライ

うわべをなでていたのは僕のほう

君の悴んだ手も

握りしめることだけで

繋がってたのに


粉雪永遠を前にあまりに脆く

ああ、ざらつくアスファルトの上

シミになってゆくよ



粉雪ねえ時に頼りなく心は揺れる

ああ、それでもぼくは君のこと

守り続けたい

粉雪ねえ心まで白く染められたなら

ああ、



二人の孤独を包んで空に返すから

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