愛知県津島市馬場町、
津島神社の大鳥居の前にあります、
和菓子店「松儀商店」です。
天保11年(1840年)創業の「松屋儀左衛門」が本家となる
津島銘菓「あかだ、くつわ」を扱う和菓子店です。
松儀商店
愛知県津島市馬場町9
TEL 0567-26-2075
駐車場 なし(前に神社の駐車場あり)
「あかだ」は、日本の和菓子のルーツとも言われる米菓子で、
平安時代に弘法大師が悪疾退散祈願として津島神社に供えたことに由来し、
参拝者が疫病除けのご利益を求めて買い求めたのが始まり。
米団子を油で揚げ、醤油で味付けした素朴なお菓子です。
「くつわ」は、天保年間に松屋儀左衛門が作ったお菓子で、
津島神社の神事「ちの輪くぐり」に由来、
神事の「ちの輪」を形どったもので、白米ともち米を熱湯でこねて蒸し、
砂糖と黒ゴマを混ぜ、油で揚げたお菓子です。
こちらのお店では、
「あかだ、くつわ」のほか、
特産のレンコン、ショウガのスライスを揚げ、
砂糖をまぶしたお菓子も販売していますが、
饅頭や餅菓子などは置いていないようです。
「あかだ、くつわ」の両方を試食させていただきましたが、
「日本一固い和菓子」と呼ばれるとおり、非常に固いお菓子です。
伊賀上野の「かた焼き」ほどではありませんが、
歯の丈夫な人向きです。
「あかだ」は「ひと口チーズ」ほどの大きさで、
食べてみると、醤油で焼いたお餅のような風味でした。
家族へのお土産には
「くつわ」540円(税込)を買ってきました。
家族もこれの固さに驚いていましたが、
甘くて香ばしいと、喜んでいました。
津島神社へ行ってきました 2019.6.
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