(大学病院屋上から撮影した三重大学キャンパス)
津市にも「都市伝説」みたいなものがあります。
有名な話なら「三重会館のメリーさん」ですが、
今回はうちの息子たち、若い世代にSNSで伝聞しているものを紹介します。
三重大学人文学部の某教授の研究室は、
オセアニアの民族文化を研究していたことから、
とある民族に伝わる、大きな人形を、
研究室の前に門柱のように立てていたという。
ところが、その人形が盗まれ、
いつまで経っても戻ってこないので、
教授はだんだん青ざめていくようになった。
「そんなに大事な人形だったのですか?」とゼミの学生が尋ねると、
「いや、あの人形は霊力が強いので、
持ち出して粗末に扱うと、その者は間違いなく呪われるのだよ、
もう命に関わるような事態になっているかもしれない」
と言うので、学生たちも協力して
「人形を持ち去った者に告ぐ、危険なので、すぐに元の場所に戻しなさい」と
SNSで情報を拡散したが、人形は戻らなかった。
息子にこのネタを教えてもらったとき、
「お父さんの出身校にわけのわからない噂を流すなよな」
と言いました。
上記のような荒唐無稽な噂ならともかく、
三重大学に伝わる怪談って、本当に怖いものが多いのですから、
無責任に噂を広げるのは止めましょう。
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