映画「誘惑遊女～ソラとシド」

2015年に公開された「誘惑遊女～ソラとシド」、
大蔵映画が一般劇場向けとして制作しました。

田舎町の風俗店（いわゆる「ちょんの間」）に
住み込みで働く風俗嬢、ソラ（かすみ果穂）とシド（RiKA）の恋と、
観光開発による町の新興という大義のもとに
古き良き日本の姿が消えていく様子を
切なく描くヒューマンドラマです。



ソラもシドも、
借金があるとか男に貢いでいるとかの暗い理由ではなく、
自分の意思でこの町に住みついた風俗嬢という設定です。

湖畔の町に昔から続くこの風俗店は
若い女性がどこからかやってきて、
やがて次の人生を見つけるために卒業していく、
モラトリアムの場所である、という設定によって、
「青春ドラマ」っぽくストーリーが展開します。

物語の舞台となったのが奥浜名湖（浜松市北区）、
「奥浜名湖展望台」などの観光名所のほか、
美しい湖岸の風景が随所に登場します。

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