ちいさな学校(岬の分校と呼ばれて)・小豆島

小説「二十四の瞳」のラストから間もない昭和二十三年から三十二年までの分校物語。亡き両親と孫のミナとユリに贈ります。

小豆島のゲタ

2014年01月31日 13時22分46秒 | 小豆島あれこれ
待ちこがれた「ゲタ」の干物が届きました。
「ゲタ」とは瀬戸内海で獲れる黒舌平目。
この時期、海からの寒風にさらされ干された「下駄」は本当においしい。
昨日、生干しと固めに干したものをお願いしていたのが到着。
早速焼きすぎないように焼き、ご飯と一緒に食べました。

お酒やビールの肴にぴったりなのだけれど謹慎中なので白いご飯で楽しみました。
手でビリビリ割きながら、ダイナミックに。小さいものは骨も大丈夫だけれど、骨だけが皿の上に残りました。
今日はから揚げにしてみようと思います。
4~5センチくらいの「ゲタ」を甘く炊いた飴炊きというのがあるらしいので、いつか食べてみたいと思っています。
今回の「ゲタ」は小豆島の西側土庄町は四海産。
ブログでお付き合いをしている浜ちゃんのご紹介でした。
       
           生干しです
           

           カリッと干したもの
           

可愛いラベルです



にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村
お読みになられた方はこちらを1クリックお願いします
大人のための新しいネットワーク「club willbe」
blogram投票ボタン

しもやけ

2014年01月19日 20時50分03秒 | 分校の事
この季節しもやけになるのが当たり前だったなあ。

ぬくぬくとした部屋の中で、昔のことを思い出しながら、最近の自分が情けなります。
子どもの頃は、紅い別珍の足袋をはいていいました。冬は火鉢や、囲炉裏、炭の炬燵が暖房。
私たちのちいさな学校・田浦分校は、大きな正方形の木枠の火鉢でした。あれは囲炉裏のようにも見えましたが。
その火鉢に山から拾ってきたモクバを炊きつけに、お父さんたちが割ってくれた薪をくべて暖を取っていました。
保存されている分校をご存知の方はわかるでしょうが、隙間風の吹き込む木造の校舎は瀬戸内海とはいえ冬は厳しいものでした。床の下からもジンジンと冷えてきました。
あのころは上履きも履くという事もあまり考えなかっと思います。

でも、昭和28年ごろには薪のストーブが置かれました。休み時間にストーブの周りに立って火鉢に手をかざすようにみんなで手を伸ばして
「ホンマに、温いなあ」
と、ホンマに嬉しかったのを覚えています。

生徒の中には、しもやけが手の甲全体にできて、それが本当にやけどの水ぶくれが破れたように崩れてしまう子がたくさんいました。みんな、お家のお手伝いをよくしたので、どうしても手が濡らすことも多くそのままにしていると余計ひどくなるのです。その上指先はひび割れも起こります。

私も冬場はしもやけに悩まされました。冷えると痛み、炬燵で温い思いをしたり、運動をして血のめぐりがよくなるとむずむずと痒く、かきむしりたくなる。眠れないことだってありました。
あの頃は、家の中にいてしもやけが出来ていたのだから今の暮らしの幸せなこと。
電車に乗って汗をかいている。こんなことって昔は思っても見ないことでした。

そんなこと考えながら、暖かい暖房機をやすませます。
 
            

                                  



にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村
お読みになられた方はこちらを1クリックお願いします
大人のための新しいネットワーク「club willbe」
blogram投票ボタン

今年も届きました!小豆島の海苔

2014年01月17日 20時45分20秒 | 小豆島あれこれ
中学から高校まで一緒だった漁師のもんちゃんからさっき小豆島の海苔が届きました。彼が小豆島の海で育て、夜通し寝ないで乾燥させた海苔です。
1ダースはあるようです。
毎年お正月が過ぎると送ってくださいます。
「一等品やないで」
といつも謙遜されますが、イヤイヤ艶やかで焼くとまた輝いてパリッと香ばしくて本当においしいのです。
アツアツのご飯を巻きつけながら、贅沢に頂きます。
孫たちも大好きで、本当に嬉しい贈り物です。
小豆島の友達は本当に優しくて、私は幸せになります。

しばらく帰っていませんが、若葉がキラキラする頃には出かけて行こうと思っています。
明日の朝は、この糊をあぶっていただきましょう。

素麺に刻んでかけて食べるのもいいなあ!!

あすは、在京の小豆島の仲間と七福神めぐりに出かけます。そして新年会。





にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村
お読みになられた方はこちらを1クリックお願いします
大人のための新しいネットワーク「club willbe」
blogram投票ボタン

剣士です

2014年01月14日 01時39分49秒 | 日々の暮らし
剣道の大会がありました。
学生が体育館の中にたくさんいて、面食らいました。県大会なんだとか。
女剣士です。応援の仕方もわからず携帯で写真を撮りました。
私は子どもの頃剣道をやりたいなどと思ったこともないので、感心してしまいます。
応援した剣士たちはトーナメントのベスト8に挑戦して敗退。残念だけど清々しい姿に感動しました。

             

                    

やっぱり携帯では手振れで、私には動くものはきちんと撮れません。



にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村
お読みになられた方はこちらを1クリックお願いします
大人のための新しいネットワーク「club willbe」
blogram投票ボタン

今度は小豆島から八朔とネーブル

2014年01月11日 17時00分05秒 | 小豆島あれこれ
多美ちゃんから重たい段ボールが送られてきました。
「お正月過ぎたら、送るしに」
と電話の向こうで言ってくれて
「八朔、好きや。待っとるで」
と、答えた私。
ほんまに、ぎょうさん届きました。
ご近所さんに小豆島のもぎたてを味わってもらって。
近いうちに孫に届けます。
ラジオを聴きながら実を外して、保存容器にたくさん詰め込んで冷蔵庫に入れておいて、しょっちゅう食べています。
大きい八朔は6年前に植えたもので、小さい方は昔からの木なんだそう。
我が家の庭の夏みかんは春になるまで取れないけれど、昨年数個しか生らなかったせいか今年は大きな実がいっぱい生っています。

             

 

/font>

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村
お読みになられた方はこちらを1クリックお願いします
大人のための新しいネットワーク「club willbe」
blogram投票ボタン

今年も始まりましたね

2014年01月04日 14時45分35秒 | 日々の暮らし
正月は誰にでもやってきます。今年は我が家に正月は無いことになっていますが。新年を迎えてこの一年をまた、生きていくんだと自分に言い聞かせています。
娘と孫二人とともに江の島の見える片瀬海岸漁港まで散歩に。
浜にはたくさんの人が、思い思いに遊んでいました。海はふるさと小豆島へと想いを誘います。
              暖かで穏やかな海です。

             

              江の島沖から戻ってきた漁船

                 
           
              釣り船も戻ってきました。

           

帰り道、川にはカモたちがのんびりと浮かんでおりました。
 
                   

             とりあえずご馳走?
 
          

世の中も、お仲間も、家族もそして私にも和やかな一年でありますように・・・・・小豆島にも帰ります

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村
お読みになられた方はこちらを1クリックお願いします
大人のための新しいネットワーク「club willbe」
blogram投票ボタン