ちいさな学校(岬の分校と呼ばれて)・小豆島

小説「二十四の瞳」のラストから間もない昭和二十三年から三十二年までの分校物語。亡き両親と孫のミナとユリに贈ります。

若い頃の父の生徒さんからお電話が

2011年03月27日 01時04分11秒 | Weblog
 本が出てから数日後熊本からお電話がありました。
父がまだ20代の頃小学一年生だった方からです。おとこせんせの父が亡くなった後、昔の父のことを聞きたくてお手紙を出した事がありました。
 もう十八年も前のことです。そのときのお返事の中に
 「学校の講堂に先生の雄大な富士山の絵がかかっていました。」
とありました。独身だった父は絵描きになろうと夢を描いていたことも分かりました。
今回お礼の気持ちを込めて私の本をお贈りしたのです。
 そうして電話をいただいたのです。お声を聞いたのは初めてです。
でもなぜかとても懐かしく、色々なおはなしをしました。いま八十歳のその方は、小学一年生にひと時戻られた気持ちになられたのかもしれません。父を知っているご兄弟やお知り合いに、この本を送ってくださると言われました。
 母の生徒さんは母を父の生徒さんは父を主役に捕らえてくださっているのが伝わってきます。皆さんの中で生き返ったようで・・・・・
 
 よかった。思い切って形にして。そう思いました。

読んでくださっているみなさまありがとうございます。


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岬の分校とちいさな村の物語

2011年03月16日 08時36分36秒 | Weblog
一昨日お知らせいたしましたが、「ちいさな学校」が本になりました。
本日発売です
このブログでもう全部読んでいただいた皆様のお陰です。
ささやかな出版部数なので、本屋さんではほとんど目に触れないかもしれません。
改めて読んでいただけるならば書店での取り寄せは可能だと思いますし、ネットでも大丈夫と聞いております。
どうぞよろしくお願いいたします。ご感想をお聞かせいただければ幸せです。

(東北関東大震災のさ中このようなお知らせは不謹慎ではありますがお許し下さい)



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どうしてUPしないの?

2011年03月13日 20時59分44秒 | Weblog
             熟したオリーブの実 


いつもこのブログを読んでくださっているみなさまありがとうございます。
このところ投稿をやめているので、いつもコメントを寄せてくだっさているみっちゃんから、どうしたんだとお叱りのメールが届きました。
久しぶりに自分の編集画面を見てみると昨日もたくさんの方が読んでくだっさているのが分かりました。
 ほんとうにごめんなさい。
実はこのブログを本にまとめる作業を続けておりました。ほんとうに近いうちに出版することになりました。ささやかな部数ではありますが書店での販売も出来るようになりました。
 小豆島も人口の低下が進んでいます。しかし、私は今に小豆島がいきいきとよみがえると信じています。
 
小豆島を舞台に角田光代さんの小説「八日目の蝉」が映画化され、四月二十九日公開され全国でロードショーが始まります。小豆島の美しい姿を目の当たりにする事が出来るはずです。もちろん心揺さぶられる内容であることはまちがいありません。

私の「ちいさな学校」はタイトルも改め静かな佇まいの本になりました。
発売は間近ですが、その日にきちんとこのブログで紹介させていただきます。


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