深坂さくら友の会

山口県下関市にある深坂の森に、オーナーを募り桜を植樹してきました。それらの桜を守り育てるボランティアグループです。

4月11日吉野山研修旅行

2009-04-12 22:56:46 | Weblog
1 明石海峡大橋
 
4月11日午前6時40分、明石海峡大橋が朝靄の中に見えてきた。
昨夜8時40分、新門司を出発して、名門フェリーで大阪南港に向かっている。
この日、吉野山の桜を見に行くのだ。
「下関深坂さくら友の会」の研修旅行に参加した。
 
2  海峡大橋

10,000トンの船が、悠々と橋の下を通過する。
快晴で、絶好の花見日和になりそうだ。

3  名門フェリー  

大阪南港に着いて下船。
快適な船旅だった。

4 観光バス
 
早速待っていた観光バスに乗り込んで出発。
この日一日案内してくれたのは、ガイドの仙ちゃんこと仙石さん。
でっかい法螺を吹いているわけではないが、真面目な顔をして、関西弁で、当意即妙の受け答えをして、どこか上沼恵美子の姉妹ではないかと思わせる。
退屈することがなかった。
 
5  ビニールハウス
 
奈良に入った。
ブドウ栽培の農家らしい。
ビニールハウスの規模の大きさに驚かされる。


6 橿原神宮
 
奈良に来たからには、橿原神宮に敬意を表さないわけには行かない。
とはいえ、本当の用はこの鳥居の横に設けられた観光トイレだったようだ。
 
7  ミヤコバス

ウィークエンドではあり、吉野は大混雑が予想されるということであったがここまでは順調。
とはいえ、この先に最初予定していた休憩所では、バスも人も行列していたところを見ると、ここでの御用達は大正解であったらしい。

8 第一印象
 
バスは大分登ってきて、下千本駐車場に到着。
そこから、歩いて昼食の休憩所に向かった。
途中、これが吉野の桜の絶景との最初の出会いである。

 

9 第一印象
 
・・・
 
10 第一印象

立止まらないで下さいと促される。

11 千本楼(ちもと)  

駐車場から0.5km。
昼食休憩所の千本楼(ちもと)が見えてきた。
友の会の会員の赤い帽子は大正解。
  何処に居てもすぐ目に付くので安心だ。

12 第二印象

・・・・


13 第二印象
 
昼食をとり、2階から桜を高みの見物としゃれ込もうかと思ったら、右を向いても左を向いても人の群。
人が川のように流れてる。
 
14 金峰山蔵王堂
 
昼食の後、金峰山蔵王堂を訪問。
国宝の建物との事。



15 記念撮影
 
参加者総勢39名だったが、この時は既に10名くらいが迷い子になっていた。
 
16 吉水寺にて

一目千本と言われる絶景を望んだ。


17 人垣

この絶景を見るには、人垣の後ろについて、順番を待たねばならない。

18 後醍醐天皇御製
 
側に後醍醐天皇の歌が記されている。

ここにても
雲井の桜
咲きにけり
ただかりそめの
宿と思ふに
 
その波乱の生涯を思うと、なんだか胸に迫るものがある。

19 茶屋の二階
 
途中で立ち寄った茶屋の2階からも桜吹雪と桜の山が見渡せた。
コーヒーを頼んだが、座敷に座っていただいた。
椅子席のお店は見当たらなかった。

20 桜の樹に苔

吉野山の桜に緑の苔がついて木が弱っていると報じられている。
苔が弱らせるのか、弱ったから苔がつくのか。

21 さわらび  

ころげ落ちそうな斜面で、何かを探している。
ようやく、立ち上がって、ニッコリ笑って手の平を開いて見せた。
「わらび!」。

22 苗木の支持
 
深坂の森では、大きな杭を二本打ち込み、それに横木を渡し、鳥居型を作って苗を結わえる。
大掛かりで、コストも労働力も大変だ。
この仕掛けだと、杭は1本、竹が添えてあるだけ。
 省エネ型だ。
こういうのを見るのも研修旅行の目的の一つ。
 
23 フェリーターミナル
 
帰途、フェリーのターミナルで、又一枚。
皆満足げな顔である。

24 パノラマ
 
吉野の花見の集大成。

クリックすると拡大します。

「さくら友の会」の研修旅行、会員交流部会、事務局、お疲れ様でした。
会長初め、会員の日頃の行いが良いせいで、好天に恵まれ、事故、病人もなく、酷い渋滞にもあわず、無事帰ってくることができました。
何よりも道連れが良く、初対面の方も、和気藹々で楽しく過ごせたのが何よりでした。
幹事様、早くも来年もよろしくと言う声が上がっています。
ありがとうございました。

 

深坂さくらえ(3)

2009-04-12 22:52:15 | Weblog
1 見下ろす
 
橋の上から谷を見下ろしながら、話し合ってるのは、大きなタラノキを見ているのだろう。
枯れ木のように今は緑がないが、もうすぐ芽を吹いてくる。
しかし、木が大きすぎてとてもタラノメを採ることは出来ない。
 
2  カナメモチ

カナメモチ越しに桜に縁取られた白鳥の湖を見る。
カナメモチの赤が美しい。

3  記念樹  

この一家はあちこちに記念樹があるようだ。
湖を背景に。
メッセージボードに絵が書いてある。


4 花見弁当
 
オニギリを一つ持って行きましたが、弁当の差し入れを頂きました。
奇麗で、美味しかったです。
 
5  ジャンケン大会
 
さくら友の会の人だけでなく、広場に居る人は誰でも参加できる。
豪華賞品?と聞いて、子どもたちも多数参加。
負けた人はその場で座って、勝った人は前に出てきて。

6 広場
 
子供づれの若い家族が多いのが良かった。
 
7  水遊び

広場の横の渓流では、花びらが一杯流れ、岩に張り付いていた。子ども達が水に入って遊んでいる。
水ぬるむ。

8  ムラサキケマン  ケマンソウ科キケマン属

遠目にはレンゲに見えたが、山にレンゲ?と思って、近寄って見るとムラサキケマンだった。


9 花吹雪
 
深坂の森の花吹雪、風が吹くと遠めにも雪が降るようにたくさんの花びらが横に流れて行きます。
あるものは高く高く上に向かって上がっていました。
花吹雪、やはり動画でないと。

 花吹雪

もう少し、高画質だと、見える花びらの数がうんと違うのですが。


深坂さくらえ(2)

2009-04-12 22:45:24 | Weblog
1 クロキ ハイノキ科ハイノキ属
 
クロキといえば、クロキヒトミさんしか浮かばないguuchan。
何とか黒き瞳と結び付けて覚えようとしても、つながりません。
 
2  アオキ ミズキ科アオキ属 

クロキヒトミとつながらないならアオキとつなげよう。
アオキは雌雄異株。

3  アオキ  

これは雄株?雌株?
クロキとアオキ、どうも関係なさそうだ。


4 マムシグサ サトイモ科テンナンショウ属
 
足元の遊歩道の中に変わった植物を見つけた。
だれも気付かず先に行ってしまっている。
まだ若いマムシグサであろう。
カラスビシャクでは?と教えてくれる方があったが、カラスビシャクは苞の先端に長い髭があるようだ。
 
5  マムシグサ
 
前回も、この近くに、マムシグサの群落があった。
しかし、今回、間伐が進んで草も随分刈ってしまってあり、どの辺だったか見当もつかない。
少し注意して、森の中を透かしてみると、20~30歩踏み込んだところに幾つも見覚えのある姿があった。
この画面の中に4本ぐらいは見えますね。

6 オオイヌノフグリ
 
小学校低学年の女の子が盛んに「これは?」「これは?」を連発している。
オオイヌノフグリ、憶えられるかな?
そういえば、この名は、昔、近所の幼稚園生が知っていて、教えられたことがある。
 
7  オオイヌノフグリ

良く見ると、しべの中に青く少し太いのがある。
これがメシベかな?

8  ゴミ集め  

植物探査ウォーキングしながら、目に付いたゴミを拾い集めている人が居た。
現代版二宮金次郎だ。
頭が下がる。


9 記念樹林
 
ここは、かなり集中して記念樹がある。
この中に、自分達の記念樹があるのだろう。
誰かを待っているのかな?
 
10 記念樹林
 
昨年、この一帯は毎回出動して下草を刈ったり肥料をやったりしたものだ。
おかげで、随分花が咲くようになった。


4月5日 深坂さくらえ(1)

2009-04-06 17:09:14 | Weblog
1 「深坂さくらえ」

 「さくら友の会」のさくら祭り「深坂さくらえ」が4月5日(日)開催された。
前日の雨も上がり、絶好の花見日和となった。
会員交流部会を中心に8時半集合。テント張り、机、椅子、掲示などの準備を整え、10時開会宣言。
 
2  準備体操

 さくらウォークを前に準備体操。
この日の参加は90名。
 
健康コースは森の家とバイパスの間の林間遊歩道を歩いて植物探索。
健脚コースは見晴らし台まで。
それぞれ、俳句を作ることになっている。


3 大島桜
 
ソメイヨシノの一方の親である大島桜。
 
4  大島桜
 
花が白い。葉は、桜餅などに用いられる。


5 エドヒガン
 
ソメイヨシノのもう一方の親である。
 
6  エドヒガン
 
エドヒガンは花の付け根の丸いふくらみと、花の軸に毛が生えているのが特徴との事。


7 オオハナワラビ

 昨年の植物探索の時、これはフユノハナワラビと伝えられたが、今回、オオハナワラビと訂正された。
なかなか区別を付け難いが、フユノハナワラビはオオハナワラビに比べると葉先が少し丸いるらしい。
前回のはゴホウでしたということになり笑い。
 
8  フデリンドウ リンドウ科リンドウ属

 リンドウは秋ばかりではない。
フデリンドウは春に咲く。
森の中の半日陰にあった。