深坂さくら友の会

山口県下関市にある深坂の森に、オーナーを募り桜を植樹してきました。それらの桜を守り育てるボランティアグループです。

4 11月定例会

2006-11-15 12:51:11 | Weblog
4-1 11月12日定例会

 この日は2班に分かれた。
 1半は深坂茶屋の崖の上の草刈作業。
 他の一半は友田川のそばに会員の一人から提供された畑地の整備作業に向かった。
 
4-2 OK牧場の決闘

 集まった中に、何人かフル装備した方があったので、お一人に登場願った。
 愛用のガンベルトには、ノコギリ、ナタ、ハサミが装備されている。
 これだけあれば、樹木の剪定、イバラの除去など怖いものはない。
 頼もしいガンマンである。

4-3 ユンボ
 畑地に行って見ると、藤原さんが、小型のユンボを操縦して笹の根を掘り返していた。
 建設業などに日頃関係のない人はユンボって何だろうと思う。またそれがパワーショベルのことだと分かっても、変な名前と思うだろう。
 ユンボはフランスの建設機械メーカーのユンボ社から来ているらしい。ユンボのスペルはjumboである。
 これは象、大きい動物、機械などの意味がある。どうもむかしサーカスに居たjumboという名の象が有名になり、それから派生したものらしい。

4-4 友田川ナースリー(仮称)

 実はまだ名前がついてない。ナースリーは保育園、種苗園などの意味がある。)シュビョウ、イクビョウ、などという発音がしにくいし、聞き取り難いのでナースリーはどうだろう。
 桜の苗を仮植えするのだ。
 400坪ほどある。40坪が仮植場、他は会員に無料貸し出しする予定だ。

4-5 土地提供者

 この土地の無償貸与を申し出られた会員の下川さん。 
 
4-6 桜の育ち具合1

 この桜は、平成11年に植樹されている。桜を支える鳥居の支柱よりも細い。
 この付近の木はみなこの程度の太さだ。

4-7 桜の育ち具合2
 この桜も平成11年に植樹されている。上の木から10メートルほど離れているだけである。付近の木はみなこれくらいの太さがある。
 そばにある支柱より遥かに太い。
 その差は日当たりの差であろう。
 上の木は小高い丘の北側の斜面にあり、おまけに高い雑木の影になっていて、日当たりが悪い。
 一日、一日の差がこれほど違ってくるのだ。
 場所によってどれほど違うか、良い勉強になった。

4-8 枯れ山水

 この草刈をした辺りの上はこんな林になっている。遊歩道があるので散策してみるのも良い。
 雨が降れば、水が流れるのかもしれないが、川というほどのものではない、多少裸の石が多く集まって川らしき窪みを作っている。
 緑色の苔の感じも好もしい。

4-9 豚汁

 森の家では、速めに作業を切り上げたご婦人達が温かい豚汁を作って待っていてくれた。
 このような大鍋が他に二つもあった。

4-10 お疲れさま

 友田川ナースリーに行っていた会員も帰って来て、昼食にオニギリと豚汁を頂いた。
 気候も良く、汗を流した後の豚汁ははらわたに沁みて美味かった。御代わりをして居る人も大勢居た。
 このあと、有志は午後4時くらいまで、友田川ナースリーの整備作業を続けた。
 どうやら、仮植えするだけの面積は竹の苗も除去することが出来たようだ。

4-11 サルトリイバラ サルトリイバラ科イオデ属

 転んでも只で起きないご婦人達、良い枝振りのサルトリイバラを見つけてお土産にしておられた。
 草と一緒に捨てられるところを拾われて、床の間を飾ることになった幸せもののサルトリイバラだ。