かなり楽しみにしてた
かなり楽しみにしてた

というワケで、参戦してまいりましたキリトのツアーin名古屋。
2006.8.7 愛知勤労会館
2階席はよく見えませんでしたが、1階は目立った空席は無かったのでホッとしました。
タケオさんが全く見えないというショッキングな出来事もありましたが、久々のライブ楽しかったです。
私は3ヶ月前の恵比寿のライブに参戦してたので、わりと吹っ切れていた方だと思うんですが、解散後初のライブの人も多いのか、シットリした曲だとすすり泣く声も聞こえてきました。
恵比寿の時は、解散して1ヶ月も経ってない時期で、いつもあまり気にしてなかった歌詞とかダイレクトに響いてきて辛かったです。
1ヶ月も経ってない時期に完全に前向きになれてるハズもなく、不意に解散に触れた話があると涙が止まりませんでした。
でも、『悲しむ顔をキリトに見せちゃいけない!一番不安なのはキリトなんだから、笑顔で背中を押してあげなきゃ!』って、そんな気持ちで見てたライブ。
後の雑誌のインタビューで、そんな気持ちがキリトにも伝わってたのが嬉しかった。
で、今回のツアーはある意味で“PIERROT解散ゴメンね行脚”みたいなものだと思ってて(苦笑)
今回は“あんなMC”も、“あんな曲”も、全部受け止めようと思って参戦しました。
正直、ライブが終わった後もPIERROTみたいな達成感や充実感みたいなものは無いんです。
一応、ノってても“意識的に”ノってる気がするし(PIERROTは、ほぼ無意識の領域だった)、曲もキリトの曲だって好きだけど、PIERROTほど好きか?って言われればそうでもないんです。
ぶっちゃけキリトのCD、家でほとんど聴かないし…
でも私はキリトに付いて行きます。
矛盾してるかもしれません。
普通に考えたらミュージシャンを応援するファンなんだから、「曲が凄い好きなわけでもないのに何でわざわざ付いて行くの?」って感じでしょうね。
あの人の吹く笛の後に付いて行って、その付いて行った仲間たちの存在が唄う力になるなら、私はそれだけで“そこ”に存在している意味があります。
キリトが必要としてくれているなら、私は“そこ”にいます。
付いていくのに理由がいるなら、私の存在の意味はそれだけです。
何だか重い感想ですみません。
《こっから先、単純にライブの感想》
凄く凝ったステージセットでしたね!
一番上にある人の形みたいなやつ、あれちゃんと目が光るんですよ!
みんな知ってるてか?笑
1曲目はやっぱり『DECIDE』。
CD聴いた時にはぶっちゃけそんなに良いとは思わなかったんですが、ライブで聴くとカッコイイな!!
PIERROTマジックならぬ、キリトマジックか!?
いや、サポメンマジックか??笑
最後にもう一回やって、サビの部分は合唱したんですが、静かな曲じゃないからみんなの声が響かないけど、でもちゃんと聞こえました!!
私も歌ったし。
でもあんまり曲聴いてこなかったから歌詞が曖昧で…歌詞が分からない時はアレですよ、キリトの口の動きを読む!
読唇術の領域です(笑)
それで何とかなりましたとも。えぇ

その後、色んな曲あり…(タイトル覚えてない)
色んなMCあり…(すっかり忘れてしまった)
あと何があったかな~…
グッズの白いキャップをかぶって出てきて、『買ってね』みたいなことだけでセールストークを終わったら、『えーー』という反応。『もっとやって欲しいの?』ということで、客席に向かって『これいくらだったけ?』と値段を聞くキリト。
客席からは『3000円!』と返ってきて、『これ一つで3000円ですが、コレの色違いで黒もあって、なんと!今日は特別に白と黒のセットで6000円!』に場内大爆笑!!
いやいや、お兄さん、全然安くなってませんから(笑)
場内大爆笑に気を良くしたのか、さらに『裏側も蒸れないようにメッシュになってるんですよ!』とか必死に商品の良いところを搾り出して、本業の人顔負けのセールストークを繰り広げてました(笑)
あと何があったっけな~…
今日は本名は出してませんでしたね。
『芸名:キリト』だけ。
普通に考えれば34歳のオッサンなんですが(笑)
何か凄く可愛いんですけど!!
いちいち可愛いんですけど!!
ミニお立ち台(落ちそうになってたから大きくした方がいいと思う)に座り込んでギター掻き鳴らしてる時は、子供がおもちゃ貰って夢中になって遊んでるようにしか見えないし、長い袖をブラブラ動かしてる時は、お下がりの服貰ってる子供にしか見えないし、水を飲もうとして服にこぼしちゃった時は、水も上手く飲めなくて袖で拭いちゃってる子供にしか見えないし、、
何なんですか!?
母性本能くすぐる作戦ですか!?
キリトめ…恐るべし!
あとはぁ~…
『名古屋は最初、様子見の人が多い』と…
まぁ確かにそうですね。。
『バンドの時も後ろで腕組んでチッ(舌打ち)みたいな』
と。。
『だから解散後、初めてだから様子見なのかな~と思ってた。』
らしいです。
でも、『凄く気持ち良くて、いつまでもやっていたい』と言ってました。
リップサービスなのかどうか、他の会場行ってないから比較対照がないけど、盛り上がり的にはおそらく大宮の方が良かったんではなかろうかと思ってるんです。
でも、会場の暖かさというか、何だろう…名古屋は独特の“間”があるような感じがします。
東京・大阪みたいに自己主張強くない分、全体のまとまりがあるというか…??
それがキリト的に凄く気持ち良いのではなかろうかと…
何だかよく分かりませんが(笑)、地元という贔屓目抜きでも名古屋のライブって良いと思います。
でも、それはPIERROTの時から長年培ってきたピエラーとバンドの関係があったからこそですけどね。
『名古屋…………好きっ』
って可愛すぎるでしょ!
素な感じでポロっと出てしまった言葉っのような気がして、凄く嬉しかったです。
PIERROTのカバーは『壊れていくこの世界で』でした。
「カバーやること知らなくて突然やられたら泣いてたけど、やること知ってるし泣かないだろうな~」と始まる前は思ってました。
でも、同じ“キリト”が唄ってて、声だって同じハズなのに、この曲だけは“PIERROTのキリト”が唄ってたんです。
そしたら、いるはずのない人たちの残像が見えた気がして、涙が止まりませんでした。
『ごめん』
ってキリトが言ったのにはビックリして泣きそうになりました。
いつからこんな素直な子になったのでしょう?笑
あと、キリトの口から『PIERROT』って直接聞くと、きますね…
最後は何度も何度もお辞儀をして、私は見えなかったけど多分お兄は泣いてて、その度に歓声は大きくなって、私も泣きそうになりました。
タケオさんの姿が見れず、声も聞けないショックはありましたが(←だいぶ引きずってる)、良いライブでしたね。
次はラストの東京だ!!
