今日は祖母の月逮夜で、檀家の寺の住職がお参りに来てくれました。
実は、コロナ対策で人との接触をできるだけ避けようと、各檀家への月逮夜参りを5・6月は取り止めて、お寺でお参りしておくことになったんです。月逮夜には、お布施をするんですが、取り止めの間はどうするのか尋ねると、「寺の会計(檀家からのお金)から支出してもらうように役員会で決めてもらいました」とのことでしたが、少ない檀家の質素な運営だし、2か月分のお布施をまとめて渡すことにしました。
住職とは逮夜参りごとにお茶を飲みながら15~20分ばかり世間話をするんですが、その際にお布施を先渡しすると、いったんは断った住職も「助かります~」と笑顔で受け取ってくださいました。いずこも苦しいですからね、助け合わないとね、お寺がなくなると困るし(笑)。
10万円の国からの“お布施”(じゃないな(笑))について、「ちゃんと受け取って、必要なところに寄付しよう」という動きがあちこちで起こっているのは、私は良いことだと思っています。前の記事にも書きましたが、自分の納めた税金を自分の意志で使える数少ないチャンスだし、少ないながらも年金生活でコロナでの減収のない私は、このお金を困窮している知り合いに渡そうかと考えています。何事も助け合いがあって、後々うまくいくものですよね。
ところで、「住職は寺に籠るんですか?」と尋ねると、「本堂の前の庭に、季節ごとに咲く植物を植えたらどうかな?と思ってるんです」と住職。去年の役員会で(私も自治会長で出席していました)「檀家が減って収入の少ない寺がこれから生き残るために、もっと地元の人に身近で、外からも人が来てもらえるような整備をしてはどうか」という話をしていたので、この機会に寺の新しい姿を作り始めるようです。
コロナによって内にこもるばかりの生活になりがちですが、次の新しい何かに踏み出す準備機会になればいいですね。

玄関の花しょうぶが咲きました♪

実はこの花はご近所の方にいただいたんですが、手渡しの時に1本、折れてしまったんです。もったいないのでつぼみをコップに挿しておいたら、それも同時に咲きました♪

お昼は私特製のチャーハンです。昨日採れたシイタケも入っています。良い風味です♪