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既刊のご案内(2020年8月新刊)

2024-02-12 20:32:50 | 同人誌
2020年8月新刊 10冊  
『いいね!智くん3 前・中・後・完』立読み
翔サト
ニノ潤
光源氏ならぬ智源氏が翔くんのところにタイムスリップしてやってきました。いつになくエッチです。ニノ潤もエッチです 各400円
『わたしの家政夫くん 前・中・後』
翔サト
ニノ潤
相葉
ドラマパロです。
仕事で忙しい潤君が癒やされる話です。翔サトはどちらを家政夫にするか悩み中。
各400円
『あしが~る3 前・中・後』 
翔サト
ニノ潤
相葉
戦国時代にタイムスリップしちゃうドラマパロです。カップルがラブラブでエッチです。愛する人を守るために頑張ります。 各400円
『いいね!! 智くん3』

<設定>
智 源氏 (大野 智)  源氏物語の主人公。物語の中では稀代の女たらし。自分が物語の主人公であることはもちろん知らない。現在、櫻井家に居候中。翔とは肉体関係アリの恋人同士。かなりラブラブ。実は昼ドラ好き。意外と現在の電子機器を使いこなしている。意外と器用。
潤 中将 (松本 潤)  源氏物語登場人物の一人、頭中将。智と同じように道に迷って、翔の家のベランダにたどり着く。雅紀の紹介で二宮の家に居候することになる。翔と智の関係を知り、男同士がどういうものなのか興味を持つ。実は智と常にライバルとして競うことに疲れも覚えていた。
櫻井 翔  21世紀に生きる普通のサラリーマン。生真面目な世話焼きタイプ。ある日、ベランダからやってきた智をその正体が物語の主人公だと知りつつ拾ってしまう。現在は智とお付き合い中。爛れた性生活を送っている。
櫻井 雅紀(相葉 雅紀) 翔の弟。人付き合いが上手く、世渡り上手。翔に頼まれて、ホストの二宮を紹介する。二人の正体を知っているが、いまいち信じきれていない。
二宮 和也 雅紀の友達。職業はホスト。彼女と別れて一人暮らしになったため、同居人を探す。潤の正体は知らない。押したらいけたのでそのまま食おうとしている。

<立読み>

 自分の身体を這いまわる二宮の手に、潤はいろんな意味で戸惑っていた。
 あちこちいろんなところを触られる。
 どこを触られても気持ちが良かった。
 こんな感覚は初めてだ。
 特に、乳首を弄られた時は動揺する。
 その場所で感じるなんて思わなかった。
 女のものは愛撫したことはあっても、自分がされたことはない。
 平安時代は、女性の方から男性に行動を起こすことはほとんどなかった。
 女性はただ受け入れる側で、男性女性が気持ちよくなるよう奉仕するのが役目だと教わる。
 だから二宮の愛撫には戸惑った。
 二宮はどこか楽しげに潤の身体を愛撫する。
 あちこち舐められた。
 臍まで舐められて驚く。
 だがそんなものではすまなかった。
 二宮はあーんと大きく口を開けると、潤の雄を咥える。
「!?」
 潤は声にならない声を上げた。
 そんなことをされるなんて、思わなかった。
 温かな口腔内に包み込まれる。
「そのようなことは……」
 動揺して、止めた。
「気持ちよくない?」
 二宮は咥えたまま、問う。
 微妙に歯が当たって、その度に身体がゾクッと震えた。
「そういうわけでは……」
 潤は口ごもる。
 正直に言えば、気持ちがいい。
 だが、それを打ち明けるのは恥ずかしかった。
「智くんはこういうこと、翔さんにしていなかったの?」
 二宮は尋ねる。
「!!」
 潤は思い出した。
「していた」
 櫻井の股間に智が顔を埋めているのを見て、とても驚いたことを思い出す。
「じゃあ、やってみようよ」
 二宮は誘った。

『あしが~る3』
<設定>

二宮 和也 男子高校生。ゲームオタクだがちょっとちゃらい。相葉とは幼馴染。うっかりタイムマシンを起動させて戦国時代にタイムスリップする。そこで松本藩の若君である潤と出会い、恋に落ちる。ちゃっかり関係を結び、行き場がないところを潤に拾われる。櫻井家の離れで生活することになった。一度現代に戻ったが、潤の運命を知って助けにやって来る。
松本 潤  松本藩の跡継ぎ。戦国時代の武将。年齢的には高校生くらい。二宮の勢いに負けて関係を持ってしまう。案外、押しに弱い。行き場のない二宮を家臣である翔に任せる。ただし、客人扱いはさせず、働かせるように命じた。
相葉 雅紀 天才かバカか紙一重の発明家。何の弾みかタイムマシンを発明してしまう。二宮に頼まれ、その後、何度もタイムマシンを起動することになった。
櫻井 翔  松本家の家臣。家は代々、松本藩の家老職を勤める。潤の守役を祖父ら引き継ぐ。幼馴染の智と関係を持っているが、恋人ではない。
大野 智  松本家の家臣。足軽。翔の幼馴染。翔と関係を持ってしまったが、櫻井家のためには関係を終わらせるべきだと思っている。二宮から未来を聞かされ、心が揺れている。


<立読み>

 二宮がいなくなり、翔は焦った。

 客人としてもてなすなと言われても、潤から預かったことに変わりはない。

 離れを用意し、不便がないように智をつけた。

 二宮は驚くほど何も知らない。

 異国から来たようだ。

 だが、働きは悪くない。

 馬番として生き生きと仕事に励んでいた。

 若君の役に立てるのが嬉しいと言う。

 そんな二宮に翔は好感を持った。

 だが一月ほど経ったある日、二宮は忽然と姿を消す。

 荷物を置いたまま、いなくなった。

 慌てて、翔は潤に報告する。

 事件に巻き込まれたのではないかと疑った。

 しかし、潤は意外なほど驚かない。

 そうか――と、ただ頷いた。

 自分のいるべき場所に帰ったのだろうと言う。

 捜索不要を言い渡された。

 探すなと言われれば、翔には何も出来ない。

 唯一可能なのは待つことだ。

 翔は智に離れに留まるように命じる。

 いつ、二宮が帰って来てもいいように部屋を整えさせた。

 翔には二宮がこのままいなくなるとは思えない。

 二宮と翔の付き合いは長くなかった。

 言葉を交わしたのは数えるほどしかない。

 だが、智から二宮の様子を聞いていた。

 潤への思慕は本物だと思う。

 その潤の側を二宮が簡単に離れるとは考え難かった。

 いつか戻ってくるのではないかと思う。

 そうであって欲しいと、寂しげな目をした潤のことを思い出しながら願った。

「わたしの家政夫くん」

<設定>
大野 智  二宮に誘われて家政夫として働き始める。何でも器用にこなすが、一つに集中すると他に手が回らなくなるポンコツ。その代わり、一点集中したた時にはすばらしい能力を発揮する。0か100で間がないタイプ。
櫻井 翔  エリートサラリーマン。家事をする時間が惜しくて家政夫を雇ったが、結局、大野の仕事中は在宅して見守るのであまり意味がない。
相葉 雅紀 男性社員のみの家政夫紹介所の社長。二宮とは幼馴染。
二宮 和也 相葉に誘われて、家政婦紹介所で家政夫として働き始める。松本の担当になり、頑張りすぎて溜め込みすぎる松本をなんとかしてあげたくなる。
松本 潤  会社員。仕事が忙しく、家のことは全て放置中。ゴミは溜め込まないが、洗濯物はたまる一方。外食にも飽きたので、手料理が食べたくなり家政夫を頼む。恋愛感情をもたれるのが面倒なので、家政夫が男性のみであることを謳っている相葉のところに頼んだ。

<立読み>

 みなさん、こんにちは。

 相葉家政夫紹介所です。

 家政婦ではなく、家政夫です。

 当社は女性の家政婦ではなく、男性社員が家政夫としてお客様に代わって家事を代行しております。

 女性を部屋に入れることに抵抗があるシングルファザーや独身男性のお客様。

 自分の留守中に他の女性に夫や子供と接触して欲しくない奥様。

 そういう方々に好評を頂いております。

 今日はわが社の家政夫の仕事ぶりを少しだけご紹介させていただきましょう。

 ぜひ皆様も家政婦がご入用の際は相葉家政夫紹介所の利用をご検討ください。

 

私の家政夫くん

 

 

 

 

 

 ケース1 エリートサラリーマンSさんの場合。

 

 エリートサラリーマンのSさんは30代独身男性のお客様です。

 自分で家事をするつもりは全くなく、家政婦の利用を検討されていました。

 しかし、S様は高給取りです。

 結婚相手として、数々の女性に狙われてきました。

 下手に女性に頼むと、好意を持たれる可能性があります。

 女性を家に入れるのは気が進まないご様子でした。

 そこで、家政夫が全て男性である当紹介所の出番です。

 まずは一回二時間、三日間のトライアルをご利用いただきました。

 

 相葉は大野を連れて櫻井の家に向かった。

 自分が運転し、助手席に大野を乗せる。

 トライアルの契約書を記入してもらい、客と家政夫を引き合わせるのは社長である相葉の仕事の一つだ。

 相葉が男性のみの家政夫が働く紹介所を始めてもう5年になる。

 最初はかなり怪しまれた。

 男性のみの家政夫紹介所なんて、女性をターゲットにしたデリバリーヘルスの一種ではないかと疑われる。

 出張ホストだと誤解を受けたことも少なくなかった。

 それは客だけではない。

 業界でもかなり肩身の狭い思いをしてきた。

 それでも少しずつクチコミで評判が広まる。

 三年目くらいからは客に困らなくなった。

 最近はむしろ人手が足りていない。

 相葉は苦肉の策で幼馴染に声をかけた。

 引きこもり体質なら家の仕事に向いているかもしれないと二宮を誘う。

 意外なことに、二宮は乗ってきた。

 ダメもとで誘ったので驚く。

 二宮は昔から何をやらせても器用だ。

 ただ、やる気があるタイプではない。

 入社の時には一応、テストをやった。

 一通りの家事が出来ないか試す。

 二宮はそれをまあまあの水準でクリアした。

 即戦力だと、期待する。

 しかも二宮はもう一人、友達を連れてきた。

 それが大野だ。

 大野も器用なタイプらしく、テストは問題なくクリアする。

 そもそも今の家事は昔に比べたらかなり楽になっていた。

<申し込みはメールで mi.sa@chive.ocn.ne.jp までお問い合わせください。詳細をお知らせします

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