西日本湯旅

西日本限定ですが、バイクや車で結構まめに温泉巡ってます。

緊急告知!![愛媛県の温泉・2施設閉館]

2007年10月31日 | 愛媛県の温泉
いよてつの湯
    ...閉館ッ。

松山市内の温泉2箇所、突然の閉館です。
それも10月30日、同じ日に。
2施設は距離にして5~600M位しか離れてません。
一体何が起こったのか?
早速現場に直行しました。
写真は全て10/31早朝のものであります。
     [近くの交差点にある看板]
     

[無人のエントランス]


         [通常営業終了の立て札のみ]
         

[外観はいつもと変わらず]

そもそも地元私鉄経営の「健康ランド」が閉鎖、「湯快爽快グループ」に運営委託したものの平日1400円などとばか高い料金設定が命取り、結局先月480円まで値下げしたが
時既に遅し...


いよてつの湯
  松山市南久米町3-1
   (089)955-7777
入浴時間 AM10~翌AM8
  入浴料金 1600円(オープン時)  

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たかの子温泉
      ...も閉館ッ。
     [こちらは演芸場・宿泊施設併設の老舗温泉施設]
     

["休館"と大書きされた立て札のみ]


     [いつも車で溢れかえってた駐車場も閑散]
     
40年以上もの長きに渡って愛されてきた温泉ですが、
利用客減少に加え昨今の原油高騰が追い討ちをかけ会社清算へ。
別会社に施設売却し来春にリニューアルの予定だそうで...

[回数券を買い戻すだけまだ良心的かも]


バイキング朝食+朝風呂入浴セットで900円をよく利用してました。
ここのお湯、微白濁&ヌルツルで結構気に入ってたのになぁ。

残念です...合掌


たかの子温泉  
松山市鷹子町744
   (089)975-0311
  入浴時間 AM5~AM0
  入浴料金 500円   





大分県の温泉・夜明薬湯温泉

2007年10月30日 | 大分県の温泉
夜明薬湯温泉
福岡県境に近い国道210号と386号を結ぶ「夜明大橋」
の袂にある公衆浴場です。





ここのお湯はナトリウム塩化物泉でとても滑らかと評判で、
近郊の方のみならず、遠路小生の様な温泉ファンを惹きつけます。

大浴場は巨大岩石が男女浴槽間を仕切る珍しい浴室です。
浸かるとヌルツル度もかなりのもので、湯口近くでは肌に細かい泡付がみられ
さすが自噴源泉掛け流し、お湯の鮮度が活きてます。

忘れてならないのが店名にもある薬湯です。
窓際に小ぶりな薬湯風呂があり強烈な臭いを発してます。
薬効は顕著なものの「男子の下半身局部」には、
その唐辛子効果の刺激が強すぎるらしく未体験のままです。



[オリジナル・マッチ表]


[オリジナル・マッチ裏]

5室ある家族風呂も人気で、時間待ちのお客さんが結構居ました。

一時期爆発的な人気を誇った「日田天領水」の
取水産地上流にあたるのでやはり
地下水・温泉は格別なんでしょうか?

関係ないけど、隣接する昔風食道のラーメン美味しかったです。



夜明薬湯温泉
  日田市高井町長谷714-3
  (0973)27-2809
  入浴時間 AM10~PM9(毎週火曜日休み)
  入用料金 350円

大分県の温泉・天ヶ瀬温泉

2007年10月26日 | 大分県の温泉
天ヶ瀬温泉・かじかの湯

大分県北西部にある、ここ天ヶ瀬温泉もメジャーな温泉地であります。

玖珠川を挟み、町営を含み10余りの共同湯があり、
「駅前温泉」「代官湯」「古湯」「湯益次郎温泉」「薬師温泉」「鶴舞の温泉」
どこに入ろうか迷ってしまいます。

スイス風の外観で有名な「ホテル・シャレー水光園」の
河鹿の湯をチョイスしてみました。


朝っぱらから河原の露天に入ってる酔狂な人間は、
小生くらいのもので、完全貸切独り占めでした。

写真撮ったり、お湯に潜ったり、湯口や源泉度チェックしたり、
循環排水口探したりの癖が着いてしまって、
傍から見ると奇異に映るでしょうね。



[露天専用階段から河原へ]

フロントで湯銭を支払いロビーを横切り
露天専用外階段から河原へと下りていきます。


まずは緑色のテントへ直行。
こちらが脱衣所になっており男女の仕切りは無し。
もち混浴であります。
真ッ昼間、河原の混浴露天風呂に入るには
オープン過ぎて結構勇気が必要ですよね。


[河鹿の湯全景]緑色のテントと湯船が二つ

玖珠川の水面と湯船の高さがほぼ同じで解放的な事、この上なし。

硫黄臭が鼻を突き、湯の華舞う湯舟に入ると
結構これが熱かったりして...


{脱衣所用テント}
男女兼用、女性にはチト辛いかも。

結局小一時間ほど浸かって、
肌がフヤけた頃に上がり
硫黄臭を体の奥まで染み込ませ満悦至極でありました。



河鹿の湯(シャレー水光園)
  日田市天瀬町桜竹485
  (0973)57-3140
  入浴時間 AM11~PM10
  入浴料金 600円
  

佐賀県の温泉・古湯温泉

2007年10月07日 | 佐賀県の温泉
古湯温泉センター
「がばい***」で何かと注目の佐賀県には
嬉野・武雄とメジャーな温泉地がありますが、
今日は「古湯温泉」のレポートです。


[古湯温泉由来]

川上川の上流に位置し、静かな谷あいのいで湯。
約2000年も前、秦の徐福による開湯。
その後洪水により埋もれたままだったのが江戸後期に、
岩場で怪我をした鶴が脛を浸して癒してるのを村人が
発見したと伝えられ、別名「鶴霊泉」とも呼ばれているそうです。


[古湯温泉街]



街中をブラブラし、地域の共同湯的な「古湯温泉センター」で
ちょい入浴して次の温泉地に向かう予定でしたが
ここのお湯にハマッてしまい居座ることに。

お湯はアルカリ性単純泉で無味無臭無色の清らかなお湯。
2つの源泉を掛け流し、結構ヌルヌル度も高く
微温めでのんびり長湯できます。

人が多くて浴室内の写真撮影が出来ませんでしたが、
年配の方が湯船の淵を枕にしまどろんでます。
別名「うたたねの湯」と呼ばれる訳です。

また飲泉も出来、ペットボトル持参の入浴客も多く
新鮮な源泉を湯口から汲み帰ってました。
口に含むと少し甘めのまろやかな味。

う~ん!!! これは素通り出来る温泉ではないと直感。
そう言えばここは宿泊客も受け入れていた筈...


[古湯温泉センター]

急遽宿泊予定に切替えて、
番台のオバさんに駄目モトで
  「連休だから空室無いですよね?」
暫らく奥で相談してるらしいヒソヒソ声がし
  「ひとり?普段は使ってない一番小さな部屋でもいい?」
異論などある筈も無く即答し一夜の宿を確保。

当日飛び込みの一人客は敬遠されがちなんですが
狭いから安くするという嬉しい条件付で商談成立。

一泊二食付で4500~ 食事は2Fの大広間で。

[フォークソング世代の下宿部屋を想い出させる3畳部屋]

結構年季の入った建物ですが
一夜の雨露さえ凌げるならば文句はありません。
宿泊者の特権で、早朝6時から温泉入り放題
というのが何より嬉しいですよね。


夜、散歩に出掛け軽く一杯と思って
ふらりと入った近くの居酒屋「明日香」。
ここで地元の方たちと意気投合し、
飲めや歌えの宴会モードになり、またまた痛飲。
楽しい一夜を過ごしました。

それにフィニッシュ・ラーメンで頂いた「元祖・明日香ラーメン」、
ホントに美味しかったなァ...



古湯温泉センター  
  佐賀県佐賀市富士町古湯835
  (0952)58-2135
  入浴時間 AM9~PM9
  入浴料金 300円 

熊本県の温泉・人吉温泉

2007年10月04日 | 熊本県の温泉

人吉温泉
日本三大急流のひとつ球磨川沿いに栄えた城下町「人吉」
温泉通にとっては外湯めぐりの楽しい土地であります。

JR人吉駅前には人吉城天守閣を模った時計台が鎮座・お出迎え。


駅観光案内所で紹介された{朝陽館}で旅装を解き、
早速外湯巡りを兼ねた散策へ。

人吉温泉は30本を超える泉源を持ち、湯量も豊富で
沢山の共同浴場があります。

そのひとつ「元湯」へ。
瓦葺のレトロチックな佇まいで浴室は明るく、
真四角のタイル浴槽がひとつとシンプルな造り。
源泉温が高い為若干の加水ありとの表示が。


泉質は炭酸水素塩泉で切り傷・火傷に効能有とか。
吐水口にコップが置いてあり、
柔らかな無味無臭のお湯は飲泉可なり。

宿から、人吉橋を渡り、城址公園傍のこの温泉に入って、
水の手橋から駅方面へ廻るコースを歩いてみました。

街中は温泉街特有の猥雑な嬌声も聞こえず、
しっとり落ち着いた雰囲気で、全国で数ある「小京都」といった風情。

この夜は「鮎料理に球磨焼酎」という最強の取り合わせで、
思わず痛飲してしまいました。

翌朝、宿で朝風呂(もち天然温泉)を戴き、
二日酔いも綺麗さっぱり解消してから、
急勾配をスイッチバックやループ線の走行で有名な「肥薩線」へ。

パノラマ列車に運良く乗車でき、鹿児島県の隼人駅まで車中の人。
小生、「鉄な人」ではないんですが
この列車の旅は超お勧めの観光ルートです。




人吉温泉・元湯
  熊本県人吉市麓町9
  (0966)23-3054
  入浴時間 AM6~PM10(正午~3時清掃休)
  入浴料金 200円