みなさま こんにちわ
以前の記事にも書きましたが、佐倉市の美味しい水を守るためにはどうすれば良いのか?を考え佐倉向日葵会では、佐倉市の我らが蕨和雄市長あてに申し入れ書を提出致しました。
その回答が、届いておりましたのでお知らせ致します
佐倉向日葵会が提出した申し入れ書全文は、以前の記事(佐倉市の美味しい水を守るために、蕨和雄佐倉市長あて申し入れ書を提出します!に全文掲載しておりますので、以下をクリックして申し入れ書をご確認ください。http://blog.goo.ne.jp/miokolove/e/2cfc2f5175da36a0949e1ebc9d94fbec
私たちの申し入れ書のポイントは、以下です。
現在上下水道部にて、佐倉市の安くて美味しい水の確保のためにご努力されていることは承知しておりますが、大多数の市民は水道事業の現状また、今後に関し、特にダム完成時に暫定井の使用ができなくなることについて把握していないのが現状ではないでしょうか。
そこで佐倉市民にとって欠かすことのできない重要なライフラインである水道事業について、広く佐倉市民に対しご説明をして頂きたく、佐倉市主催の住民説明会等の開催を求めます。
それでは、さきほど佐倉市役所から帰宅したおり、ポストにありました以下回答書を転載致します。
お寄せいただいたご意見について(回答)
日頃より、市政にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
平成26年11月13日付のご意見について、下記の通り回答いたします。
記
「佐倉市の水道ビジョン及び、八ッ場ダム・霞ケ浦導水の完成に伴い地下水源である暫定井が使用不可になることに関し、住民説明会等の開催を求める申し入れ書」
(回答)
市民の皆さまに安定した水を供給するために、恒久的に認められた井戸による地下水だけでは賄えない配水量に対しては、表流水に水源を求めざるを得ないことから、市では昭和62年から印旛郡市広域市町村組合を通じて八ッ場ダム建設事業の参画を行っております。
当事業につきましては、引き続き、進捗等の把握に努めるとともに、時期に応じ、議会等を通じて市民の皆さまへご説明を行って参ります。
また、暫定井戸の利用については、地下水は広域にまたがる「限りある貴重な資源」であることから、持続可能な社会を実現するためにも、千葉県及び関係市町と協議し対応するとともに、千葉県の長期水需要計画調査結果に記載されているとおり災害時の予備水源としての利活用を検討したいと考えておりますが、これらの点については、現時点では未だ方向性が不明確な状況となっております。
以上を踏まえ、暫定井戸については、今後、一定の内容が明らかになった段階で市民の皆さまに周知してまいります。
「八ッ場ダム建設事業の参画について」企業政策課 TEL 043-484-3374(直通)
「暫定井戸の利用について」事業管理課 TEL 043-485-1191 (直通)
文書作成者:秘書課市民の声担当 専決者:企画政策部長(福山 聡昭)
以上、転載おわり。
さてさて、皆さまいかがでしたでしょうか
私たちの提出した申し入れ書の回答として相応しいと思われますか?
私は、思いません
先ず第一に、
専決者は、企画政策部長の福山氏であり、蕨和雄佐倉市長ではありません。
私は、蕨和雄佐倉市長あて申し入れ書を提出したのです。
これでは、市長への手紙の意味がありません。
市長への手紙に対して、市長が回答しないのであれば、この名称を変えるべきです。
市長への手紙ではなく、市役所への手紙に変えるのが筋です。
第二に、
私たちの申し入れ書の主旨である、「佐倉市民にとって欠かすことのできない重要なライフラインである水道事業について、私たち佐倉市民が良く理解していない、ほとんど理解していると言えないので、広く佐倉市民に対しご説明をして頂きたく、佐倉市主催の住民説明会等の開催を求めます。」についての回答が、
八ッ場ダム建設事業の参画については、
「当事業につきましては、引き続き、進捗等の把握に努めるとともに、時期に応じ、議会等を通じて市民の皆さまへご説明を行って参ります。」
暫定井戸の利用については、
「災害時の予備水源としての利活用を検討したいと考えておりますが、これらの点については、現時点では未だ方向性が不明確な状況となっております。
以上を踏まえ、暫定井戸については、今後、一定の内容が明らかになった段階で市民の皆さまに周知してまいります。」です。
これが、質問の回答になっていますか?
もしも私が、住民説明会等の開催を求めます。という申し入れ書に回答するのであれば、
開催するのか?開催しないのか?について、
つまり
Yes! か No!か?
を答えなければなりませんね。
これは、日本の義務教育の国語を学んだことがあるのであれば、当然と言えますね。
しかし、この回答書には、明確な答えが書いてありません。
よって、この回答書は、回答書であって回答書ではありません
第3に、
回答書の中の
八ッ場ダム建設事業の参画については、
「当事業につきましては、引き続き、進捗等の把握に努めるとともに、時期に応じ、議会等を通じて市民の皆さまへご説明を行って参ります。」とありますね。
これは、私たちの申し入れ書の最後に明記した「市は、市民が自らまちづくりについて考え、行動することができるよう、情報を収集し、提供することにより、市民との情報の共有に努めなければならない」(市民協働条例・第六条)に、沿っていると言えるでしょうか?
私にはこの市民協働条例は、美辞麗句で掲げられた「絵に描いた餅」、「看板に偽りあり」としか思えません。
つまり、佐倉市は佐倉市民にとって大切なライフラインである水に関して積極的に、情報を公開する意思がないいうことです。
第4に、
回答書のなかに
「暫定井戸については、今後、一定の内容が明らかになった段階で市民の皆さまに周知してまいります。」とありますね。
つまり、いつものごとく、一定の内容が決定した段階で私たちにたぶん、HPやらなんやらで事後報告をすると言っているわけです。
ということは、
私たち一般市民と一緒に、この佐倉市の貴重な地下水の井戸を守る方法について、考えていく意思はないと宣言してあるのが、この回答書でございます
私たち佐倉向日葵会も、それほど水道事業に関して疎いわけではありません。
八ッ場ダムに関しても、暫定井戸についても、佐倉市だけの判断でどうこう出来る問題でないことは、百も承知でこの申し入れ書を提出したのです。
私たちも、佐倉市の暫定井を守るためにはどうしたらいいか?
行政と一緒に考え、その解決策を見出していくことはできないか?
ひろく佐倉市民、更には印旛郡市広域市町村組合に所属している市長村の方々と問題を共有して行きたいと真剣に考え、その最初の一歩となるように、この申し入れ書を我らが蕨和雄佐倉市長あてに申し入れ書を提出したのです
その申し入れ書に対する回答が、これです
いい加減腹が立ってどうしようもありません
佐倉市の水は、佐倉市役所のものでもなく、佐倉市長のものでもなく、佐倉市企画政策部長のものではありません。
私たち一般市民の宝であり、私たちが子供や孫のために守らなくてはならないかけがえのないものなのです。
さぁ、次のアクションをどうするか?
考えてみるとしましょう。
Never Give Up
何かいいアイデアはないですか?