見出し画像

宇田みおこ(実生子)の佐倉ひまわりだより 

令和5年2月議会 宇田みおこ最終日討論

みなさま こんにちは!
宇田みおこです。しばらく、ブログは🌻ひまわり通信🌻の発行のお知らせばかりでしたが、任期最後の議会も終わりましたので、4年間を振り返りとして、これまでの議会での討論や一般質問などを掲載してまいります。

1. 令和5年2月議会最終日 3月13日宇田みおこ討論
   
ひまわり会と市民オンブズマンを代表して、議案第1号に賛成の立場で討論致します。
 
議案第1号 令和5年度佐倉市一般会計予算
佐倉市は、本年4月に市長選挙がありますので、2023年度(令和5年度)予算を骨格予算として提案しました。市長選後の6月議会において、新市長による政策的予算を提案する予定です。本議案に関しては賛成いたしますが、以下要望をいたします。


1. 予算編成過程における市民向け予算説明会が長年開催されておりませ。
透明性の確保のために、開催する必要があると考えます。また、HP上で令和5年度当初予算編成について意見公募を行いましたが、市民の皆さまからお寄せいただいたご意見はありませんでした。市民の方々の意見を取り入れる努力を求めます。

2. リニューアルされた佐倉市HPですが、デザイン性は向上しましたが、残念ながら非常に使いづらく、検索をしても必要な情報を得ることが難しくなってしまっております。何のための、誰のための佐倉市HPなのかをお考えいただき、利便性の向上を求めます。

3. 佐倉市議会議長専用公用車は、他の特別職公用車に比較し、使用頻度も低く、経常経費削減のため庁用車の利用などへの転換を求めます。

4. 千葉県下10万人以上の市で、佐倉市議会のみが費用弁償(議会出席の際の交通費)の支給をしています。経常的経費削減のため廃止を求めます。

5. 普通税である固定資産税と異なり、都市計画税は目的税です。佐倉市の発展のため、都市計画事業(道路、水道、公園などの公共施設の整備など)や土地区画整理事業など、決められた一定の事業に使われなければなりません。
 また、都市計画税を課税するかどうかは、それぞれの地域における都市計画事業等に応じて、市町村の自主的な判断に委ねられています。当市では、近隣他市と比較し、早期に都市計画を進めてきました。都市計画に係る事業は減少しているはずです。よって都市計画税上限0.3%としている佐倉市都市計画税の税率引き下げの検討を求めます。

6. 通常一般経費について、令和5年度予算要求に当たり、マイナスシーリングを実施しませんでした。しかしながら過去において一定の効果があったと私は認識しております。また、各部局の政策について、プライオリティ・重点化の判断において、有効と考えますので、引き続きマイナスシーリングの実施を求めます。

7. 臨時財政対策債の5年度末利子負担見込み額を含むと17億7,535万9千円であり、過去5年間の推移をみても、臨財債の占める割合は60%に近付いており、佐倉市がいかに臨財債に依存しているかがわかります。地方交付税の法定率引き上げなどによって対応し、臨財債は廃止した方が良いと考えます。引き続き国への臨財債廃止についての要望、佐倉市としても極力、臨財債に頼らない財政運営に尽力頂けるよう求めます。

8. パートタイム会計年度任用職員については、図書館司書はじめ、教員資格・保育士などなど、国家資格を持っているにもかかわらず、報酬は少ないのが現状です。良い人材を確保するための福利厚生施策や報酬引き上げなど、より良い人材確保に努めることを求めます。

9. ハラスメントの通報数と比較し、精神的な問題からの休職者の数は多いと言えます。職員の職場環境を整えるのも大事な市役所の仕事です。佐倉市は現在、パワハラ被害などで自死をした職員のご遺族から、裁判を起こされております。ハラスメントで苦しむ方のいない職場を求めます。

10.西田市長の公約である臼井交番の駅前移転は、市民のみなさんも待ち望んでおられます。移転後の、水道道路沿いの跡地の有効利用についても、あわせて期待しております。

福祉関係について
社会の高齢化が進み、要介護者や障がい者の人口比率が上昇し障害の程度も重くなっている状態です。
佐倉市では、介護保険の認定者と障害手帳保持者は、合計で約17000人となっています。それぞれ市内人口の約5%になっており、合計で市内人口の約10%になっています。
そして、特別養護老人ホームの待機者は390人と多い状態です。

また、障がい者の入所施設に関しては満床であり、障がい者が入所できない状態と理解しています。しかし、この事に対する積極的な改善姿勢が感じられません。

グループホームに関しては、日中サービス支援型の利用者が満員となっていますが、他市の利用者が多く市内の利用者が少ない状態です。この事に関しても、ひっ迫感が感じられません。

市内の相談支援事業所に関しては、佐倉圏域には設置されていない状態が長く続いていますので、積極的に設置する必要があります。
コロナ禍もあり、上記の如く厳しい環境が続いてゆきますが、福祉対策としては、是非積極的に対処して欲しいと思います。

教育関係について
学校トイレの整備に関して
学校トイレの洋式化に関しては、佐倉市は全体で6年を要し、まだ残り3年を必要としています。現在は、金利も安い状態ですので、トイレの洋式化は可能な限り急ぐ必要があり今後の努力を期待します。

用務員の委託について
  佐倉市の学校教育においては、用務員の委託が行われており、これは県内で少ない自治体となっています。小学生、中学生などが生活する学校において、教員と用務員は密に連絡を取り合って学校運営を進める必要があります。しかし、委託の場合は密な臨機応変の連絡を取り合うことが難しく、この様な状態は教育環境としてふさわしくないと感じられますので、機を見ての是正を要望します。

以上、最終日の討論です。

*最終日の討論は、10分となっています。


  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「佐倉市議会」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事