goo blog サービス終了のお知らせ 

民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

“みんなで間違えれば怖くない”NO2??・・・

2009-12-21 21:14:47 | Weblog
昨日はインフルエンザについて書きましたが今日は私たちの日常の生活でなんかお

かしい問題についてお話します。

70年代初頭にトイレットペ-パ-の三角折が正しいマナ-として日本中に広がってゆ

きました。

次にトイレに入る人が引き出し易いように、と言う心遣いです。

ホテルのトイレも必ず三角折にしてありますよね。これは、ホテルニュ-オ-タニ

やホテルオオクラが同じようなトイレがたくさんあり、、何処まで清掃が済んだか

わからなくなるので清掃終了の目印に始めたものなので、日本中のホテルに広がり

ました。それを宿泊客が次に使う人への思いやりのマナ-と思い込んでしまったの

です。


しかし考えてみて下さい。

紙を折る時に手をきちんと洗ってから折っている人がどれだけ居るでしょうか??

自分が使ったそんままのながれで折っているはずです。だいいち、空港、駅、公共

施設のトイレのほとんどは個室に手を洗う所はありません。

三角折された部分は大腸菌の雑菌だけでなく、場合によってはクラミジア・カンジ

タ・淋病・・・等の菌が付着している可能性だってあるのです。

トイレットペ-パ-の最大の利点は、常に新しい紙を引き出すことが出来るという事

です。それをわざわざ他人の手、しかも用を済ませた後に触るという事はよく考え

れば変ですよね。


トイレットペ-パ-の話は最もだと思います・・・・昔「健康と菌」という話で病院

の先生の講義を受ける機会を得ました~~~まだ若い時に職場の研修でしたが、病

気の中には菌で冒されるものが沢山あるが、私達の身の回りに有る物の内一番身近

な菌は大腸菌であり、用を済ませて紙でお尻を拭いても散り紙50枚重ねても大腸菌

は残る、その菌を取るには石鹸で丁寧に洗う事が一番で、爪も指の付け根もよく洗

うのが良いと聞いた事がありますが、トイレットペ-パ-の三角折は正にその通りだ

と思います。


此の頃何時も感じる事ですが、私は調理をするので必ず石鹸を使用して手を洗いま 

すが、公共施設などでは石鹸を置いてない所が沢山あります、ドアのノ-ブなど不

特定多数の人が開け閉めしますが、こんな事を考える人が居ないのでしょうか??

書類もどんな方が菌を持っているか分りません、手を洗う石鹸ぐらい常設出来るの

は簡単な事ではないでしょうか。