
これは、目茶糞良い。5年前の作品ながら・・・
まだまだ埋もれた名作はあるものである。
テネシーはナッシュビルよりのパワーポップ・バンド。
サーフ・ポップとでも言うのだろうか、ビーチボーイズの感触を織り込んだ
美コーラス、ちと憂いもあるキャッチーな美メロ、様々なフックの効いた楽曲群、
ムーグ(モーグ)・シンセのアクセント、少年っぽい声質のボーカル、
なぜかフライングVで決める威勢のいいギターサウンド。
外れ無し、極上のポップ・ソングがここで聴ける。
全体の雰囲気はやはりシルバーサンが近いか。
バイオが分からないが、これがファーストなのであろうか。
THE PENDLETONESという前身バンドから改名したらしきである。
このペンドルトンズは、米国の洋服メーカーの名でもあり、
ビーチボーイズがデヴュー前に名乗っていたバンド名だが…。
本作はエクセレントレコーズによる日本盤で
冒頭にシングルリリースのボーナストラックを収録となっているが、
これが本邦盤のための再録とは偉業なり。
ところで、翌年に5曲入りシングルが出ている筈であるが、
個人的にはそのシングルの楽曲のほうがビーチ臭が薄らいでいて、
更に洗練されてて、ツボだったりもする。どこで買えるのやら。
1. Forty-nine Percent
2. Chase
3. What If?
4. Let's Run Away
5. Everything You Are
6. Where's the Rock and Roll?
7. April Showers
8. Let Her Go
9. Alone Again
10. What You Get
11. Dreaming
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