The Vibrators - Pure Mania（1977）

名盤ファーストアルバム「Pure Mania」（1977）を聴く。

ピストルズやダムドなどに比べて地味などの潜入感から
随分と後になって追体験したヴァイブレイターズ。
70'sスタイル、初期ロンドン・パンクの名脇役的存在ながら、
同時代のPOP PUNK、POWER POPの音源に
数多く触れた上で熟聴すると、なんとまあ、
こんなに素晴らしかったのですね、という再発見をすることになる名作。

この小気味良さ。
爽快なる刺激的な楽曲のポップさはバズコックスに比肩し、
ギターの瑞々しいディストーションサウンドには惚れ惚れする。

個人的傑出曲は＃9。このイントロが流れたら、
どこにいてもヘッドバンギングするであろう、鳥肌が立つフレーズ。

いぶし銀だがスカッとする、
胸のすくような興奮のポップ・パンクが炸裂する名作。

1. Into the Future....
2. Yeah Yeah Yeah
3. Sweet Sweet Heart
4. Keep It Clean
5. Baby Baby
6. No Heart
7. She's Bringing You Down
8. Petrol
9. London Girls
10. You Broke My Heart
11. Whips and Furs
12. Stiff Little Fingers
13. Wrecked on You
14. I Need a Slave
15. Bad Time