M.シュナchou chouとボルゾイ琥珀のblog

いぬとバラとヨーロッパ

生きていて欲しいと願う気持ち

2014-05-20 | 日記

今朝のこと。

家の中に入ってきたつばめちゃんを琥珀が追いかけ、かんでしまったらしい。

私が見た時にはすでに琥珀の牙がお腹に刺さったとこだったんだろう。

いったん床に落ちてすぐに飛んで逃げていったので、大丈夫かどうか心配しながらとりあえず仕事に出かけた。

仕事から戻って玄関のドアの前で1番に目に入ってきたのは血。一滴の血を見て今朝のツバメは大丈夫じゃないとすぐに分かった。

かわいそうに。しばらくして巣に傷ついたつばめちゃんが帰ってきたのでよーく見てみるとお腹に大きな傷が!!

 

呼吸も荒くとっても痛そう。

翼が無事だったのか、空は飛べるらしい。

まだヒナを育てないといけないのに、こんなことになってしまって、、、ごめんね。

琥珀はサイトハウンド。本能に従っただけで悪くはないんだけど、今は琥珀の餌してもらうわけにはいかないし。

とにかく手当てしなきゃ!!と思い、そうっと捕獲。

患部は微妙。開いて洗浄して邪魔なところを散髪し、徹底的に消毒。

 

微妙。専門医でないと、処置できないだろう。

 

実は私、子供のときから不思議なことがよく起こる。

見えるはずのないものがみえたり、聞こえるはずのないものが聞こえたり。

誰かがつんつんしてきたり。

人の探し物の場所が見えたり。

だから、本当にそんな不思議な才能があるんだったら、神様どうか、この子がどうなりたいのか、お話させてくださいってお願いしたの。

そしたら、手の中のつばめちゃんから伝わってきたのは

ひたすら怖い怖い怖い、、と恐怖しかなくて。

分かったから、でもどうしたいの?助かりたいの?って聞くと

今度はヒナのイメージが伝わってきた。

そうか、自分のことよりヒナのことが心配なんだ。それじゃあもう少し頑張ってみて。

痛いところ、治してくれるヒトのところへ連れて行ってあげるから!!

それから、ネットで調べて総合診療しているクリニックに問い合わせしてみるも、ツバメは診ませんとのこと。

それでもなんとか、縫合だけでもしてもらおうと別の病院へお願いしてみたところ、

たぶん助からないでしょうけど、いつでも診てあげますよと言って下さったので、すぐに連れて行った。

案の定、これは何とも言えませんね。って言われた。

でも大丈夫よ!痛い思いさせてごめんね!ヒナの所へ帰ろうねってはげましながら、洗浄、3糸縫合、抗生物質も塗ってもらった。

本当にかわいそうに。すんごく痛かったのに最初の1糸目にバタついただけで、後はじっとしていてくれた。

 

私の顔をじーっとみてる。よく頑張ったね!もう大丈夫だよ!早くお家に帰ろうね。

今度は安心が伝わってきた。ずっとずっと私の顔を見ている。

本当に心がきれいだなぁって思った。

絶対に生きていて欲しい。

 

処置をしてくださった獣医さん、ほんとに良い方だった。

よかったね。優しい人に保護されてって、つばめちゃんに話しかけてくれた。処置の途中でも痛いことしてごめんね。って言いながら。

 

一先ず出来ることはしたけど、あとはどうにも。願うしかないし。 生きようとする力があれば助かるかもしれないし。

みんなの願いよ、届け!!

 

とっても可愛らしい顔をして、目にも力がある。

しっかりと気を送り込んで放してあげると、一気に何十メートルか先まで飛んですぐにヒナの元へ。

よかった。親だもの。子供のためならしんどくても頑張れるよ。

しかし、お父さんつばめだけじゃ、当分は食料物資が間に合わないかもなぁ~

どうなるんだろ?この先?

虫の配給までしないといけなくなりそうな予感。

 

あ~ 勘弁してよぅ

 

 

 



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