潜在意識のタイプ分析『マインドタイプ心理学』

潜在意識のタイプから、自分だけのライフワークを見出す心理学で、
心から幸せな“成幸者”になりませんか?

劣等感の上手な使い方

2016-08-22 18:13:03 | 日記

こんにちは!
心と意識の専門家マインドタイプのもっちこと望月です。


 


本日は、劣等感の上手な使い方についてお送りします。


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先日も、劣等感を感じてしまって全然前に進めないという
お悩みを聞きました。
あなたは、
『劣等感』や『嫉妬』を感じることってありませんか?
その何となくネガティブな感情で、
「自分はダメだな~」なんて思ってしまうことってありますね。


 


よく心理学や自己啓発の世界では、


「嫉妬するのをやめましょう~」とか、


「劣等感を感じる必要はありません。あなたは今のままで素晴らしいんだから」


なんて言ったりしますが、
はっきり言って無理です。
感じる時は、ちゃんと感じます。
劣等感、嫉妬、不満足、妬み・・・


これらは、動物的本能でもあり、生きるためのセンサーでもあるからです。
例えば、ライオンのオスは群れを乗っ取り、自分の子孫を残そうとします。


もし、劣等感や嫉妬する気持ちが無ければ、
自分は子孫を残すことができません。
劣等感は相手の力量を瞬時に計り、無駄な争いを避けることにも有効なセンサーです。
縄張りや群れを持つ動物は、
嫉妬の原型とも言えるこの感情を持っているといわれています。


 


ですから、ぼく達人間がこの感情を感じないという事はありえないし、
感じることは普通のことです。


みんなにプログラムされた感情です。


 


ただし、そこには健全な使い方があって、


間違うと、ただただ自分を苦しめることになっていきます。


その使い方を簡単にお伝えしたいと思います。


 


まずこの感情が生れるのは、


『相手と自分の比較』によって生じてきます。
人と比べることによって生まれるのですが、


その『他人と比べたままにする』ことは、


自分を責めてしまうだけで、心を不健康なものにしてしまいます。
実は、嫉妬を感じる裏には、


『自分もそうなれる!』という想いが隠れています。
だから、湧き上がってくる感情でもあるんですね。
例えば、あなたのライフワークがピアノ奏者の場合、
同じピアノ奏者には嫉妬を感じることもあるでしょう。


でも、ポケモンGOのようなアプリを作った人を見て
嫉妬や劣等感を感じるでしょうか?


凄いね~とは感じても、嫉妬はしませんよね。


逆にアプリ制作者なら嫉妬を感じると思います。
このように、実は劣等感や嫉妬を感じる相手とは、


自分もそうなりたいし、なれると思えるような、


『理想の自分を見せてくれている人』ということでもあるんですね。
この視点が超重要です。
劣等感を成長のエネルギーに転換するには、


『他人と、自分との比較』から、


『理想の自分と、今の自分の比較』に変換させて使うことがカギです。
他人との比較のままでは、エネルギーを下げるだけです。


 


この変換を上手にやっている人が、


オリンピック選手のように、黙々と練習に打ち込めるような
成長のエネルギーとして有効活用しています。
ネガティブな感情も、上手く変換するとエネルギーに変えていけますよ(^^)/
本日も、お読みいただきまして
ありがとうございました。