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うつ病と家族。~妹がうつになってしまいました。~

妹がうつ病になってしまいました。
うつという病気に、家族として向き合った闘病の内容です。

一歩ずつ前に・・・。

2013年11月19日 10時01分00秒 | 日記
フルニトラゼニパム減薬、17日目。

妹の体調は、離脱症状が長引いていて、
起き抜けの辛さや、日中の身体のダルさ、心臓の痛みを訴えています。

私「今日は、どうだった?」
妹「うん。あまり変わらない。」
 「朝、起きる時がとってもつらくて、起き上がれない。」
 「落ち着かないし、横になっていると不安感が強くなってくる。」

私「減薬を始めたときとくらべてみて、どう?」
妹「うん。先週よりも楽になっているのは分かるよ。」
私「心臓の痛みは?」
妹「起きるときに痛くなるけど、前よりは痛くないよ。」

本当にゆっくりですが、回復に向かっていることが分かります。
1日1日では、大きな変化はなく、苦しんでいる状況しか分かりませんが、
1週間、2週間の単位では、少しずつ良くなっていることが分かります。

長い時間、苦しんでいる妹に我慢をさせることも、家族としてもつらい作業です。
離脱症状が緩和してくることを一緒にジッと待っていることも、忍耐力が必要になってきます。

あと2週間くらいで体調は安定してくれるでしょうか。
今月はこれ以上の減薬はせず、ゆっくり休ませてあげたいと思います。

33回目の減薬。14日目。

2013年11月16日 21時20分42秒 | 日記
フルニトラゼニパム減薬、14日目。

また新しい症状が出てきてしまいました。

いつものように、夕方、妹に電話をしたときのことです。

私「今日は、大丈夫だった?」
妹「変わらないよ。」
 「朝は起きるのがとてもつらいし、
  昼間はダルくて動けない。」
私「心臓の痛みはどう?」
妹「起きるときにまだ少し痛くなる。」
私「他に何か症状は出ていない?」
妹「ん・・・。」
 「最近、ご飯の味が良く分からなくなってきてる。」
私「甘いとか、辛いとかが分からないの?」
妹「どれを食べても、味がしない・・・。」

詳しく聞いてみると、どうも味覚障害が起きているような感じがしました。
チョコレートのような甘いものは分かるようですが、
塩加減や、素材の味がほとんど分からにくなっているようです。
いままでの減薬では、こういった症状はありませんでした。
まったく原因は分かりませんが、
減薬による離脱症状以外に、心当たりがありません。

味覚障害を調べてみると、「亜鉛の不足」ということが、
すぐに検索で分かります。
食事による偏りなのでしょうか?
しかし妹は、好き嫌いはほとんどありませんし、
レバーや魚介類なども良く食べてはいます。

以前は、手の震えや目の痛みなども離脱症状でありました。
味覚などの神経に何か症状が出ているのか心配です。

とりあえず、亜鉛のサプリメントを服用させてみて、
1週間ほど様子を見ようと思います。

週明けには、また血液検査を受けさせようかと、
考えています。

もう、こういう苦しみからは、早く妹を解放してあげたいです。

「フルニトラゼパム」とはどんな薬か?

2013年11月15日 13時24分55秒 | 日記
妹の減薬を進めている中で、
酷い離脱症状に苦しんでいる様子をみていると、
「フルニトラゼパム」という薬が、
どれほど危険な薬かということを実感しています。

ネットで調べると、「フルニトラゼパム」は、
中間型の睡眠薬だということはすぐに分かります。、
たぶん、それだけの情報で服用を始めた方が多いのではないかと思います。

また、
「薬物依存におちいる危険が少ない薬です。」
という表現も多く記載されています。

では、どうして妹はこんなにも苦しむようなことになったのでしょうか?
単なる、個人差によるものなのでしょうか?
それとも、長期服用をしていることが原因なのでしょうか?

少し深く調べていくと、
「フルニトラゼパム」はアメリカへは持ち込みが禁止されている薬だということも分かります。
アメリカでは「麻薬」とされているようです。

私の感覚では、医者が「麻薬」を処方しているようにしか思えません。

もう一つの効果として、
「神経症、うつ病、心身症における不安・緊張・抑うつ、睡眠障害にも効果があります。」
という記載も多くあります。

この、「不安・緊張・抑うつ」を抑える効果が、
私にとってはとても疑問です。

妹の減薬で、不安になったり、落ち着きがなくなったりしているのは、
この抑えている効果が弱くなからだと思います。
では、妹はそんなに不安や悩みがあったのでしょうか?

私が、「何か不安があるの?」
と聞くと、
妹「何もないけど、とっても気分が落ち込んでいて、
  なぜか不安が大きくなっている。」
 「横になっても落ち着かないよ。」
と答えています。
不安の原因そのものも分からないのです。

もともと無い不安感を、薬を服用することによって、
無駄に脳に働きかけているぶん、
減薬するときに反動で不安が増大してるのではないかと予想しています。

これは「薬への依存」という表現ではなくて、
「薬の呪縛」というのが正しい表現だと思います。

睡眠を促すだけの薬ならいいのですが、
薬の裏側に、こういった隠された影響があると知っていたら、
本当に服用したでしょうか?

はたして、「フルニトラゼパム」は、
薬でしょうか?
麻薬でしょうか?

33回目の減薬。12日目。

2013年11月14日 11時48分01秒 | 日記
フルニトラゼニパム減薬、12日目。

昨日あたりから、離脱症状の緩和の兆しがみえてきたのですが、
それでも、身体のダルさはまだまだつらいようです。

私「今日は、大丈夫だった?」
妹「とっても身体がダルいよ。」
 「横になっていても落ち着かなくて眠れないし、
  起きていてもジッとしていられない。」
 「気持ちが落ち込んできて、やる気とかもなくなっている。」
 「何も考えられないような感じ。」

離脱症状のピークは過ぎたように思いますが、
 中途覚醒
 起き抜けのつらさ
 身体の怠惰感
 落ち着きのなさ
などは、まだ続いていて辛い時間を過ごしていることには、
変わりはいようです。

身体のダルさが少しだけ楽になったという程度でしょうか。
離脱症状が完全に落ち着くまでには、あと2週間くらいはかかるのかもしれません。

フルニトラゼパムは、純粋な睡眠薬の中では、もっとも強い薬だと言われています。
逆に考えると、それだけ減薬をすることも難しい薬だと思います。
ネットで検索をすると、フルニトラゼパムは副作用も少なく、
リバウンドも少ないと書かれているページもあります。

妹の離脱症状は、個人差なのか、それとも長期服用の影響で、
耐性が出来ているための禁断症状のようなものなかは分かりませんが、
けっして簡単に止められるような薬とは思えません。

「フルニトラゼパムは筋弛緩作用も比較的強い」

という記載もあり、心臓の痛みは減薬によって、
筋弛緩とは逆の作用が起こっているようにも思えます。

睡眠薬として服用しているはずなのに、
筋肉にまで影響を及ぼしている薬だとすれば、
長期服用をするような薬ではないでしょう。

いまの私には、妹の話を聞いてあげることくらいしか出来ません。

33回目の減薬。11日目。

2013年11月13日 07時43分12秒 | 日記
フルニトラゼニパム減薬、11日目。

やっと、妹の離脱症状の緩和の兆しが見えてきました。

私「今日は1日どうだった。」
妹「少しだけ、良くなったような気がする。」
私「どんな感じだったの。」
妹「家にいても落ち着かないから、外に少しだけ出たんだけど、
  前よりは辛くはなかったよ。」
私「外に出てみたの?」
妹「うん。少しだけだよ。」
 「でも、まだ朝は起きづらくてつらいよ。」
私「心臓の痛みは治った?」
妹「起きるときに少しだけ痛みがある。」

妹の口から、
「少しだけ良くなったみたい。」
と聞けただけでも、私はとても安心しました。

あと、どれくらい苦しみが続くのか?
もう、無理をさせずに、薬を戻した方がいいのだろうか?

そう何度も考えながら、私自身がたくさん迷っていました。
良くなる兆しが見えてきただけでも、
この10日間余りを我慢してくれたことが無駄ではなかったと思えます。

このまま、緩和する方向に向かって欲しいです。