キ上の空論

小説もどきや日常などの雑文・覚え書きです。

蛇穴をいづわが旅の宛のなく

2020年02月07日 | 日常
 昨夜は眠気に負けたので追記出来なかったけど、まず、仮名遣いを間違えました。冴えかへる、でございます。タイトル部分はあとから修正できないのに寝ぼけながら打つからこんなことに。よいこはまねしないでほしい。

 昨日の話(日付をまわっていたので実際には今日ですが)。
 私は80年代に漫画に関する価値観と感性を育てているので、漫画に関しては昭和脳です。そういう日本の個人の感想としては「パンチが効いた」で済むけど、それはないでしょって言いたい人がいるのはわかります。さすがに外国に流通させるならそこは外国用に差しかえるだろうと思ってたらそのままだったのね。チェックスルーの理由として編集部若いなと思いました。あの単語が被験体の隠語として出てくるメジャーな本が森村本だとして、私の年齢であの本を読んでいるのは進学校で学年で二人いれば多いくらい。学校の傾向と対策によりますが、タイトルはあの系統の人ともめた辺りの話で見たことはあっても、読んだという人はそんなにいません。
 漫画の作者も編集者も私より若い方たちなので、その辺の情報に触れる機会はなかったと思います。
 大学で日本の近現代史とってもそこら辺は出なかったので(関東軍の残念さ加減を学んだ辺りで時間切れでした)、個人的な興味で何でもめたのかと読んだだけなのですわ。つまり、普通の日本人はまず知らない。
 戦時の日本における人体実験を扱った部分のある作品としては、比較的若い人に読まれているのは「創竜伝」でしょうか。娯楽小説なので、実験をしていたという輩は清々しいほどグズです。現代的な表現をするなら、まさにそびえ立つクソ。お察しいただけるとこでしょうけれども、当該キャラは件の呼称を使っていません。
 認識が足りないと言うより、かつて街宣カーで人を威圧する反社会的集団(みたいに一般人と別の世界にいた人々)ともめた曰く付きの本が、件の単語をその意味で書いている本としては今も手に取れるなかでは最新作という状況です。たぶん。新版も大分昔に文庫で出たかなってくらい(私が読んだのはこれ)。
 もう一度同じことをしようとする輩が現れることはないと思うけど、もしそうなら、失って困るものをあらかじめ政策の失敗を押し付けられる形で奪われ続けた世代である私たちの誰かが、テロを起こしてでも止めるんじゃないかな(私のメンタリティがテロリストなだけか)。物騒な話はフィクションのなかでおさまっててくれるのが何よりありがたいけどね。
 それはそれとして、便乗して暴言吐いてた連中は、ここで止まれなかったら本当に病人認定して病院に放り込んで、ネットツールから離れた暮らしをしたほうがいい。止まるためのきっかけと言い訳は用意してもらったわけだから。その立場でもない人が正義ぶって大きすぎる声で人を傷つけ否定のための否定の言葉を浴びせるのは正しくもないし偉くもない。
 すばやい人海戦術で応援を呼び掛けた方々はすばらしいですわ。感心してみてただけで何だか申し訳ない。
 まだ出てこないあのキャラの⬛⬛と関わりがあるからあの名前だったりしたのかなとは、ちらっと思ったけど、さしかえ後の名前はヒントになっちゃうかもね。それはそれで期待しよう。

 風花雪月、外伝は番号順にしようか、レベル順にしようか、迷います。ペトラがかっこいいのよね。
 青獅子の踊り子はうっかりドロテアさんにしてしまいました。クラッセの子から選ぶつもりだったのに! 寝不足はこれだから困りますわ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冴えかえるコンクリートの乾... | トップ | 蕗味噌をトーストにのせ朝支度 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日常」カテゴリの最新記事